黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

第2ラウンド

2017年07月26日 04時18分28秒 | 日記
私にとっては今年2回目の自分たちの為のヘボ追いです


約束の場所に着くと面さんと俊さんはもうヘボ追いを始めていました


で、難なく1つ発見


2つ目は色々振り回され挙句に帰って来ず
俊さんは午後から用事がある為時間切れ


10時半から昨日見つけた切り株の巣を俊さんが掘りました
サポートはバカ面さんはカメラマン


切り株の下に潜り苦戦すると思いきや俊さんが一寸掘ると直ぐそこに巣が
この時期にしては小さいテニスボールサイズでした


俊さんはこれでお別れ以前見つけて置いたのを面さんが掘ります
バカはサポートところが行ってみると獣の掘った跡が


でも掘った跡にある穴からヘボが通っている


取り合えず掘ってみると潰れかけた巣がでてきました


推測するに獣が掘る時10㎝位の石が有りそれを揺すったので巣が潰れ
攻撃蜂が出たので獣が退散した


結構いい巣で巣盤もしっかりしていたので面さんが面倒見る事に
帰還蜂を納め蓋をすると帰還蜂が捕獲して終わろうとするとまた帰還蜂が
こんな事を5回程繰り返し30羽程捕まえました
働き蜂が多いので直ぐ修復して呉れるでしょう




14㎝

2017年07月25日 04時18分28秒 | 日記
ヘボ追い三昧で更新が儘ならず申し訳ありません
諏訪合宿から帰った翌日の7月17日は面さんと俊さんが見つけて呉れた巣を掘る予定でしたが
早朝にスゴイ夕立急遽午前中はヘボ追い午後から掘る事に


今年初めて自分達のヘボ追い林道を50m余り追いかけて1発で仕留めました
林道の土手のソコソコの通い


コアジサイが未だ咲いてないです随分遅れているなあ


2つ目は面さんと俊さんがアタリを着けて置いたヤツ
大体予想は裏切られるものでそれより大分手前の切り株に落ちました
これは後日俊さんが掘りましたが意外にも直ぐそこに10㎝位の巣がぶら下がって居ました


最初に見つけた巣を私が掘り午前の部を終えることに


意外と入り口から遠かったです


こんな方には無いだろうと誰かが揺すった朽木の上に有りました


揺すった影響で下の方が少し壊れていますがまあまあキレイに掘り上げました


午後から俊さんと面さんが見つけて呉れた巣を見に行くとハチクマ?に獲られた感じ
どうやら空洞になった外被の左側の方に2番巣を作ったようです
「取り合えず掘ってダメだったら次に行こう」と言われましたが掘っても多分女王は居ないでしょうし
それが解るのは1ヶ月後なので掘る事を固辞そのまま置いておきます


次に行ったのは速報に載せた面さんには勿体無い婿殿が見つけた巣
穴の直径は略ピンポン玉


沢山の帰還蜂を追いこんでから俊さんのサポートで掘り始めました
だからここからの掘り上げ画像は面さんの撮影
最初の巣もそうですが大体私が掘る時は面さんが撮影して呉れます


巣がチラって見えた時球形のカーブを感じなかったので「これはデカい」


持って行った一番大きな13㎝の移送箱に外被を壊しながら押し込みました


2日後にはもうヘボ団子です


↑写真を撮り終え戻ろうとするとニイニイゼミこの地で初めて見たニイニイゼミかも


半分に切ってあげると直ぐ飛びつきました

諏訪合宿(3)

2017年07月22日 04時18分28秒 | 日記
諏訪合宿の最終回です
宴会は盛り上がって終了時間を2度警告されてやっとお開き
と思ったら何故か面さんの部屋に集まって尽きないヘボ談義のつづき


流石にもう誰も飲まなかったけど話は尽きないこんな話を聞くのはヘボ追いよりも好きです
否やっぱりヘボ追いかな


翌日は朝から生堀先ず会長さんが#$%さんがやったと言う新方式を披露


ところが急にやったものだから準備が出来て無かったり箱が合わなかったりで大苦戦

面さんと私は昨日見つけたのを各々掘り始める
1時間ほどで面さんがやって来たが私の巣が見つからない
追って行った穴は2つに分かれて居たが両方とも行き止まり
何処かでもう一本あった穴を見落としたらしい
面さんも一緒に掘るが見つからない面さんは「時間の無駄」と言うし、皆さんに迷惑が掛かるので諦める


皆の所に戻ると師匠とOさんはキレイに掘り上げたらしい
やがて会長も3つ掘り上げて来たが3つ共壊れたとここの巣は恐ろしく脆い
私だけ1つも掘ってないので取り合えず近くにある巣を掘れと
ところがこれがまた見つからない面さんとOさんが手伝って呉れるが判らない
やがて鎌を使い始め姫笹の根を切っている時雑な切り方で巣を切ってしまった


