黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

ちょっと前

2015年01月31日 12時00分00秒 | 日記

1月28日の黍生山です この日も寒い黍生山でした
スゴイ強風で倒れかけた松の木が隣りの木と擦れあってギイギイ言ってました

 
11:50山頂の気温は3℃に届かず
上空を盛んにヘリが飛んでいました浜松と小牧の自衛隊基地を行き来しているようです
2ローターの大型へりCH-47 チヌークでしょうか


西は左に養老山地 右端に薄っすら伊吹山


北の御嶽山は裾野だけ


東北の恵那山だけはクッキリ、スッキリ


頂上部を拡大

 
恵那山の左の中央アルプスは右側の三沢が少し怪しい
帰りに林道下でヤブコウジの実を発見山頂には幾らでも有った筈のヤブコウジ
今年初めて見たような…山頂のヤブコウジはどうなっちゃったんだろう

 
共有山で葉脈のはっきりした苗何だったっけ
下山して田んぼの耕作放棄地で咲いてたタネツケバナナズナだとずっと思っていましたが
Tombeeさんのブログに一昨日これが載っていて初めて誤りに気が付きましたありがとうございました

 
耕作放棄地のガマノホが風で飛んでいました
この辺りは亀田洞(かめだぼら)と言いますが用水路に落ちていたカメをみて
「カメダ!ホラ!」これで謎が1つ解明
しかし今時甕が落ちてるってどう言う所だとお思いでしょう
そう言う所です




奥の細道「大垣」

2015年01月30日 12時00分00秒 | 日記

山小屋さんとその仲間の方は奥の細道の歌枕を数年かけて歩いてみえますが
昨日は最後の「大垣」でした そこでOHCもバカのヘボ飯と面さんが捕まえたを持って4名で
駆けつけました あっ、はカミと面さんがそれぞれ調理して呉れました念の為
大垣に向かう名神高速(本当は中央自動車道西宮線って言うんですよ
長良川の辺りでは正面に伊吹山が
黍生山からはハッキリ見えない伊吹山が直ぐそこ 手が届きそうです


9:40大垣駅に着きました
電車で来る山小屋さん達14名を待っていると 面さんが妙齢の女性の方とお話している
手も口も早いんだからと思ったら女性は山小屋さんのブロ友hirugaoさん
OHCと同じように関西から駆け付けたそうです


改札口の窓からも伊吹山


山小屋さん達と合流し現地ガイドさんの案内で出発中央はカミと俊さん


いきなり買いたくなる様なお菓子屋さんに寄ったが出発したばかり我慢ガマン
で水門川沿いを歩く


大垣は水の街自噴している所も多いようです
水が沢山出れば川も沢山あり当然キレイ 
水草はガイドさんが確かセキショウモとか言われたような…


     真剣に何か撮っている面さん              真剣に聞き入っている山小屋さん
バカは皆さんの周りをウロウロ


左:面さんはこんな写真を撮っていたようです
右:写真では判り難いんですが何となく崩れそうで心もとない石垣です
  太さんが居ればどう言う石垣か教えて呉れたのになあ


左:大垣城の中に入りました
右:商店街の日除けのれんには皆このマークが有りました


大垣城の東門


天守からは伊吹山が


御嶽山の左に有ったこの真っ白の山は乗鞍の様です


左:商店街のお寿司屋さんで昼食の時
  面さんの捕った猪をカミが竜田揚げにしたので食べて頂きました拷問だったかな
右:水道メーター?のフタ


水門川の住吉燈台芭蕉は此処から船に乗って式年遷宮に向かったようです
対岸には早咲きの桜八重の様です何だろう
市内を行ったり来たりしたので何処に居るのか分らなくなりました


ここで集合写真 腰を伸ばしたお爺さんがバカみっともないなあ


              芭蕉                            モドキ
誰も遊んで呉れないので遠くにいた山小屋さんにお願いして撮って貰いました


駅への帰り道 頭上には鈴懸
駅前での別れ際
前々日山小屋さんにメールで「面さんは置いて帰りますので宜しくお願いします。」と連絡
すると山小屋さんから「面さんは連れて帰って下さい」
と仰るので駄々をこねる面さんを連れて午後6時帰宅です
山小屋さんとその仲間の皆さん昨日はありがとうございました
大勢で押しかけ大変お世話になりました
今日、明日と楽しい旅になりますように


春の様な

2015年01月29日 12時00分00秒 | 日記

今日は26,27日の黍生山です
先ず26日夕方から雨と言う予報でしたが出発した午前10時半には何か怪しい空模様


左は田んぼの水路の芹採集するほどはとてもありません
右は檜や杉の林でよく見かけるフタバアオイの様な草だけど高さは3㎝位しかない何だろう


左は先端を多分鹿に喰われたアオキ
 ずぼらな鹿で林道沿いは皆食べるのに1m程藪に入るともう食べない 藪嫌いなようです
右は先日速報した今年一番に咲いたウグイスカグラ


11時半の山頂は12℃ 足助YH研究会の方4名が見えました
右は何故かピンクがかったコウヤボウキ


暖かく風も無いので山頂の平で昼食この時期には稀な事です
すると松の切株に松がこのまま大きくなって欲しいものです


27日の黍生山も暖かい


左:第一鉄塔下でハエが2匹止まって居るのかと思った…樹液
右:林道下日溜まりのクロモジは連日の暖かさで蕾が膨らんだような…


未だアオキの実は青いと思っていたら赤い実
林道下の急登でブンブンブンブン五月蠅かったコイツ一月蠅


昨日2輪だったウグイスカグラは4輪開花していました
この暖かさでダンコウバイもほんの一部ですがほころび始めたようです


        山頂の気温は9.5℃              山頂下の樫の木の蕾(多分)


