冷たさや 頬をなで行く 駅ホーム 青空見上げ 陽射し羨む
ひのひら ろくべえ
自分の未熟さを痛感する瞬間どんな時なんだろう。
人間完璧な者はいないが、だからと言って、その上に
胡坐をかいているわけにもいかない。未熟なことは素直に
未熟と捉え、克服するためには、自分は何をすればいいのか
考え考え、歩かなければ、同じ思いを繰り返すだけで、成長は
しないという事にもなりかねない。しかし、こんな時素直になれ
ない自分は、あれやこれやと言い訳をしてしまう。言い訳すれば
するほど素直になりにくく、人間関係が崩れてしまう。
そんなこと、よくあるのではないだろうか、素直になるという事
はいい子になることではない。相手を学び、自分の成長へつなぐ
ことではないだろうか。
学ぶ姿勢などとよく聞くが、学ぶという態度、姿勢とは如何なる
ことを言ううのか、そのことはどのようにしたら、できるのかなどを
考える。それが正に学ぶという態度、姿勢なのかもしれない。
言い訳をすることで、人間関係は崩れていくことを念頭に、日常を
送り、あらゆることを学びに結び付けたいものである。