どんっ!・・・なんだ??・・・乗っていた雪が5メートル四方崩落して沈下していた。右足に鈍い痛み、そのまま雪渓の下のトンネルに吸い込まれていたら・・・クワバラ、クワバラ。知らないうちに雪渓の薄くなった部分を歩いていたらしい。そのあとずっと遠くから見守ってくれた黄色のパーカーのお兄さん、ほんとうにありがとうございました。無事帰宅しました。 本当は青木湖で一泊して片足でサイクリングもしたんでが・・・
針ノ木岳、清々しい名前である。谷に白く見えるのが針ノ木雪渓。黒部アルペンルートの入り口、扇沢より爺ヶ岳から針ノ木岳への周回コース。稜線に出れば正面に優雅な立山、人を拒否するような剱岳。振り返れば、白馬鑓、唐松岳、五竜、鹿島槍の双耳峰。やがて眼下にコバルトブルーの黒部湖も見えてくる。時間はかかるが、雷鳥の親子や遠くのお花畑に熊の姿が見えたりで、飽きることがなかった。 下山の日は天候一変、雪渓にかかる頃には ピカッ・・・・・ゴロゴロゴロ 本格的な雷雨となり、おまけに上記の不始末。足かばいながら通常の倍の時間かけて扇沢に下山。同行の子どもは「青木湖行ったら自転車乗ろうっ!」 いやはや子どもは回復が早い。