前夜の雨の名残か山際には雲が
寧比曾岳はおろか筈ヶ岳の山頂も雲の中
でもこの2日は春の様な暖かさで風も無くウキウキでしたが
昨日は風が唸る何時もの黍生山に逆戻りしていました 春まだ遠い黍生山です




薄化粧/厚化粧

2015年01月28日 12時00分00秒 | 日記

今日も2日まとめてです
先ず24日の黍生山 西はそれ程でもありませんが北はよく見えました


午前11時の気温は3.7℃ 


寒いけど御嶽山


中央アルプスが厚化粧


恵那山は薄化粧


大川入山は普通の化粧か


3つまとめて


黍生山で一番進んでいるハンノキ


林道のウラジロの群生


これはシシガシラでいいと思いますが…


問題はこの上下4枚の写真 ウグイスカグラの何なんでしょう
ピンクの蕾は他に一杯あるし 雌雄異花と言う訳でもあるまいし
幾つか有りましたけど 山トンさ~ん! これは何ですか





日曜の25日林道下まで来ると 林道から賑やかな声
声の主は20日に甥御さんを連れて下見に見えた山ガールさん達でした
5日振りの再開です 今日は総勢8名です


11時の山頂は7℃越え


薄曇りで眺望は諦めていたら御嶽山


3化粧 意外に見えました


最後にもう一度ウグイスカグラのこれ 花は有るのに…

付録
厚化粧/薄化粧で思い出した芭蕉の奥の細道
「象潟や雨に西施がねぶの花」のきっかけになった蘇東坡の漢詩


飮湖上初晴後雨  湖上に飮み 初め晴れるも 後に雨ふる
  
水光瀲灧晴方好  すいこうれんえんとして  晴れてまさによく    水面がキラキラして晴れた西湖は素晴らしいね
山色空濛雨亦奇  さんしょく くうもうとして  雨もまた奇なり     向うの山がぼんやり霞んで雨も又いいじゃないか
欲把西湖比西子  西湖をとりて西子にひせんと 欲すれば       じゃあ西湖と西施を比べたらどうなんだ
淡粧濃抹總相宜  たんしょうのうまつ すべて あひよろし       そりゃあ薄化粧も厚化粧もどっちも素晴らしいよ

芭蕉が奥の細道で行きたかったのは3か所
松島と平泉と象潟
その松島は「日本一の風景であって、中国の洞庭湖や西湖にも負けない」とベタ褒めです
一方象潟に芭蕉が着いたのは夕方で潮風が砂を吹き上げ折からの雨で辺りは靄って鳥海山も見えないそこで芭蕉は「雨もまた奇なり」とせば雨後の景色が楽しみだと蘇東坡の詩を引合いに
翌日象潟を堪能した芭蕉は「おもかげ松島にかよいて又異なり、松島は笑うがごとく、象潟はうらむがごとし」と言っています象潟に着いた薄暗い景色が胸を病んで手を胸に当ててうつむいている絶世の美女西施を連想させて「象潟や雨に西施がねぶの花」となったようです





近いかも

2015年01月27日 12時00分00秒 | 日記
今日もまた22,23日の2日分ですがその前に昨日の黍生山の嬉しい発見を
 
西ルート林道下でウグイスカグラが開花しました
それならもしかしたらと東ルート山頂下の馬酔木沢山の蕾の中から
2輪の開花を確認しました


さて22日の黍生山です
結構な雨でカッパを着て出掛けました
共有山下も靄が掛かっていい感じ


林道下もいい感じですが此処まで来るとカッパを着ているので暑い
この日のカメラはコンデジ山小屋さんやTombeeさんの様な簡易防水のTG-3が欲しい

 
林道に出ると当然明るいけど雨がまともに当たるのでカメラには厳しい
山頂の気温は6℃手足は暖かいがカッパを着て汗をかいたので背中は冷たい


雨の山頂は当然何も見えず


こんな日に黍生山登るバカは他に居る筈も無く


御嶽山恵那山も雲の中

 
カメラが雨に濡れる事を恐れ慌てて撮るので結構ピンボケ
これは翌朝の画像ですけど雨に濡れたコウヤボウキの花は皆閉じていました
マツボックリを水に入れると閉じるのと同じだ~
水場の水量も増えて濁っていました


翌23日はご覧の青空


林道出合いのこの蔓やっぱりキレイ~ 
<追>名前が解りました ボタンヅルの様です お騒がせしました

 
今年は黍生山のフユイチゴの実が少ないです木の実が少なかったのと同じ理由かな
ダンコウバイは相変わらず

 
林道上陽だまりのツツジの芽は少し緑
枯れたオケラの花も昨日の雨で閉じていました


昨日何にも見えなかったのが嘘の様です

 
山頂の気温5.5℃ 風は少し冷たい
前後しますが林道にあった赤い蔓何だろうと撮ったら野バラの様です


良い天気ですが山際には雲が有って恵那山さえ上の方は雲の中

 
帰ると川にカワアイサのメスすると近くに見慣れないコイツ
カワアイサのオスです番いになったのかなあ
でも直ぐにオスは飛び去ってしまいました
メスはマイペースでその後も魚捕りです