嬉しかったけど・・・

午前中に、消防設備点検があった。
インターホンにて火災が発生した時にちゃんと作動するかどうかの検査と、
ベランダに設置してある避難ハッチの点検。
午前中にお願いしておいたので、午前中に来る事は間違いないのだが、
何時頃来るか分からないので、作業に来るまでは出掛ける事も出来ず、
トイレも何となく行きにくいし、落ち着かずに時間を過ごした。
作業は５、６分とあっという間に終了～
異常もなかった。
いつ来るかいつ来るかと待ってる時間の方が長かったな～

作業員が帰ったのがお昼近かったので、ウォーキングは中止。
それでもチョイ用があったので、１０分程のお出掛けをした。
その帰り道での事。
信号が赤だったので待っていたら、前方から自転車に乗った７０歳前後の女性がやってきた。
買い物袋のようなところから蕗が顔を出していたので、多分買い物帰りだろう。
その女性も信号が青に変わるまで自転車から降りてしばし待っていた。

信号が青に変わったので、横断歩道を渡り始めると、
自転車の女性が何となくこちらに微笑み掛けてきた。
私に目を合わせた訳ではないけれど、いかにもこれから私に話し掛けようとしている風が感じられた。
「道を聞かれるんだろうな。」と、思っていたら（人に尋ねられる事が多いのでついそう思ってしまう）、
自転車に乗ろうとしつつ、すれ違いざまに、
「素敵なパンツを履いてらっしゃいますね。」と私に言った。
思いがけない言葉に、お礼の言葉も浮かばず、唯、愛想笑いをしているうちに通り過ぎてしまった。
あっという間の出来事。

嬉しい言葉には違いなかったが、何とも不思議な感覚。
見ず知らずの人に、すれ違いざまに声を掛けるなんて、
私自身はしない・・・と言うか、しようとも思わないだろうし、出来ないからな～
言わずにはいられないくらい素敵なパンツに見えたのだろか
声を掛けずにはいられない程素敵なパンツじゃないと思うんだけど・・・

世の中にはいろんな人がいるもんだ