へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

棒斐浄寺の案内1

2006-09-04 23:58:42 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

きのうはとちゅうでねちゃってごめんなさいm(_ _)m。

今日はぼういじょう(棒斐浄)寺のあんないをします。
ぼういじょう(棒斐浄)寺の庭は、まんようしゅう(万葉集)に出てくる植物を植えたものでしたが、それだけじゃなくてきれいで冷たいお水の川と池があります。
もとべっそうというだけあって、建物はこじんまりしていますが、藤川先生に言わせると、
「総檜の立派なもんだ」
と、なるそうです。
「別荘が隠居所に変わって、それから寺になったんだ。表玄関から入って、まっすぐ廊下をいった奥御殿が庵住さまの部屋。表玄関を右に曲がればもとの表御殿で仏間、左が従者の間。従者の間の奥に使用人の部屋と御膳所がある」
御膳所というのは、台所のことだそうです。
その奥御殿と表御殿の間に池がありました。池には小川から水が流れこんでいて、表玄関と奥御殿をつなぐ廊下の下まで池が広がっていて、従者の間の前庭には、小さな小川になって流れていました。従者の間の前の小川の反対側の岸の先には、垣根が作られていて、奥が見えないようになっていました。

つづきます。