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「あしたのジョー」 DVD 山下智久

2012-02-21 | 映画

Photo

2011年作品。
ちばてつやの漫画の実写映画化。
ドヤ街の飯屋で元ボクサーの丹下段平(香川照之)が借金を回収に来たやくざにリンチされているところに矢吹丈(ジョー)(山下智久)が巻き込まれ、鋭いパンチで多数のやくざを倒してしまう。このパンチに惚れた丹下段平は、ジョーをボクサーにする夢を持つ。しかし、ジョーは少年院に送られた。丹下段平は少年院のジョー宛に「あしたのために」で始まるボクシング理論を説いた葉書を送り出す。ジョーは少年院で力石徹(伊勢谷友介)に倒され、プロボクサーになる意思を固める。そして、少年院を出たジョーはプロデビューして、ついに力石徹との試合となる。

漫画原作の通り昭和40年代の東京 ドヤ街を舞台として描かれています。ここに登場する大人や少年達がその当時の格好、風景もそのものです。「三丁目の夕日」を連想するような作りです。
山下智久、そして特に力石役の伊勢谷友介のボクサー姿が決まっています。しっかりとした役作りをして、ボクシングのトレーニングを積んだことが伺えます。さらに丹下段平役の香川照之が素晴らしい。たまに見せるボクシングの格好が様になっています。観るまでは「香川照之が丹下段平って、きっとイメージが合わないだろうな」と思っていたのですが、完璧にこれは払拭されました。これ以上は無いと言える丹下段平像です。

2

減点は白木葉子役の香里奈。これはいけません。登場するたびに画面をダメにしました。ここが本当に悔やまれます。


このDVDを観て、小学校の時に日活の実写版「あしたのジョー」を観た記憶が蘇ってきました。それまでは完全に忘却の彼方にありました。こちらは、原作漫画から結構ストーリーの作り替えがあったり、またジョーが原作と少し違った性格として描かれており(当時そのように意識しました)「これは『あしたのジョー』ではない」とがっかりしたことを思い出しました。
これと比較すると本作品は原作に忠実、まさに漫画の実写をしており好感が持てます。

懐かしいストーリーです。お薦め。



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