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u-blox、CEATECでGPSモジュールなどを展示

2008-10-13 22:38:54 | GPS
ユーブロックス、「AMY」モジュールで、世界最小のGPSレシーバーを実現 (プレスリリース)
ユーブロックス、プロダクト・イノベーション オブ・ザ・イヤーを受賞 (プレスリリース)
画期的な50チャンネル LEA-5 GPSモジュールシリーズを発売 (ELISNET)
【CEATECプレビュー】スイスu-blox AG,8mm×6.5mm×1.2mmと小型のGPSモジュールを発表 (Tech-On!)
【CEATEC】スイスu-blox AG,電源電圧+1.8Vで動作するGPSモジュールを発売 (Tech-On!)

 u-bloxがCEATEC2008でブースを構えていたので、見に行ってみた。

 メインは、新開発の第5世代測位エンジン、u-blox5を内蔵したGPSモジュールだ。
 感度は-160dBm。高感度と言われる SiRFstarIII よりもさらに若干良い。
 売りの1つは「初期測位時間(位置検出を開始する際に最初の位置情報が算出されるまでの時間,TTFF:time to first fix)は1秒以下とする」(Tech On!)のようだ。ただし「同社のAssistNow A-GPSサービスと組み合わせて使えば,この第5世代のチップおよびモジュールは1秒以下で衛星を捕捉できる」(ELISNET)とあり、この点には注意が必要だ。。

 なおu-blox社のページによると、同社の A-GPS サービスには2種類ある。AssistNow OnlineとAssistNow Offlineだ。
 AssistNow Onlineはケータイなどで使われるA-GPSサービスで、測位時に必要なデータをネットワーク経由で取得するもののようだ。データの有効時間は2-4h。このとき、TTFFが1s以下となる。
 もう1つのAssistNow Offlineは、データの有効時間が14日間であることが特徴だ。すなわち、一度ネットワーク経由でデータを取得すると、2週間はネットワークにつながなくとも測位時間の短縮が期待できる。このときのTTFFは5sという。
 AssistNow Offlineは、いわば SiRF の SiRFInstantFix だと考えれば分かりやすい。ただし、説明員の方によると別の技術とのことだ。

 なお、u-bloxの説明員の方によると、新しいモジュールの大きな特徴の1つは「高度ジャミングノイズ緩和技術」(プレスリリース)とのことだ。これは、例えばゲーム機などに搭載した場合でも、ゲーム機側からのノイズに強いということらしい。
 これは、ゲーム機などに GPS を搭載する上で、大きなメリットになりそうだ。

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