孤高のグルメ 14 トン汁

 

 

　　　　　　　　トン汁といなり寿司 。

 

　　　　　　　　収穫した里芋は寒さに当たると傷んで不味くなる 。

　　　　　　　　農家は畑に藁で囲って土掛けて置くなどする 。

　　　　　　　　素人は　　傷む前にサッサと食べてしまう！

　　　　　　　　そこで、トン汁、けんちん汁のくり返し 。

 

　　　　　　　　里芋洗うと手が痒くなるが、泥のまま少し日に干しておくと

　　　　　　　　多少よいような気がする。（ 気のせいか ・ ・ ）

　　　　　　　　以前はまとめて板でゴリゴリ　イモ洗い　していたが洗ってしまうと

　　　　　　　　早く傷むので泥のまま置いて食べる分だけ洗うようにした。

 

　　　　　　　　大根、ニンジン、大き目に切って、あればこんにゃくも 。

　　　　　　　　牛蒡は少し水に晒す。

　　　　　　　　里芋は切ったら塩振って放置、ヌメリを取る。

　　　　　　　　鍋にごま油ひいて、全部投入・・・　肉？

　　　　　　　　肉、先に炒めると、焦げるんで　野菜が先のほうがいいと思う 。

　　　　　　　　（ 何故か、世の中のレシピは肉が先・・・　現場シラネエナァ～ ）

　　　　　　　　野菜に油が回ったら肉もいれる 、肉はブタばら 。

 

　　　　　　　　弱火でしっかり炒めて酒と　ほんだし　を振る、あらかた火を通して

　　　　　　　　しまってからお湯さして煮始める。　

　　　　　　　　（ ダシは本格かつおダシでも何でも、どこで入れても変わらないような気がする ）　

　　　　　　　　すぐにアクが浮いて来るのでアクは取る。

　　　　　　　　（ 最近、野菜のアク 少ないですね ）

 

　　　　　　　　あとは弱火で放置して、食べる直前に溶いておいた味噌で味付け 。

　　　　　　　　薬味に　ネギ、七味唐辛子、練り辛子・・　好き好きで。

 

　　　　　　　　『 山形の芋煮 』というのも何度かやってみたけれど、やり方が悪いのか、

　　　　　　　　イマイチ　もの足りない 。

　　　　　　　　牛肉のダシというのは他に移りにくいのか、しょう油味ということもあって

　　　　　　　　味が淡泊に思う。　

　　　　　　　　やはり関東人には　油で炒めて、コクのあるみそ味・・　が親しめる 。

 

　　　　　　　　芋煮も山形でいただけばきっと美味しいんだろうと思う。

　　　　　　　　湯野浜温泉、温海温泉、銀山温泉、蔵王温泉、天童、肘折・・・

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