ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

ミニミニ朗読、その後で*日々のつれづれ*

2015年09月01日 | Weblog

今、胸がいっぱいです。




先日、新潟市 水と土の芸術祭作品 完成記念イベントで、ミニミニ朗読をさせていただきました。

集落のみなさんがたくさん、あたたかい笑顔で集まって、作品の完成を祝いました。

ささやかな朗読をするわたしを応援しに、わざわざ遠方から駆けつけてくれた人もいました。


いつも野菜をくださるお婆さんの姿もありました。

その方は、耳がとても遠いのです。

マイクを使ったとしても、朗読の声は聴こえないはずです。

それでも、来てくださいました。




シンガーソングライターの「たっつぁん」さんの歌は、あたたかく優しい子守唄のようで、とても素晴らしかった。

わたしの朗読は、その演奏の合間に、はさむことになっています。



ステージに上り、見渡せば、大好きな人たちのお顔が、いくつも、いくつも。

緊張と、感謝。

次第に、感謝が勝り、最後にはそれだけになっていました。







そして、今日。

村の方が、わたしに、このようなものをくださいました。





これは、手作りの封筒。

イベントのチラシが加工されて貼られています。

中には、朗読の模様を撮影した写真とDVD が入っていました。




わざわざ、わたしのために。






嬉しくて、どうお礼をお伝えしたのか、ちゃんとお伝えできたのか、覚えていません。

わたしは、雨に濡れないように、服の下に入れて、走って帰ってきました。

そうです、走らずにはいられなかった。





・・・わたしの家には、DVD を再生する機器はないのですが、

全く構わないことです。

村の方のお気持ち、それを、心いっぱいに、感じていますから。






宝物、またひとつ。









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