2002年 ポーランド作品。
作曲家フレデリック・ショパンの映画。
ショパンはロシアの圧政から逃れるためにポーランドを離れ、ウィーンからパリへたどり着く。そこで著名ピアニストのフランツ・リストに紹介されて、ショパンの才能がパリに知れ渡る。リストから紹介された女流作家ジョルジュ・サンドにショパンは惚れ込み関係が始まる。ノアンにあるサンドの別荘にサンドの息子と娘と暮らすようになるが・・・。
淡々とショパンの半生が描かれていきます。伝記映画と言うのでしょうか、愛と憎悪はありますが、これといった盛り上がり無く、平坦な描写が続く地味な映画です。ショパンの名曲が流れます。その演奏にヨーヨー・マ、横山幸雄などの有名どころが使われています。残念ながら、音楽が細切れになっているため、音楽を楽しむようには作られていません。
ショパンの名曲を名演奏で楽しみながら、ショパンの人生を観るように作ってくれたら、二重丸の映画になっていたように思えます。音楽の使い方で減点ありです。
今更ながらモーツアルトを描いた「アマデウス」の秀麗さを感じました。
クラシック音楽ファンの私ですら、退屈な映画でした。お薦めはできません。
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