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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ハロウィーンコンサート前 すべてレッスンUP 

2009年10月28日 | レッスン日記(小中高生)
今週の土曜日は、いよいよ大人のためのコンサート「チャティー・ハロウィーンコンサート」の開幕です

午後早い時間から、ショパンのワルツを弾くNさん、コーラス・ハモプリのみんな、かえでさんと、みんなが最終レッスンで仕上げをしました。

Nさんはもうしっかり暗譜できているのですが、「やっぱりお守りがほしいです~」と、ドタンバになって譜面台に楽譜を"飾って"弾くことに決めました。
だからといって 楽譜は一瞬たりとも見てないんですが、不思議に楽譜があると、とっても安心した音で弾けるのでね・・・

コーラス「ハモプリ」は、今年はメンバーの一人が都合で出演できないことになり、ヒバリが代役で歌うことになったので、「おゆみ&ピーコ」のおゆみさんに ピアニストの代役(ややこしい)を頼みました。代役の代役です。
今日ははるばる、湘南からおゆみさんが来てくれたので、おかげでハモプリはピアニストとの練習を実現することができました。
初めての顔合わせ、いや声合わせでしたが、バッチリです。
ぜったいうまくいくよ って「合わせ」がね。
声や歌がバッチリってイミじゃないんで・・・  

   ←ハモプリのメンバー、ミケさんがくれたハロウィンクッキー

かえでさんも、すてきなピアノ「ノクターン」を、今日は完全な暗譜で仕上げました。
秋の季節にぴったりのこのノクターン・・・本番が楽しみです。
かえでさんとは、もう1つ、朗読とピアノのユニット「かえで・ひばり劇場」での出番があります。
こちらはもう、10年以上も一緒にやっているユニットなので、お互いに安心してステージを楽しむことができると思います。

さあ、みんなの練習がぜんぶ無事に終了した!\(^O^)/
あとは、テンコモリの自分の持ち曲を練習だ・・・・(ToT)

デビュー月ぶじに終了

2009年10月28日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(年長):
「しゅっせきひょうにシールはろうっと・・・あっ、ここにシールはるの?10月、これでおわりになっちゃうよ」
そう、今日で10月のレッスンは4回目、最後の日です。
Sちゃん、今月からピアノに入ったんだから、ちょうど1ヶ月、来たんだね。

「うたとピアノの絵本・みぎて」、今日もどんどん弾きすすめて、30番まで一気に弾いてしまいました。
幼稚園ぐらいの子どもたちだと、体の発育や発達に個人差があり、まだ自分の体が思うようにコントロールできない、といった子どももいるものです。
Sちゃんは もうすでにスクスクと発育して、右手と左手を別々のものとして扱ったり、右手の指を一本一本コントロールしたり、という「分化」が たいへん順調にいっているので、先生はとても楽ちんです。
「これもひけるの!」「これもひける!」と どんどん弾いているので、音符は大丈夫なのかな、と 時々「音符で読んでみて」と 確認してみるのですが、音符もちゃんと読めて理解しているようです。
ほんとは、本の最後まで全部弾けそうだったけど、他にもドリルとか、やりたいことがあるので、つづきはまた来週弾こうね、ということになりました。
今日は、ト音記号の書き方を教わりました。
五線譜に、点線でト音記号の形が書いてあり、まずはそれをなぞって練習します。
先生が「書き順があるのよ。その通りに書いてね。先生が一つだけ書いてみるから、見ててね」と言って、お手本を書きます。
「まず『ソ』の線から書き始めて・・・まん中の線に付いて・・・まあるく書きながら、一番下の線に付いて・・・ずーっと上まで突き抜けて・・・くるっと折り返して、下まですーっと降りてきて、くるん!」
「やってみて」と言われて、Sちゃんは神妙に書き始めます。
先生が、Sちゃんの手の動きに合わせて「ソの線から書いて・・・まん中の線に付いて・・・まあるく下の線に付いて・・・」と言ってあげて、無事にひとつ、書くことができました。
「ほら、もっとたくさん、点々のト音記号があるよ。もっと書いてみよう」と言われたSちゃん、
「先生が、今のをずっと言ってね。めいろだから」と言ってエンピツを握ります。
一つ一つ書くたびに 先生の「呪文」をバックにつけてもらい、いくつかのト音記号を書き上げました。
帰りには、庭で赤く熟している姫リンゴの実を「2つだけ採っていいよ」と言われておみやげにもらい、Sちゃんの「ピアノデビュー月」は 順調の内に終了しました。

来月も、どんどんいろんなことができるようになっていくでしょう。
楽しみだね!

自分でアレンジ

2009年10月28日 | レッスン日記(小中高生)
Y子ちゃん(小4):
先週偶然に決まった宿題「『グリーン・グリーン』に伴奏をつけて弾いてくる」
「伴奏どんなふうにしたらいいかわかんなかったから、ジャン!ジャン!って弾いてきた」といって、弾いてくれました。
なるほどね。でもコードは、全部確実にしっかり弾けています。
「グリーン・グリーン」は 軽快なエイトビートの曲なので、左手で ズン!ズズン!というビートを刻むとピッタリだけど、曲全体にその伴奏をつけて弾くのは、ちょっと難しいかな・・・
そこで、全体の伴奏は ブン、チャ!、ブン、チャ!という2ビートで弾き、1段ごとの区切りのところだけ がんばってズン!ズズン!というビートを刻むことにしました。これならメリハリがついてかっこよくなります。
曲の最後のところもちょっと工夫。
最後らしくはっきりと、和音を揃えて弾くのです。
「ね、これで、ずいぶんかっこよくなったでしょ」
「うん!
こうしてできあがったアレンジで、来週はしあげて弾いてこよう、ということになりました。

ピアノを長年習っていても、教室で習った曲しか弾けない。あるいは、楽譜がないと弾けない。。。こういう人が、いっぱいいます。
いいえ、むしろそういう人が大部分です。
「いろんな曲が、さらさら~っとすぐに弾けたらな~
実は、みんなそう思っているのではないでしょうか。
そういう気持ちがきっかけでピアノを習ったり、また ピアノを弾かない人でも、
「ピアノが弾けたらいいな。なんでも、さっと弾けたらいいな」という憧れがあるのではないでしょうか。

まじめに先生の教えを守って、ヨーロッパのクラシック音楽を楽譜通りに弾くことももちろん大事ですが、「自分で伴奏を考えて自由に弾く」という能力を身につけていると まったく違ったスタンスで 伸び伸びとピアノを楽しむことができます。
コードや伴奏づけの方法を教わったり、曲に似合ったアレンジを考えたりするのは楽しいし、何でも好きな曲が弾ける。また、そういうアレンジには、今まで勉強してきたピアノ奏法や 習った曲のエッセンスなどが皆 役に立つのです。

ヒバリ教室のみんなには、こういう「アレンジ能力」を、ぜひ身につけてほしいと思って、少しずつ、アレンジの体験もさせています。
今に、発表会などでみんなが、自分でアレンジした曲を弾けるようになったら、すてきだな