例年、パラパラとしか実がつかない「南高梅」に、たくさんの実がついていたのでビックリ。
素人なりに考えてみた。
南高梅は他の品種と受粉しないと実が結実しない品種。隣に小梅を植えているし手作業で受粉作業もしているのに、これまではパラパラとしか結実しなかった。
今年は、食べなくなった小梅が邪魔になってきたので伐採するつもりで剪定もしなかったので枝がボーボーに伸びていた。伐採が遅れているうちに、枝ボーボーの小梅から花がドッサリ咲き出したので、ミツバチに南高梅の受粉を任せてから伐採することにした。
小梅の花があまりにも多かったので、受粉はミツバチ任せにし手作業での受粉作業はしなかった。なのに、例年とは比べものにならないほど、たくさん結実した。小梅の花の多さにミツバチが群がり飛び回り、隣の南高梅に受粉してくれたに違いないとしか考えられなかった。
南高梅を育てて10数年。やっと、今までのパラパラ結実の原因が受粉樹の花の少なさだったと気づいた。花の咲いた時期が温暖でミツバチが飛び回ったこともあるかも知れないが・・・
今日、この状況をみて判断が変わった。伐採予定だった小梅は、隣の樹木の邪魔にならない程度に太い枝を何本か切り落としたり短くしたとしても、花が咲く小枝はボーボーのまま受粉樹として残しておくことにした。
南高梅、今年はしっかりと摘果作業してやらなくっちゃ!
・・・・・・・桃の花にミツバチさんが・・・・・・・
南高梅を受粉してくれた「ミツバチさん」と同じかどうかはわからないが、今日もたくさんのミツバチさんがやってきてくれた。「桃の花」を次から次へとせわしなく飛び回っていた。
桃も受粉しないと結実しない。我が家の桃の木は、「あらかわの桃」を作っている桃産地の農家からもらった苗で接ぎ木で1本が2種類に分かれている。たくさんの飛び交うミツバチさんを見ると、桃の受粉は心配なさそう。