床の間の横に 飾り と あかり取り に付けてあるのが
書院窓。
いつにも貼り換えをしていないので黄ばんでいる。
欄間は上に上げながら下をどちらかに押す・・・
ことには なっているんだが・・ ガッチリ。
小さい角材当てて、木槌で 叩いて・・・
外れた。
枠が小さいからそのままシンクに入れて
流水で 簡単に紙が取れる。
貼り方から見て 本職 の貼ったものらしい。
素人仕事では 糊 が多くてこう簡単には
剥がれない(たぶん)
貼る前にきつくなっている嵌め込みを 直す。
嵌めるのは 外す 反対。
先に上側の溝に入れて、下の溝に 押し込む。
建具が膨らんでいるのか、柱が歪んでいるのか
左右にも セリ 、つまり、当たって入りづらい
ところ がある。セリとは多分「迫り」と書く
のかと思うが、機械の組み立て現場のことば。
セリ を取る。
当たっているところを 80番くらいの粗いペーパーで削る。
枠が直ったら 障子はり。
書院窓の枠は骨が多くて・・が折れる (あ~・・言っちゃった・・・)
障子貼りってのは 手が3~4本 欲しい
(やったことのあるひとには解かる、出来れば長いヤツ・・)
千手観音おまつりするのはお寺に任せて、
二本の手で 完成!
近くで見るもので無し このくらいが 愛嬌。
家人は「ちゃんとした表具師に出しなさい」と
言ってくれたんだが・・・・・・
人に貸したんじゃないの?