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「記憶探偵と鍵のかかった少女」 DVD マーク・ストロング、タイッサ・ファーミガ

2015-07-24 | 映画


2013年米国、スペイン作品

他人の記憶の中に入るという能力を持つメンバーを集めた記憶探偵組織のジョン(マーク・ストロング)に、拒食症になった16歳の少女穴アナ(タイッサ・ファーミガ)を救う依頼が入る。アナの記憶には母親によってつパーパーナイフでつけられた手のひらの傷、学校の同級生の毒殺未遂事件、教師による性的虐待 など多くの事件があった。ジョンが事件を調べると、アナの記憶と違う証言が出てくる。さらにジョンは男に尾行される。



相手の記憶に入り込むという超能力があり、これが目撃証言よりは価値が低いが法廷でも認められるようになった世の中という設定。記憶に入り込む記憶探偵のジョンは過去に妻の自殺があり、これが彼の仕事の課題となっている。アナという少女はIQが高く、それ故なのか他の人との交流がうまくできない。両親によって室内に隔離された状態になっている。こういう伏線のもと、ジョンとアナが巡り会い、ジョンはアナを救おうとする。ところが というサスペンス映画。
ストーリーのバックボーンは単純。この装飾がいっぱいあって、これが過剰すぎる感じ。見終わって、すっきりとはしませんでした。

ジョン役のマーク・ストロングは いかにも超能力があり、それ故に心を病みかけているというように見えます。こういう男が現れて「記憶の中に入ります」と言われたら、あり得る と思う風体、表情しています。



アナ役のタイッサ・ファーミガは はかなくてか弱い少女。天才だけど人つきあいができない女の子という感じが良く出ています。そして、すこしづつ「危ない」要素が出てきて、これも上手い。



俳優は素晴らしいです。シナリオの減点が無ければ、良い作品になったと思います。


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クリエーター情報なし
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