M3ちゃん(小5):
最近レッスンのときに、「この歌ピアノで弾いてみた」と、学校の歌やTVの歌、アニメのテーマなどのメロディーの断片を、ピアノで弾いてみる、ということが何度かありました。
今日は、映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲「いつも何度でも」の最初の部分を弾いていました。
M3ちゃんは知らないだろうけど、彼女がやってるのは、実は「耳コピ(耳を使って曲をコピーする)」の始まりなのです。
昔、私たちポピュラーやジャズの音楽をやる者は「レコードコピー」と言っていた、新曲をゲットするための非常に重要な作業であり、高度な音感とリズム感を必要とするワザです。
クラシックの分野では「楽譜に書かれたものを弾く」ということが前提のため「耳コピ」なんてありませんが、音大や音高の受験のとき、音が聴き取れるかを調べる「聴音」という試験科目があって、和音や旋律を聞き取って五線紙に書き取らされます。
そしてその「聴音テスト」でいい点を取るために、音楽学校を受験するほとんどの人が「聴音」を習いに行ったりしています。
しかし、ジャズなどをやっている者に言わせれば、「聴音」なんてつまらない勉強しなくても、うちらは充分 もっと複雑な曲を「耳コピ」の実践でバリバリ聴きとってますぜ、と言うはずです。
せっかくM3ちゃんが、耳コピに目覚めてきたみたいなので、ちょっとがんばって伴奏までつけて仕上げてもらおう、と思い、彼女にも、これを「オリジナル宿題」としました。
「いつも何度でも」を聴き取り、コードで伴奏をつけて弾いてくる」
「えっ、伴奏なんて無理・・・でも最初はCかな(M3ちゃんはハ長調で弾いているので)」
「そう、わかってるじゃない。Cでいいのよ。そしてその続きも、自分の耳で『これが合ってる』と思うものをつけてみて。どうしても変なところは、メロディーの音を含むコードの中から探してごらん」
さあ、今週のM&M3は、それぞれにオリジナルのミッションが課せられました。
来週、二人はミッションを遂行してこれるでしょうか。わくわく。
※「耳コピ」については、HP「「ピアノのすすめ」」の「音楽のツボ」の中にもコラムがありますので、見てください。
最近レッスンのときに、「この歌ピアノで弾いてみた」と、学校の歌やTVの歌、アニメのテーマなどのメロディーの断片を、ピアノで弾いてみる、ということが何度かありました。
今日は、映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲「いつも何度でも」の最初の部分を弾いていました。
M3ちゃんは知らないだろうけど、彼女がやってるのは、実は「耳コピ(耳を使って曲をコピーする)」の始まりなのです。
昔、私たちポピュラーやジャズの音楽をやる者は「レコードコピー」と言っていた、新曲をゲットするための非常に重要な作業であり、高度な音感とリズム感を必要とするワザです。
クラシックの分野では「楽譜に書かれたものを弾く」ということが前提のため「耳コピ」なんてありませんが、音大や音高の受験のとき、音が聴き取れるかを調べる「聴音」という試験科目があって、和音や旋律を聞き取って五線紙に書き取らされます。
そしてその「聴音テスト」でいい点を取るために、音楽学校を受験するほとんどの人が「聴音」を習いに行ったりしています。
しかし、ジャズなどをやっている者に言わせれば、「聴音」なんてつまらない勉強しなくても、うちらは充分 もっと複雑な曲を「耳コピ」の実践でバリバリ聴きとってますぜ、と言うはずです。
せっかくM3ちゃんが、耳コピに目覚めてきたみたいなので、ちょっとがんばって伴奏までつけて仕上げてもらおう、と思い、彼女にも、これを「オリジナル宿題」としました。
「いつも何度でも」を聴き取り、コードで伴奏をつけて弾いてくる」
「えっ、伴奏なんて無理・・・でも最初はCかな(M3ちゃんはハ長調で弾いているので)」
「そう、わかってるじゃない。Cでいいのよ。そしてその続きも、自分の耳で『これが合ってる』と思うものをつけてみて。どうしても変なところは、メロディーの音を含むコードの中から探してごらん」
さあ、今週のM&M3は、それぞれにオリジナルのミッションが課せられました。
来週、二人はミッションを遂行してこれるでしょうか。わくわく。

※「耳コピ」については、HP「「ピアノのすすめ」」の「音楽のツボ」の中にもコラムがありますので、見てください。