昔々、旅雑誌のグラビアで見た印象的な風景。
ただ、雑木林を黒いコートを着た男性が寒そうに歩いている・・・
それだけの風景なんだが、ずっと忘れることが無かった。
「平林寺と野火止用水」
http://www.linkclub.or.jp/~kiyota/heirinji/heirinji.html
新座の駅から歩くこと20分、家と畑の向こうに少し高くなった雑木林が
見えて来る。 56ha とも言われる平林寺境内林である。
境内林の裏手に回ると 「野火止用水」 の本流
荒廃していたものをかなり手を入れて保存しているとのこと。
江戸~明治の武蔵野の村落を切り取ったような畑。
中央では 江戸×明治 断絶と言っていい程の「変革」の印象が
ある。 しかしこういう村落の生活には中央の変革に無縁な
時間が流れているような気がする。 今日なお。
上の写真の突き当り、屋敷林の中の 「 庭 」
真新しいトラクターに健康的なものを感じる。