ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

わたしの聖者*日々のつれづれ*

2015年06月25日 | Weblog


“毎日が楽しくて楽しくて”


“人が喜ぶことをするのは嬉しいね”



これは、わたしの仲良しのおじさまの口ぐせです。



少年のように澄みきった目をして、いつもニコニコしながら素敵なことを教えてくれる人。

最も尊敬している人の一人です。




親切な彼のところには、頼まれごとがどんどん舞い込みます。

人づてに、彼を知った人たちは、出会うとすぐにファンになります。

親切で、頼りになり、気持ちが明るく澄んでいるから。

そして、友だちになります。



おじさまには、友だちがたくさんいます。






おじさまの秘密。

それは、大きな挫折を味わったこと。

そして、大きな病気をしたこと。

そのことが、おじさまを変えました。



自分本意とまったく逆の、人と一緒に喜んでいくような生き方に、転向したのです。

それは、とても大変なことだったに違いありません。








おじさまに会った後、ひとりになると、わたしはいつも静かにしています。

考えさせられるからです。



わたしはどうあるべき?

わたしの方向性は、間違っていないかしら?





素晴らしい人やものに出逢うと、自分の善い部分が激しく共鳴し、生き方の転換が起こります。

おじさまは、それがとても強い。

明るい笑顔と善良な人柄だけで、人を変えてしまう。



偉そうなことは何一つ言わないのに、

いいえ、何一つ言わないから、

こちらが自ずと感じとるのでしょうか。







息子は、おじさまに出会うと、嬉しそうにニコニコしています。

おじさまとわたしがおしゃべりしている間は、そのへんを走り回っています。

おじさまとお別れした後は、前よりいっそう元気です。




共鳴ですね。

不協和音が一切ない、感じ。

憧れます。







大きな悲しみや痛みを知ったからこそ、輝いている人。


すぐ近くにいて導いてくれる、わたしの聖者です。














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