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TBS 日曜劇場
池井戸潤原作小説のTVドラマ化。2014.6.22 放送終了。
電子部品メーカー青島製作所は世界的な不況とライバル会社イツワ電機の攻勢を受け、経営の危機に瀕していた。同じく青島製作所の野球部はかつての栄光が消え去り、負け犬のような状況であった。ここからの企業と野球部の逆転のドラマ。
原作をほぼなぞったドラマ化。池井戸潤の原作が映像化に向いていました。企業と野球部、この2つの存亡を賭けた熱い戦いが繰り広げられていきます。そして、ギリギリまで追い込まれてからの胸がすくような逆転劇。感動します。
TV番組のスポンサーに日本生命と東芝という社会人野球に力を入れている企業があるためか、原作よりも野球シーンが多め。TVドラマ放映の中盤からこの両社のCMにドラマの野球部が登場しました。これは良かった。CMも楽しめた。
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このTVドラマの特徴は、顔のアップ。細川社長(唐沢寿明)を筆頭に笹井専務(江口洋介)、大道監督(手塚とおる)、沖原投手(工藤阿須加)そして悪役の坂東イツワ電機社長(立川談春)、諸田ジャパニクス社長(香川照之)の顔の どアップの表情、すごくて面白い。香川照之の顔芸には官能さえ感じました。
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一点だけ違和感を持ったところ有りです。それは青島製作所の役員室、会議室が立派すぎること。青島製作所の会長の理念、会社の社風とは全く合わない。役員会議を パイプ椅子とは言いませんが、安いコクヨのオフィス家具でやって欲しかった。技術開発の現場にはお金をかけるが、役員室にはお金をかけないという経営であったはずだから。
面白いドラマでした。もう一度見たいと思うシーンが何個もあります。
DVD出るの待ちきれないな。