毎年の事だが、お盆を過ぎ、秋風が経って来ると近隣の山々散策を考え出す。 来る日も来る日も猛暑が続き、外に出る事すら億劫になる!!! 迂闊にも出ようものなら熱射病に掛かり帰宅すら出来なくなる恐れがある。それ程の猛暑が来る日も来る日も続いている・・・ 正直、8月から殆ど家の中に居る。 クダラナイ You tube 等見ているがこれ又辛い!!!が、ついつい見続けてしまう。 夕方ヘボちゃんに餌を遣り、6時になるとプロ野球のTV観戦というのが日課で丸2カ月が過ぎようとしている。ヘボちゃんの餌遣りは夕方3~4時と決めているがこうした時間帯でも熱煮には敵わず家に入ると汗を落とし、クーラーの効いた居間でゴロ寝になる・・・
時折、思い出したように山の散策に出掛けたこともあるが、後が怖い!!! 家の中に居るばかりなので脚の衰えがジャンジャンと進んでいる・・・ 歩くのが億劫になりつつありこの先の心配が進む!!! 先日、猛暑の中悪餓鬼時代の幼友達と少しばかり遊んだが後の疲れ方は尋常では無かった。こんな反省もあり、庭の鬼灯が色付き出していたので見習い、山の鬼灯城へ様子見に行ってきた。山中も熱砂の日が続いているが、鬼灯は初秋の色合いを呈していてくれ十分に堪能した!!! 此処数年で一番の収穫だになった。 偶々この地に栃の実:トチンブクがありこの所面白がって毎年採取してきた・・・ だが、今年は実の付きが悪く12~3個拾った程度で異常気象の事実を知った!!!動物の主食:ドングリも不作のようだ? 今年、熊さんの里や街に出没するのも解る!!! 山の餌が余りにも少ない為人間の住処に遣って来ているのだ!!!
トチンブクを拾って、撒いた餌を見ながら『鬼灯』の城へと移動する。先ずは小振りタイプの『鬼灯』の収穫。 『鬼灯』の収穫にはコツがあり、根から引き抜く様な事をしてはならない!!!!! 先端部の鬼灯領域の茎を鋏で切る!!! こうすると子孫を絶やさない儘毎年の観察や収穫が保証される。 どういう訳か?最初のポイント地点はサイズの小さな『鬼灯』の群生地だ。 此処は終戦直後畑にしていた場所のようにも思えるが、正確の所は判らない。
今ではジャングルと周辺部は濶葉樹で覆われている・・・かなりの収穫だった!!! この地でのヘボちゃんの付きは薄かった!!! ピンコロが2~3匹来ていた・・・ 又来るかも知れないが、この日はこれ以上やらなかった・・・
『鬼灯』の城はもう1か所ある!!! 一山超えた地帯だ!!! 山林の上辺部に幾分平らで水が湧き出ている地帯がある!!! もう灌木が大分大きくなってはいるが、終戦直後、開墾をしていた痕跡も考えられる。今は完全な荒れ地で唐松等の大木で覆われている山だがこの一角に道らしき地帯があり、この周辺部に鬼灯が群生している!!! 大型鬼灯で未だ過ってこのサイズに出会ったことはない!!!何故か昨年取れた場所では2~3本取れただけだった。鬼灯の木も小さくこの夏のカンカン照りが災いしたと感じた。一方、昨年までジャンブルだった場所は豊作でそこそこ採れた!!!サイズが大きいので貫禄があり、見応え十分。 両手イッパイの収穫に満足感を憶える!!!
勿論、木を痛めないように木本部を残し上部の『鬼灯』だけを頂く!!! ふと、上がってくる際、吊るしてきた餌を見ると良い形の『シダクロ』が5~6匹付いていた。 飛ばそうとすると大粒の雨がザザッと降り出してきた。。。。 雨の中方向だけでも見たい!!! ペタペタ引っ付く紙縒りを操るも雨には敵わなかった!!! すると、瞬間の夕立が止んだ!!! 暫くは同然だったが、その内に方向が摂れる様になってきた・・・・3方向に飛ぶも場所が悪過ぎ、出発点から先の追い込みは難波過ぎて追い込みは不可!!! また、急坂で歩くのにも苦労する!!! その内の一つが20~30m飛び、右旋回した・・・ その先の木々の端部を見ていると出て来て急降下し落ちたように見えた。 キノコ鎌を頼りに其処まで歩いていくとかなりの通いを見た!!! もう、誰も遣らなくなった場所故、多分、種蜂として残すことになるだろう・・・
そして、夕立が酷くなり出した!!!帰路の道は雨脚で見えないほどの物凄い雨になった!!!
欲もなく、ふらっと山野を散策する・・・ 『鬼灯』と『トチンブク』の収穫が目的だったが、今年、里山で見た最初の大型『シダ』のコロニーにも満足した2~3時間の山行きさんだった。。