たくさんの愛情に包まれて

父の命日が次の日と言う事で、土曜日に飯田へお墓参りに出掛けた。

晴天
暑いくらいで有難かった。



紅葉も見頃で、ついカメラを向けたくなってしまう。
これは見ての通り高速にて。


中央アルプスの千畳敷カール＆宝剣岳（窓ガラスの汚れがちょい気になるが…）


駒ヶ岳SAにて。


皆さん、赤や黄色に染まり始めている山々を眺めたりカメラを向けたりしていた。





まずは友達の家に。
仕事を始めたりしてなかなか会えずだったが、数年振りの再会。
元気そうで何より♪
小学３年生になった息子さんを見て思わず「人間になったね～！！」と言ってしまったよ
まだまだ小さくて「可愛い可愛い」な感じだったのに、子供って大きくなるの早いな～。
しっかりしてて、すっかりたくましく成長しててびっくりした

短い時間だったけど、いろんな事話せて、まったりとした時間を過ごせた。
飯田に帰って来たんだな～なんて思った。
いつまでも話をしていたかったけど、そうもいかず、
また会える日を楽しみに(^.^)/~~~

そして１番の目的のお墓参りへ。

お墓へ行くまでの道中、自分の育った町を通っていったのだが、
只々懐かしさで胸がいっぱいになった。
あちこち新しく生まれ変わったところも多かったけどね。


お墓到着！

毎度の事ながら熊さん出没に要注意しつつ、、、。

写真は南アルプス。

この景色もまた懐かしさでいっぱいになる。
何故か切ないような気持ちと共に…。


熊に出くわす事もなく、無事お参り終了～

次に親戚の家に。
ここも「また来るね。」と言いつつ、何年もご無沙汰していた

果樹園をやっているから、今忙しい時季だけど皆に会えるかな？と思っていたが、
伯父、叔母、お嫁さん、それからたまたま来ていた成田に住む叔父が出迎えてくれた。

やはり作業中の忙しい最中。
それでも「珍しい人が来たじゃん！！」
「元気にしとったかな？」
「良い顔色しとる♪」と、たくさんの笑顔で迎えてくれた。
ご無沙汰してて、心配ばかり掛けている私。

皆さんも元気そうで良かった。

そうそう、、、
車から降り、作業場へ向かった時、直ぐ叔父の姿が目に飛び込んだ。
物凄くびっくりしたよ！！
「えっ！？お父さん。。。」ってね。

数年前、別の叔父のお葬式で会った時はそれほど感じなかったのだが、
この日は父にとっても良く似ていて本当にびっくりしたよ。
本当に父だったら怖いけど（苦笑）、
若い時はそんなに似ていなかったのに、年齢と共に、こんなにも似るものか…と、
その事を話しつつ、しみじみ叔父の顔を眺めたよ。

叔父は今年６６歳と。
くしくも父が亡くなった時の年齢と一緒だった。
叔父もその事に触れ、この日父のお墓参りへ行く予定と話していた。




家には上がらせてもらっても、庭や果樹園へ足を運ぶ事はあまりなかったので、
作業が一段落するまで少しあちこち眺めて歩いた。


収穫の終わった梨畑。
子供の頃は花付け、小袋掛け、収穫した梨の箱詰めなどを手伝ったり、
いとこのお姉さん達と蝉の抜け殻採りをしたり、
カラスが突いて落ちた梨を拾って食べたり…。
そんな事を思い出し、夫に話したりしながら眺めたり歩いたり…。


これはお嫁さんが育て出荷しているホオズキ。


ホオズキと言ったら普通橙色で、実は酸っぱくて種だらけで、
その実の中身を取り出してから、口の中で「ブ～ブ～♪」鳴らして遊んだ…
後は観賞用。
そう言うものだと思っていたんだけど…


このホオズキは食べられるんだって！！！
びっくりでしょ～！！！！！

またとっても良い香りがするの。
洋ナシのような甘い香り。

頂いて食べてみた。
甘くてジューシー！！

いや～驚いた。

大切に育てている、高価で貴重なホオズキ、
頂いてしまったよ


「ほお好き」ってのがまた可愛いね


身体にも良いらしい。

ちなみに『松川IC降りて直ぐの野菜直売所で販売されております～～。』と、
何気に宣伝したりして


家に上がらせてもらってから、祖父母やおにいちゃん（従兄）にお線香を立ててご挨拶。

本当に久し振りに親戚の人達とゆっくり顔を合わせる事が出来た。


溢れんばかりの笑顔といっぱいの愛情に包まれ、
飯田弁が飛び交う何とも言えない安心感と言うのか
自宅以外でホッとできる場所の中に身を置いている感覚があった。

こう言う場所が私にある事に幸せを感じた。
有難いね。


どっさりの愛とお土産を頂いて、夕方無事帰宅。