パナソニックモバイル、Infineonのマルチメディア・プラットフォーム・ソリューションを採用 (ITmedia)
インフィニオンのマルチメディア・プラットフォーム・ソリューションをパナソニックモバイルが新しいUMTS携帯電話ハンドセットに採用(Infineonプレスリリース)
Infineon は14日、パナソニックモバイルコミュニケーションズがInfineonの3G携帯向けリファレンスプラットフォームを採用したと発表した。パナソニックモバイルは2006年中にこのプラットフォームを使用した携帯電話を出荷するという。
このプラットフォーム「MP-EU」は 3G である UMTS の他に、ヨーロッパで主力の 2G(2.5G) である EDGE, GPRS, GSM もサポートしている。また、Bluetooth や Assisted GPS、WLAN などもサポートしているという。
GPS は Infineon の MP-EU 関連のページ より Global Locate の Hammerhead と推測される。
日本の海外向け携帯電話事業は総じて(SEMC を除いて)うまくいっていないというが、パナソニックモバイルはこのプラットフォームを用いて安価に携帯電話を設計し、再度打って出るのだろう。日本の Vodafone 3G 向けに開発する、ということも考えられる。
気になるのは DoCoMo 向けのケータイに採用するのか、だが、OMAP を採用している現状から言うとそのプラットフォームをすぐには変えるとは考えられないので、可能性は少なそうだ。
次に、A-GPS はどの技術を想定しているのか? というのが気にかかる。Infineon と言えばInfineonとGlobal Locate、携帯用A-GPS受信ICを共同開発(ITmedia)の記事で取り上げられたように Global Locate の高感度 GPS を持っていて、冒頭に挙げたように MP-EU の情報に Hammerhead という名前が見えることより、Hammberhead が使われていると考えてよさそうだ。ただ別記事で書いたように Global Locate は Infineon のライバルである Freescale にチップを供給しているというのは気になるところでもある。
インフィニオンのマルチメディア・プラットフォーム・ソリューションをパナソニックモバイルが新しいUMTS携帯電話ハンドセットに採用(Infineonプレスリリース)
Infineon は14日、パナソニックモバイルコミュニケーションズがInfineonの3G携帯向けリファレンスプラットフォームを採用したと発表した。パナソニックモバイルは2006年中にこのプラットフォームを使用した携帯電話を出荷するという。
このプラットフォーム「MP-EU」は 3G である UMTS の他に、ヨーロッパで主力の 2G(2.5G) である EDGE, GPRS, GSM もサポートしている。また、Bluetooth や Assisted GPS、WLAN などもサポートしているという。
GPS は Infineon の MP-EU 関連のページ より Global Locate の Hammerhead と推測される。
日本の海外向け携帯電話事業は総じて(SEMC を除いて)うまくいっていないというが、パナソニックモバイルはこのプラットフォームを用いて安価に携帯電話を設計し、再度打って出るのだろう。日本の Vodafone 3G 向けに開発する、ということも考えられる。
気になるのは DoCoMo 向けのケータイに採用するのか、だが、OMAP を採用している現状から言うとそのプラットフォームをすぐには変えるとは考えられないので、可能性は少なそうだ。
次に、A-GPS はどの技術を想定しているのか? というのが気にかかる。Infineon と言えばInfineonとGlobal Locate、携帯用A-GPS受信ICを共同開発(ITmedia)の記事で取り上げられたように Global Locate の高感度 GPS を持っていて、冒頭に挙げたように MP-EU の情報に Hammerhead という名前が見えることより、Hammberhead が使われていると考えてよさそうだ。ただ別記事で書いたように Global Locate は Infineon のライバルである Freescale にチップを供給しているというのは気になるところでもある。