さんざんお知らせしておりました
講談と三味線を聞く会。
終了いたしました。
“悪女”をテーマに。
ということで、
意表を突く「カルメン」に挑戦しました。
久しぶりに
がっつり新作を作り込む、というのをやりましたが、
楽しかった!!
やっぱり私は作ることが好きなんだなぁと。
【ライナーノート】
“Appassionata”
フラメンコ風のリズム,メロディーを使って
スペインをイメージしたオリジナル曲。
元々は,津軽三味線2挺と締太鼓2台のために作った曲を
三味線ソロに再構成しました。
“ハバネラ”
ビゼーの歌劇「カルメン」より。
男たちのまなざしを一身に集めるカルメンに
ひとり見向きもしないドン・ホセに向かって
カルメンが歌うアリア。
「恋は野の鳥」と,恋の自由気ままさを歌い,
最後にドン・ホセに花を投げつけます。
意外なことに,「カルメン」はフランス語のオペラ。
キューバに由来を持つ「ハバネラ」を
三味線の伴奏で,フランス語で歌う---チャレンジャーです。
“SPAIN”
ジャズ・ピアニスト,チック・コリアの名曲を
これまた三味線一挺でアレンジ。
先日の上妻宏光Standard songs feat.佐藤竹善ライブでの
演奏に刺激されて,私もやってみたくなりました。
“アストゥリアス”
スペインの作曲家,アルベニスのピアノ曲「スペインの歌」より。
ギター編曲でよく知られる曲。
ギターでいけるなら,三味線でもいけるのでは・・・なんて。
この曲との出会いは,以前,英哲さんのコンサートに参加していた
パーカッションデュオ,Chris&Shokoのアルバム「Pas a Pas」でした。
“カルタの歌~津軽よされ節カンテ・フラメンコバージョン~”
歌劇「カルメン」より。
ドン・ホセとの仲が冷めてしまったカルメンがカルタ占いをすると,
何度やっても,自分はドン・ホセに殺されるという結果になります。
それでも,彼女は自分の気持ちを曲げて
ドン・ホセとやり直すことは選びません。
カルメンが何よりも大事にしたのは「自由」なのです。
この「カルタの歌」のアリアの歌詞を
津軽よされ節のメロディーに乗せて,
フラメンコのリズムにアレンジしました。
このチャレンジ。
来年の響喜に還元していきたいと思ってますので
どうぞご期待ください。
その前に
せっかく作ったから
忘れないうちにレコーディングしたいな・・・
本日はお日柄もよく。
講談と三味線を聞く会、本日です。
大津市伝統芸能会館の能舞台で
カルメンをやります。
なんと
京都の春秋座の歌舞伎劇場では
今日、歌劇カルメンをやるようです。
和風カルメン、大人気? 笑。
わたくしは
能舞台にて
和装で三味線を弾きながら
ビゼーの歌劇カルメンの超有名曲、ハバネラを
原語(フランス語ー)で歌うという暴挙に出ます。
当日券あります。
お見逃しなく!