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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

デュエリスト ジャパン・プレミア試写会

2006-04-18 13:29:59 | 映画(た行)
ハ・ジウォン、カン・ドンウォン、アン・ソンギ、ソン・ヨンチャン出演。イ・ミョンセ監督作品。

公式サイト

朝鮮王朝時代。朝廷の混乱に乗じて偽金が大量に出回っていた。一流の武術の使い手でもある若い女刑事ナムスンは、市場で潜入捜査に当たる。ある日ナムスンは、仮面をつけた男が金の小さな仏像を受け渡していた男たちを一瞬の早業で斬りつけ、それを奪い去るのを目撃する。後を追ったナムスンは仮面の男と交戦、仮面が割れて“悲しい目”をした美麗な顔がのぞく。同時に仏像も割れ、中から偽金用の鋳型が出てきた。しかし結局男を捕り逃してしまうナムスン。以来、彼女は偽金事件の容疑者であるこの“悲しい目”の行方を懸命に追うのだが…。(allcinema onlineより)

ジャパン・プレミア行って来ました!会社終わってからチケットの引き換えに行ったので、席は悪いだろうと思って、双眼鏡も持参してたんですが、なんとめっちゃ良席でした。
引き換えたチケットを見た瞬間「・・・・・・??」となりました。
舞台挨拶を見るには、絶好の席でしたが、イコール、映画を見るには最悪の席(爆)。
つまる所、舞台挨拶では、カン・ドンウォンやハ・ジウォンを凄く近くで観れたので、ラッキーでしたが、映画はスクリーンがデカイ上に近すぎて、焦点が合わず、全然集中できませんでした。残念。これはもう1回観なくては。
字幕もデカくて、読むのも大変。全然ストーリーが追えなくて・・・
まぁ、以前も書いたようにストーリーうんぬんよりも、「カン・ドンウォンが美しいかどうか」にかかっていたため、満足度はかなり高いです。

舞台挨拶では、これはラブストーリーだけど、キスシーンも抱き合うシーンもない、闘っている時の刀の先に愛がこもっているので、その辺を見て欲しいとハ・ジウォンさんが言ってました。
映画は監督の意向で、日本版編集になっていて、114分が104分になっており、ラブ色が強くなっているとか。日本でラブストーリーが流行っているから?
カン・ドンウォンがどんなことを話していたか、忘れちゃったなぁ・・・(苦笑)。なんせ顔をじぃぃぃぃっと見てたので(笑)。
ファンの皆さんへ、メッセージをと言われて、全然実感がない、日本にファンがどれくらいいるのか分からないけど、来るたびに暖かく迎えてもらって嬉しい、みたいなことを言ってたような。日本のファンの印象についても何か言ってたけど、忘れた・・・。
ハ・ジウォンさんは、大胆な黒のドレスがとてもステキ。美人でした。しっかりとしたコメントをしてて、場慣れしてるのかな?と思いました。まだ若いけど、キャリアはあるみたいですね。

以下、ネタばれも含みます。

映画なんですが、上にも書いたように、とにかく見づらい席で、全然集中できず、スクリーン全体を見るためには、首をくるくる動かす必要があり(笑)、しかもデカイ字幕も読むという・・・かなり苦痛でした。なので、全然感情移入できず。
しかも、ただでさえデカイスクリーンに登場人物はほとんどアップで映るという(笑)。
上に書いた4人以外の登場人物については、顔が覚えられませんでした。というか、覚える気力が出てこなかった(苦笑)。なので、敵なのか味方なのかの区別とか、今死んだ人は敵?味方??今、この人裏切られたの??みたいな感じで、途中からストーリーには置いていかれました・・・・・・。
ただどう考えても唐突だなぁと思うシーンがあったり(10分も編集で短くなっているので、そのせいもあるかもしれませんが)、“悲しい目”とソン長官の関係がよく分からなかったりしました。プログラム読んだら、ああ、そうだったのね、という感じだったり。それをもうちょっと描いてくれたら分かりやすかったかな~

