へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

夏が戻らないかな

2006-09-13 23:51:45 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

いつもの9月なら、まだまだ暑くて、夏がつづいているような気がして、とても楽しかったことをおぼえています。
でも、今年は、夏のはじまりがおそくて、おわりも早かったみたいです。
さびしいな、夏がおわってさびしいな。
体育がおわったあとの水かけっこや、校庭のスプリンクラーの水の下をくぐったり、まだいっしょうけんめい鳴いているセミをさがしたり。
夏といえば、プールだよね。
夏休みに練習したおかげで、ぼくはクロールで25m泳げるようになりました。平泳ぎは25mプールをおりかえして半分までいきました。
でも、みきおくんやスイミングスクールにかよっているしんいちくんは、もっと泳げます。女子は、はるみちゃんときょうこちゃんが、いつまでたっても泳げません。顔を水につけることもできなくて、びーびー泣いてばかりいます。
しょうじき、ざまあみろです。だって、いつもいじわるばかりするんだもん。勉強ができるからっていばってばかりいるんだよ。ばくは、はるみちゃんやきょうこちゃんたちと同じくらい勉強ができるけど、いばったりしません。
でも、泳げるのは自まんします。だって、夏の暑いときに水の中で泳げるのは、最高に気持ちがいいからです。

もう少しだけでいいです。 夏がもどってください。