先日の『福島モノローグ』に続き、『ゼロエフ』。
2020年、開催されるはずだった”復興五輪”の期間に
古川日出男は福島を歩く。
『福島モノローグ』のいとうせいこうは
震災後、早い時期に『想像ラジオ』を書いていて、
『ゼロエフ』の古川日出男も
『馬たちよ、それでも光は無垢で』を書いている。
書きつづけ、関わり続け、考え続けているのだ。
たとえば大きな災害の陰で
ほとんどニュースにもならない災害もまたあり、
もちろんそこにも被災者がいる。
私もこの本を読むまで知らなかったことや忘れていたことがある。
たとえば「うちはたいした被害じゃなかった」という言葉の背後に
「あそこに比べれば」という言葉があると考えられるかどうか。
耳をすまし、想像力を働かせること。
日々の中でつい鈍ったり閉ざしたりしがちなものを
読むことで何度も呼び戻す。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
2月11日(金) 三味線三昧@京都・天Q
2月27日(日) 女流義太夫演奏会 瑠璃の会@国立文楽劇場小ホール
►演奏依頼 承ります
ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
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ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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