三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

春の先の春へ。

2024年01月17日 | 読書
1月17日です。
今年は何よりもまず能登の被災地のことが思われます。

私はまずこちらに寄付しました。
▶日本赤十字社

毎年、阪神大震災から東日本大震災の時期にかけて
震災をめぐる本を集中的に読んだりするのですが、
去年の終わり頃から
宮澤賢治にまつわる本を何冊か読んでいました。

 
作家・古川日出男が読む宮澤賢治。
古川日出男は福島出身で
あの震災後、福島を舞台にした作品もいくつか発表している。
彼が読む宮澤賢治の五つの詩。
「永訣の朝」や「無声慟哭」は妹とし子の亡くなったときに
書かれた作品として有名であり、
他の人の朗読も聞いたことがあったけれど、
長編詩「青森挽歌」に圧倒された。
そこには、悲しみだけではなく
若い妹を奪っていった運命への怒りも感じられた。
思っていたより若い感じの声だったけれど
とし子が亡くなったときの賢治もまた若かったことを思うと
その勢いが合っているのかもしれない。


 椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
 1月21日(日) 義太夫体験教室@一心寺・南会所
 2月24日(土) 義太夫体験教室@一心寺・南会所
 2月25日(日) 三味線三昧@京都・天Q
 3月2日(土) 瑠璃の会@国立文楽劇場・小ホール
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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