PSP向け「みんなの地図」発表

温泉からメイドカフェまで――ゼンリンのPSP向け地図ソフト登場 (ITmedia)
ゼンリンニュースリリース
みんなの地図(ソニースタイル)
みんなの地図(ゼンリン)

　ゼンリンおよびソニースタイルは1日、PSP向け専用地図「みんなの地図」を発表した。発売は4月20日とのことだ。
　また、「みんなの地図」用のガイド情報もダウンロード販売される。

　地図の縮尺は8段階。UMDの1.8GBという大容量を活かした地図のようだ。また登録したスポット情報を無線LANで交換することもできる。

　以前 PSP が発表されたときには GPS も参考展示されたことがあるらしいが、この地図に GPS が使えればかなり強力な地図搭載装置になりそうだ。下手なPDAよりもよっぽと便利に使えるように思える。

ランドセル商戦、防犯機能に高い関心

ランドセル商戦、防犯機能に高い関心 (asahi.com)

　春の入学シーズンに向けてランドセルが売れる時期だが、防犯機能を持ったランドセルが関心を集めているという。

　記事によると、高島屋ではGPSつきランドセルが全国19店舗で200個売れているという。悲惨な事件が続いているだけに防犯機能を持ったランドセルを購入したいという親御さんの話も載っていた。

　このGPSつきランドセルとは、高島屋のページによると 協和 オリビエランドセルのオリビエナビランドらしい。GPSはココセコムだ。

1月のGPS・地図関連ニュース

　1月のGPS・地図関連のニュースをまとめてみた。

＜うるう秒挿入＞

　もう皆さん忘れてしまったかもしれないが、2006年1月1日9:00JSTにうるう秒が挿入された。特に大きな混乱は聞いていない。


＜アメリカGPS動向＞

　昨年末には EU のガリレオ計画が本格始動して注目を集めた。これに負けじと、アメリカアメリカのGPSも技術革新を進めている。


＜「だいち」(ALOS)打ち上げ成功＞

　精細な地図作成に期待できる陸域観測技術衛星「だいち」が数度の延期の末、1月24日に打ち上げられた。打ち上げは成功だが、２度のトラブルに見舞われている。幸いなことに致命的な影響は現状無いとのことだ。


＜GARMIN の新GPS＞

　GARMIN から、新ForerunnerおよびCx シリーズがついに発表になった。
　Cx シリーズの登場は噂では聞いていたが、SiRF 製 GPS チップを主力のハンディGPSに使うという、驚くべき選択だ。
　日本での発売は聞いていないが、アメリカではそろそろ出回っている頃だろうか。


＜SiRF の新技術＞

　民生品 GPS チップメーカ SiRF はヨーロッパの展示会 3GSM 向けに新たな技術を発表した。Bluetooth との統合と高速測位技術だ。
　Bluetooth との統合は、最近の機器メーカの商品戦略に合致したものだ。高速測位はユーザの要求を捉えているものだが、実際に導入するのはそう簡単ではない。
　来年くらいにユーザはこの恩恵にあずかれるだろうか。


＜au の GPS への取り組み＞

　au は音声認識サービス「声de入力」を発表した。最初はナビサービスに導入し、これによりナビがより使いやすくなることを目指している。GPS に関しては NTT DoCoMo との差は開くばかりだ。

　また、マピオンでは電子コンパスを用いたサービスの展開を始めた。流行るかは別にして、発想としてはおもしろい。


＜子どもの安全とGPS＞

　昨年から続いて、子どもの安全と GPS にそれなりの注目が集まっていて、一般紙にも取り上げられている。
　この流れはまだまだ続きそうだ。

　昨年は NTT DoCoMo キッズケータイの発表に注目が集まったが、au も ジュニアケータイ を発表した。
　ただ、子ども向けケータイとしては、au がそもそも勝る GPS 機能以外はキッズケータイの方がよさそうだ。


＜ハンディカーナビ＞

　異常に高価なカーナビ市場に風穴をあけることになるのか、PDA タイプのカーナビが登場している。
　注目される 迷WAN を擁する Broadzone のページは1月31日リニューアルして、迷WAN関連の情報が増えてきた。