茹でた素麺を温かい うどんつゆ の中へ
小松菜と卵を炒めたものを添えて。
素麺は寒い時期に温かいつゆで食べても
美味しい。
「仙台に姉が居りますので・・・ 」
白石温麺 を時々くださる方が居た。
” 温麺 ” というのだから温かいつゆでいただく
ものだろう と 勝手な解釈をして、専ら薄味のつゆで
かけうどん風の食べ方をしていた。
” 温 ” とは食べ方の温度をいう訳では無く、製麵工程で
素麺のように油を使っていないので胃に温かく優しい
ですよ との名付けらしい。
食餌療法や離乳食にも良さそうだ。
油分使わないことで粘りが不足するので長く伸ばすことが
難しく、あの愛嬌のある短い姿になった由。
彼の地で温麺は夏には冷やして、冬は温かく、
四季を通じて食卓に載るとのこと。
温麺をくださった方は震災の前年に亡くなり、姉という方も
その二~三年後に亡くなられた。
共に 天寿 といえるお年であった。
白石温麺が手に入らなくなって久しい。
今は冬も 播州産素麺 を使っている。
胃にやさしい? 笑わせるない!
と言う あなたには
牛肉と牛蒡のしぐれ煮に粉山椒。