特筆すべき点はやはり、映像美ですね。その点では満足しました。カン・ドンウォンは美しかったですよ~。セリフがない分、目や表情でいろんなことを伝えないといけなくて、難しかったと思いますが、頑張ってたとは思います。ただね、まだ甘いな。というのが率直な感想。なんせこっちは目が肥えてるもんで(笑)。でもまだまだこれからだと思うので、頑張って欲しいです。
剣の舞や、闘っているシーンはとても良かったですよ。本人が全部やってるのかなぁ、だったらかなり凄いなぁと思って観てたのですが、プログラムに全部本人がやったと書かれてました。半年前から舞踊やタンゴの練習をしたそうです。凄いですね。あれは本人の財産になるでしょうね。
スローモーションを多用しているし、闘いの激しさよりも踊るように闘うという美しさを追求している映像だったので、私みたいに香港映画をよく見ている人は、なんだこりゃと思うかもしれませんが(笑)、私はこれはこれでいいと思いました。
同じくハ・ジウォンさんも半年前から練習したそうで、彼女の立ち居振舞いも良かったです。もともとアクションをこなす女優さんだそうで、彼女が出ているドラマで原作が同じ、「チェオクの剣」も見てみたくなりました。
けれど、ハ・ジウォンさんは闘いのシーンだけじゃなくて、演技そのものが物凄かった。舞台挨拶で本人見た後だったので、映画が始まって、女性が一人しか出てこないのに、え?この人さっき見た人?別人だけどーーーー!という感じ。全然表情が違うんです。男まさりというか、男として刑事の仕事をこなしているような役だったので、口はとんがらすし、全然綺麗な表情じゃない。あそこまでの演技を映画で出来る女優が日本に果たして何人いるでしょうか。こういう演技こそ、賞に値するんじゃなかろうかと思いました。ただ叫ぶシーンは1度でよかったかなと思いました。あまり何度もやると新鮮味が薄れます。その点が残念。

ストーリーに関しては、理解しきれない点があったので、あまり触れられないですが、また見てみたいと思うので、そこで新しい発見があったりしたら、またレビューを書いてもいいかなと思ってます。


ところで、良席だったので、ほんとはいけないんですけど、こっそり写真を撮っちゃいました。こっちに載せたので、興味のある方、こっそり見てください(笑)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBさせていただきました (tamayuraxx)
2006-04-23 12:43:57
hi-chanさん、こんにちは ^^

ジャパンプレミア行かれたのですね。

しかも舞台から近い席・・・う、羨ましいです。

(確かに映画を鑑賞する席としては辛そうですが)

わたしは普通に映画館で見てきました。

この作品はやはり映像美と、カン・ドンウォンssiの

中性的な美しさを堪能する作品ですよね。

正直、前半は話がわかりづらく、そのせいか後半も

ぐっとくる切なさがあまり感じられなかったのが残念でした。

ただ、あのアクションや色彩は劇場でこそ映えるものだと思うので、

映画館に行って見たのは正解だったかなと思っています。
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>tamayuraxxさん (hi-chan)
2006-04-24 11:19:05
こんにちは。TB&コメントありがとうございます!

ジャパン・プレミア行って来ました。ファンの方に申し訳ないくらいの良席で、友達と「たぶん、ファンじゃないから、こういう席が巡ってくるんだよね(^^;」と話してました。

ストーリーにイマイチ入り込めないのと分かりにくいのは、見にくい席のせいだと思っていたのですが、tamayuraxxさんも前半は分かりにくかったですか?

他のレビューを読んでも、分かりにくいという意見があるようなので、席のせいじゃなかったのかも(苦笑)

もう一度見に行くつもりだったのですが、やめようかなと心が揺れています(笑)。でもやっぱり観たいかなー。
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三回目でわかりました (みやず)
2006-05-09 15:20:15
デュエリスト二回と後半の半分を見ましたよ。やっと話がわかりました。レビューも再読しまさた。今度見る時はジュースも飲まず、旦那さんも誘わず⇒映画に入りこめる筈!なにせ速いので。岐阜は12日で終了。急がなきゃ?
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>みやずさん (hi-chan)
2006-05-10 09:56:53
コメントありがとうございます。

ストーリーはちょっと分かりにくいですよね(苦笑)。

確かに他に気をとられていると、重要なシーンを見逃してしまって、ますます分からなくなるかもしれません~

東京はおそらく来週で終了ですね・・・

DVDが出たら、また観てみたいです。
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