雪雲の 下に咲きたる 水仙や 新しき音 香り届ける
ひのひら ろくべえ
ささやかな願い事、年末ジャンボ宝くじの結果を見てきた。
結果は300円の当たりだけで、目の覚めるような高額当選
などは、どこにもない、なんだか虚しい気持ちになるが、宝くじ
などというものは、そういうもの、と、考えてしまえばそれまで
しかし、購入するときは、「もしかして」という、ささやかな願いを
秘めて購入し、買った後は、「捕らぬ狸の皮算用」に明け暮れ
いざ、くじを開けたら、がっかり、人間とはそういうものであろう。
期待を大きく持てば、持つほどそのことが叶わない時、落胆は
大きいい、そんな精神性を知っていれば、むやみに期待もしな
ければ、ショックは少ない、少ないという事は立ち直りも早いと
言うことにもなる。
期待はそれ相応という事であろうか。コマーシャルに踊ろされ、
過剰な期待をもって、購入してしまうと、当たらない時落胆が大き
くなる。期待と落胆は比例するのかもしれない。
受験シーズンを迎えている人々、過剰に期待ではなく、冷静に
自分を保つことが、合格の秘訣かもしれない。周りの期待に応える
必要はないのであろう。自分の道を淡々と全うすることが、大切な
のではないだろう。対人援助もクライアントに期待をしないという、
スキルは大切なスキルなのであろう。