巣は2段だけだが1段目はソコソコ大きい2段目は空


女王と1段目の巣は納めたが働き蜂が5,6羽と少ない
でも掘った以上最後まで面倒見なきゃでもどうなるだろう

この後私がもう1つ掘る巣は少しの苦戦で見つかった
巣に着いて居た笹の根を切る取り除く時髪の毛より細いひげ根が巣に着いていた
それを引っ張っただけで外被は上下に割れた脆いにも程がある
ここの掘り上げはもう少し経験しないと師匠に合格点は貰えないだろう
しかし良い経験をさせて戴きました
これ以上掘って壊すのはヘボの虐待になるので止めました
しかしここはもう一度挑戦したいと思いますこんなまま終わらす訳にはいかない
私と面さんで見つけられなかった巣は師匠とOさんが行ったらもう通い始めていたそうで
掘り上げて来て呉れました
楽しいヘボ追いと貴重な経験をさせて戴いたヘボ合宿はこうして来年にバトンを渡しました

諏訪合宿(2)

2017年07月21日 04時18分28秒 | 日記

<今日の1枚>石見神楽・鍾馗                    石見大田たぶみ倶楽部会長・作
<今日の1枚>は今日が最終回ですでも鷹さんの絵葉書はまだまだ沢山あるようです


諏訪合宿の続きですこの花を見るとなぜかエゴノキ、タブノキ、ザイフリボクが浮かんできます
今回も中々思い出せず漸くイボタノキ黍生山にも何本かあります


Tombeeさんも先日UPしていたキバナノヤマオダマキ


今年初めて見たシモツケ今年はもう見られないかと思っていました


卯の花も未だ咲いていました流石信州


ウグイスカグラの実会長も食べました甘かったです


あっヘボ追いをやっていたのでした
最初に撒いた餌に戻ってみると会長と面さんが尾根に撒いた餌に着いていたのを1発で発見
でも全然通ってないそうです
一番手前の餌に着いていたのを師匠が飛ばす100m程斜めに下って林に消えた
師匠が尺取虫でそこまで持ってくるも高い所を飛んで林を抜けた
今度は尾根から下りて来た会長が尺取虫で飛ばす
何度か飛ばして「否、林から抜けてない!」と言う事に
そこに難場に餌撒きに行っていたOさんが戻ってくる
散々尺取虫をやって疲れた会長に代わりOさんが尺取虫
「バカと煙は高い所に登る」の通りバカは近くの檜に登る
ここなら200m先の高所から尺取虫をするOさんがよく見える
するとOさん信じられない程のスピードで林道を下って来る
余りのスピードに驚きを越えて笑い出しちゃいました
それでもオヤが逃げないのは膝が柔らかいんでしょうね羨ましい限りです
全員が見ている前で放すとヘボはバカの登った檜から2m程の所に落ちた
この後Oさんの撒いた難場でピンを1つ見つけて本日のヘボ追いは終了
愈々宴会ですがそれは明日

<お知らせ>
今日は大蔵高丸に登りその後ヘボの生息調査
明日は東大山中湖演習林でヘボの講習会帰って来るのは日曜日です
明日は予定投稿しますが日曜日までは皆さんの所にお邪魔出来ないかも知れません
その節はどうかご容赦ください

諏訪合宿(1)

2017年07月20日 04時18分28秒 | 日記

<今日の1枚>石見神楽・大蛇(おろち)               石見大田たぶみ倶楽部会長・作

連日のヘボ漬けでUPが遅れましたが15~16日とヘボの大家・極トン師匠と
師匠お気に入りのOさんのお招きで信州にスガレ追いに行って来ました
スガレは信州でヘボの事井伏鱒二の随筆に「スガレ追ひ」と言うのが有ります
一昨年の中日新聞・中日俳壇の年間賞は「伊那谷に生まれて男スガレ追ひ」でした
Tombeeさんもこういうのを作ればいいのに…「石見」では語呂が合わないかな


諏訪湖SAに午前8時それが集合時間でも面さんとバカが着いたのは7時
先ずは蕎麦を食べて腹ごしらえなのだそれにしても素晴らしい天気


北アルプスがここから見えるとは知りませんでした気付いたのは当然面さん


東を見ると八ヶ岳にプテラノドンが迫っている様な雲7時50分には全員揃う


私以外は根っからのヘボキチ話より「早くヘボ追いをやろう」
挨拶もそこそこにOさんのとっておきの場所に案内される会長はもうスガレ追ひモード


笹の中に倒木が隠れていて歩き難いのですがOさんは鼻唄で餌のウグイを吊るして行きます


餌を撒いて20分もすると師匠が「ここは薄いから移ろう」と
移動中師匠とOさんが見つけて置いた巣を幾つか見せて頂く
これはその中でも一番大きいと思われる巣


まずまずの巣を2つ見つけた所で昼食Oさんが手早く鶏チャン?と焼うどんを作って呉れる
これが手際よくって美味なんです


師匠の写真を撮る会長これだけでどれだけ楽しい昼食だったかお判り頂けるでしょう


午後になって少し花を撮る余裕も出来て来ました何しろ大御所、大家のお供ですから
                                                        つづく