はくもくれん
どことなく春を感じるようになると
庭のはくもくれんの蕾が
膨らみ始める
葉っぱは一枚もない
枝についているのは蕾だけ
その蕾が日ごと開きはじめる
春が来たと感じる一瞬である
その一瞬を過ぎると
蕾が開くのは早い
日毎一枚一枚と
気温関係なしに開いていく
枯れ枝に花が咲いたような姿を
見せる。
はくもくれんの花は
そのまま、今度は一枚一枚と
剥がれ落ちていく
その幹の周りには
落ちた花びらが、悲しそうに
嬉しそうに、寂しそうに
達成感を醸しだして
幹の周りに散らかっている
花びらから幹がぬき出ているように
はくもくれん
春を告げる花
寒さから温かさの境で
花開く
春告げ花
どことなく春を感じるようになると
庭のはくもくれんの蕾が
膨らみ始める
葉っぱは一枚もない
枝についているのは蕾だけ
その蕾が日ごと開きはじめる
春が来たと感じる一瞬である
その一瞬を過ぎると
蕾が開くのは早い
日毎一枚一枚と
気温関係なしに開いていく
枯れ枝に花が咲いたような姿を
見せる。
はくもくれんの花は
そのまま、今度は一枚一枚と
剥がれ落ちていく
その幹の周りには
落ちた花びらが、悲しそうに
嬉しそうに、寂しそうに
達成感を醸しだして
幹の周りに散らかっている
花びらから幹がぬき出ているように
はくもくれん
春を告げる花
寒さから温かさの境で
花開く
春告げ花