ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

富士山三昧の記念日

2015-02-12 11:24:52 | ドライブ
2月10日で結婚24周年。
過ぎてしまえばあっという間である。
その記念に朝霧高原~富士宮本宮浅間大社へドライブに行ったのは、先週末の話。

まとまった時間がようやく取れて、ブログアップが今頃に
細かい記憶は既になく、写真中心のアップ



このドライブで1番の楽しみは何と言っても大好きな富士山を間近で眺める事。
富士山が観えなければ始まらない。
そのためお天気がかなり気になっていたけれど、
2人の行いがよろしいようで良い天気に恵まれた。


朝4時起き。
まだお月さんが輝いていた。


諏訪湖SAで朝食を摂り、いざ出発。
日の出が眩しい。


八ヶ岳もくっきり。
写真に収められなかったが、諏訪湖の向こうに富士山もバッチリ観え、ご満悦


そうそう、今、山雅は清水でキャンプ中。
もう少し足を延ばしてそこへ行こうかと悩んだが、
富士山をまったり眺める方を選択。

途中、キャンプ地へ行くと思われる山雅のステッカーを貼った車数台が
我が家の車を追い越して行き、「私もそっちへ行きたいぞ。。」と
少々心揺らいだ事はここだけの話。







真正面に富士山が観えるはずなんだけど…。


朝霧高原の道の駅に到着。
赤い屋根の向こうに富士山が…
もしかして今日は一日富士山は雲の中かな~と少々不安に。

朝霧高原にはこの時季何度も訪れているけれど、
こんなに積雪があり、ダウンコート来ていても寒いと感じた年は今までになかったと思う。
あら、やっぱりキャンプ地へ行った方が良かったかしらんと思ってしまったよ。


そんな不安を抱え、トイレから出てきたら、きゃ~~!!観えた~!!良かった~~!!!
と、しばらく寒さも忘れ、パチパチ


嬉しくて車窓からも。

浅間大社へ着く間中、「富士山が観えた。」「あっ、今度はこっちに観えた。」とか、
「あら、また雲の中。。」と、飽きずに車の中であっちきょろきょろ、
こっちきょろきょろ。


富士山頂の浅間大社は行った事があったが、富士宮本宮の浅間大社は初めて。
1度行きたいと思っていてようやく実現。










桜が咲く頃は綺麗だろうなと、桜満開を想像して撮ってみた。




湧玉池にはたくさんの魚が泳いでいた。






富士山からの湧水が。










富士山が観えればパチリ






富士宮と言えばやっぱり富士宮やきそばと言う事で、お昼はここで。


富士山の湧水。
柔らかな口当たり。


やはり本場のモノは美味しい
モチモチ感がたまらない。

しばしあちこち気が済むまで歩き回ってから再び朝霧高原へ。


朝と違い午後は綺麗に拝めた。


何枚も何枚も撮り、まかいの牧場で買ったおやつとコーヒーを楽しみながら、
車の中からじ~~~と眺め続けた。


山頂の度アップ!

富士登山をしたのは今から10年前。
メラノーマの治療を終え、1~2年経った頃。
病気ばかりしていて、「これから先、元気に人生を送れるのか、
病気三昧で一生終わってしまうのではないか…。」
と、不安だらけで自分に全く自信を持てなくなっていた時期。

以前から富士山に登ってみたいと思っていたが、
自分に自信のないこの時期に自分の足で富士山の頂きに立つ事が出来たら、
きっと自信に繋がるはず。
病気とは絶対縁を切るぞ~~~!!

そんな思いを持って、しばらくはあちこちの山歩きで足腰を鍛え、富士登山に挑戦した。

悪性リンパ腫で肺の半分が侵されて、そこへ放射線治療した影響から、
標高の高いところへ行くと、普通の人よりも直ぐに息が上がり、
主治医からは標高の高いところへ行く事はあまりお勧めできないと、
当時はまだ言われていて、その通り、体力はまだ平気でも直ぐに息が上がり、
3~4歩歩いては休み…な感じで登ったものだ。

それでも夫に助けられ、御鉢めぐり(富士山頂を一周)までする事ができた。

富士山頂を眺める度に、その時の諸々の事が思い出される。

原点に返れる、また頑張ろうと思える、そんな元気をくれる山である。








富士山三昧の幸せを感じる楽しいドライブだった。