三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

『二重のまち/交代地のうた』。

2022年01月27日 | 読書
福島に関する本2冊に続いて
こちらは岩手、陸前高田を中心とした1冊。

 
嵩上げされた地面の上に
新しいまちが作られていく。
かつてのまちが丸ごと消えてしまう喪失感と
ふたつのまちが重なっていく新しい感覚と。

前作『あわいゆくころ』は震災直後からが綴られていて
それは私が見ることのなかった陸前高田なのだけれど、
この本で描かれる時間は、私も実際に見た風景でもある。
とはいえ、もう2年以上訪ねることが叶わずにいる。
今はどんなふうになっているんだろう。
みんな、どうしているのかな。
また元気で会える日が来ますように。


 椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫
►活動予定
 2月11日(金) 三味線三昧@京都・天Q
 2月27日(日) 女流義太夫演奏会 瑠璃の会@国立文楽劇場小ホール
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする