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Audirvana Plus Windows版でnano iDSD Black LabelとMQAを試す

2018-06-30 20:59:14 | パソコン
 Windows 10用「Audirvana Plus」パブリックβ版が提供開始ということでAudirvanaのサイトを見たところ、既にTrial版がダウンロードできるようになっていたので試してみることにした。

 目的はiFI-Audio nano iDSD Black LabelでMQAを試すこと。nano iDSD Black Labelは対応ファームウェアに更新済だが、当時は「MQAコアデコーダ」に対応したソフトウェアが無く、MQAを試すことができなかった。
 今回Audirvana PlusのWindows版がリリースされ、レビュー記事によるとMQAコアデコーダに対応していたため、今回試すことにした。

 MQAのサンプル音源はe-onkyoのものを利用した。

 Audirvana Plusの設定は特に難しいところは無く、右下のUSBのようなアイコンで出力デバイスを選択して、"DAC not detected as MQA use as"で"MQA Renderer"に変更したことくらいだろう(自動的にはMQA Rendererとは認識しなかった)。なおここではASIOで設定している(試した限りでは、WASAPIにするとDSD非対応と認識されてしまう。
180722追記:WASAPIでは「Native DSD streaming method」を「DSD over PCM 1.1」に設定するとDSD64までは対応できる。DSD256を再生したところPCMに変換されてから送出された)



 Audirvana Plus上でサンプル音源を指定したところMQAと認識し、



 nano iDSD BLのLEDが、MQAを示すMagentaに点灯することが確認できた。




 ただ、ハイレゾ音源を購入しようとして、フォーマットが複数選べるときに、MQAを選択するかは分からない。現状MQAコアデコーダであるAudirvana Plus以外では、MQAのサンプル音源はsampling rate 44.1KHz見えてしまうためだ(Audirvana PlusがMQAコアデコーダの機能により88.2kHzに展開して、さらにnano iDSD BLがMQAであることを認識して352.8kHzにレンダリングしているとのこと)。

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