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筆算と珠算式暗算の融合

2011年12月02日 11時34分11秒 | 教室

いま巷では2桁×2桁の暗算が注目されています。

まず、最初にインドのかけ算が注目されました。

インドでは、指導者の目標として19×19までのかけ算九九を暗記するように

児童に指導しているそうですが、中には99×99までの暗記に成功している児童もいるようです。

さて、最近週刊誌などで話題になっている2桁×2桁の暗算が短時間でマスターできるという計算法ですが

基本的には珠算式暗算とまったく同じです。

珠算式暗算はすべての計算過程をワーキングメモリーと右脳のイメージを利用して暗算しますが

今話題の計算法は紙に書いて重なりの部分を足し算する方法です。

ネックになるのは、この足し算の部分です。

そろばんでの暗算トレーニングは短期間では身に付きませんが

2桁2口の暗算能力は比較的短期間で身に付きます。

インドのかけ算を例にとると2桁×2桁を「暗記する方法」と

「ひっ算式でかけ算をして確定の答えを記入する方法」の二種類があります。

私は、かねてから筆算と珠算式暗算の融合を念頭においていました。

その中で一番のポイントとなるのが加算と減算です。

この部分は珠算式暗算を使用するのが理想的です。

教室では2桁2口の暗算が可能になった生徒から

インド式の2桁×2桁の計算方法を指導している最中です。

もちろん、暗算検定試験の3級に合格すれば

正規の2桁×2桁のトレーニングにはいりますが

それまでのつなぎとお考えください。

下記の問題は、最近、かけ算九九の暗記を終えた生徒で

2桁2口の暗算が可能な生徒はすらすらと答えを記入していきます。


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