ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

家族が揃いまして

2018年04月09日 | Weblog
主人が単身赴任を終え、戻ってきました。

ひさしぶりの三人暮らし。

息子は、毎日がお祭りみたいに喜んでいます。




しかーし。


なんという荷物。

なんという量。



主人は、滅多に買い物をしないし、買うならよいものを買い、長く使います。

たまに、「記念に」と言って、変な物を買うこともありますが。

それはいいのです。


困ってしまうのは、もうダメになった物、使えなくなった物を取っておくのです。


そう、

棄てられない人なのです。



棄てられない人にとって、物を処分することは強い苦しみ。


わたしが、もう要らないはずの物を取り出して、

「さすがにこれは、もうサヨナラしてもいいわね」と言うと、

「いやいや、ダメなんだよ~、頼む~、棄てないでくれ~」

と言って、跳んできます。


「わかったわ。

じゃあ、“当面使わない物袋”に入れておこうね。

使う時は出せるから安心でしょ?

そして、本当に要らなかったら処分しようね。」

そう言って、袋に入れます。



わたし「これはどうかな?」

主人「やめてくれ~、要るんだよ~」


その繰り返しを見て、息子がばか笑いしています。



取っておいてあげたい気持ちもありますが、

今は、小さな小さな家に暮らしています。

収納は最小限に限られます。


わたしも息子も、たくさん荷物を処分しましたが、

それは、気持ちよく、新しい生き方を定めるよいきっかけになりました。



引っ越しをしたことも、それが小さな家であったことも、

身軽に生きるための大事なステップかもしれません。



そんなわけで、主人を上手になだめながら、“当面使わない物袋”が、4つ、できました。

まずは最初の段階である、屋外の物置へ。

しばらく、こちらに保管しておきます。



きっと、暮らしに支障は出ないと思いますが、

必要があれば、いつでも取り出しに行けます。


一年か、そのくらいしてから、必要なかったものは、サヨナラ・・できるかな?



それでもまだ、どーんと多量の荷物を、どこにどう納めようか、途方にくれる日々。

小さな家は、ぎゅうぎゅうの満員。


でも、たのしくて、あたたかです。

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