ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

信州・まつもと大歌舞伎

2016-07-21 13:15:51 | お楽しみ
週末、『信州・まつもと大歌舞伎』を観に行った。

敷居が高くて行く事に消極的だった。
しかし今年の演目は『四谷怪談』。
全く知らない内容よりも理解しやすいかも…と、1度は行ってみたいと、生で味わってみたいと思っていたまつもと大歌舞伎、
ようやく実現♪


全ての写真にスモークが掛かってしまっていて申し訳ないですm(__)m

この日、カメラを持って行くのを忘れ、久し振りにスマホで撮ったらこの通り(汗)
カメラのレンズにたくさんの傷が付いてしまっておりました(^^ゞ
観にくくてすみません。







縁日ブース、今年は四谷怪談にちなんで‘お化け横丁’と。




ブースに山雅ブースも出店していて、そこに先日のホーム金沢戦でスペシャルゲストとして来場した中村勘九郎さん、七之助さん、
串田和美さんがPK対決で履いていたシューズがご本人のサイン入りで飾られていた。




歌舞伎が始まる前に予約しておいた歌舞伎弁当を戴いた。
度々お世話になっているお店がお弁当を出されていたので、「味に間違いなし!!」と、ここのを♪♪
美味しく頂いた。


地元紙に今回の四谷怪談の配役やらあらすじが書かれていたので、当日までに予習(笑)。
そのお陰で言っている言葉は解りにくい箇所はあっても、大体理解できた。

プロの役者の演技と言うものを初めて生で観たのだが、こんなにも素晴らしいものか!!凄い!!の一言。
途中休憩を挟んでの約3時間弱はあっという間に終わってしまったという感じだった。

アルウィンへ来てくれた事もあってか、勘九郎さんのお芝居中での「One Soul」の言葉に、観客からは思わず笑いと拍手が。
笹野高史さんはやっぱり面白かった。

中村扇雀さん扮するお岩さんが毒薬を飲むシーンは、会場がそれこそシーンと静まり返った。
中村獅童さん扮する伊右衛門が、妻のお岩がいながらお梅と婚礼をする約束を交わし、
帰宅して子供をあやしているお岩の着ているものを剥ぎ取り、頂き物の子供のものまで持って行ってしまう…。
そんな悲しみの中でも泣く子供をあやすお岩さん・・・。
そのシーンは観ていて切なくて切なくて、悲しみが込み上げてきた。

すっかりのめり込んで観ていた自分にびっくりしたよ。


この日は千穐楽。
休憩時間に金銀の2本の紙テープをスタッフさんに渡され、ステージに向かって投げ込むタイミングなどの説明を受けた。

「中村屋~!!」と叫びつつ、3回目のアンコールに投げ込む。
会場全体、キラキラの輝きに包まれた。

J1昇格が決まって、グリーンの紙テープをピッチに向かって投げ込んだ日の事が思い出された。

再来年もまた来たいと強く思ったよ。
1度訪れたらハマってしまう、そんな力を持っているんだな~。

今回は1番お安い3階席で観たけれど、次回はせめて役者の顔がハッキリ観える2階席で観てみたいな~♪♪