黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

アオサギ

2013年07月27日 16時37分44秒 | 日記
 
足は治りませんでした
明日のヘボ追いは夢のまた夢
今日も簡易ギブスで固定されました
固定すれば痛みは大分無くなりますが鬱陶しい~イライラする~
俊さんはあんな本格的なギブスをよく1ヶ月も着けていたものだ
尊敬の念すら覚えます

久し振りにあのアオサギがやって来ました
右の画像のこのポーズまさしくあのドジなアオサギです
暫く見ないうちに随分大人になったようで
以前の様にバタバタしません
無闇に水に入る様な事も無くなりました

 
でも時折こうやって魚を狙うのですが
左のほうで魚が跳ねると
狙うのを止め魚が跳ねた方を見ています
そんな事が何度も
見ていたカミが「魚にバカにされてる!」
バカと一緒で集中力が無いんですねえ


最後は石の上で呆然と立っていました
李白の詩に白鷺鷥(はくろし)と言うのがあります

白鷺下秋水   はくろ しゅうすいにくだり

孤飛如墜霜   こひして しもをおとすがごとし

心閑且未去   こころかんにして じばらく いまださらず

獨立沙洲傍   ひとりたつ さしゅうのかたわら

あと10日程で秋です


塞翁さんの馬?

2013年07月26日 18時26分09秒 | 日記
 
日曜日ヘボの生掘り中に痛めた足が月曜日は痛かったものの火水と日に日によくなった
これは土曜日ヘボ追いに行けると面ビーに連絡
一人で2万匹も放蜂したのにヘボが居なくて困っている松本の師匠には
持って行きますよ~ってメールを入れた
ところが昨日起きたら足が痛い
時間が経つにつれ痛さが増してくる
掛かりつけの整形では湿布を呉れるくらいで劇的な回復は期待できない
で今日1年振りに昔通った接骨院に行った
ここはスケート・ショートトラックの五輪選手の寺尾悟君も来るところ
監督が同じ町内に見え坐骨神経痛になった時憐れな姿を監督の奥さんが見て紹介して呉れた
週刊誌に載った某整形に2ヶ月通って漸く立てるようにしかならなかったのが
一発でスタスタ歩けた
まあこんな事はしょっちゅうないだろうがでも少し期待
ヘボ好きの先生バカの顔を見るなり「またヘボで痛めましたか?」
実は去年も坐骨神経痛の名残がヘボ追いで再発しお世話になったのだ
「明後日歩けるようにして下さい」
「2日で治る訳ないだろう!」って怒られると思いきや
「努力します!」と涙の出るようなお言葉
で簡易ギブスやらパッドやらテーピングと色々巻かれこんな足に
これでは靴はおろかサンダルも履けないと思うでしょう
ところが一昨日買ったサンダルシューズがサイズを間違えて27㎝を買ってしまった
それが丁度履けるのです
人生万事塞翁が馬


最後に御中元の桃をどうぞ写真だけだけど




天地真理

2013年07月25日 17時50分44秒 | 日記

午後の3時から4時過ぎの1時間半位の出来事だった
一度上がったと思った夕立が更に威力を増して降り出した
やがて豪雨だと言うのに陽が射してきた
射して来たが豪雨なので太陽は見えない
ホワイトアウトの様に西が矢鱈と白い
東には豪雨の中4時だと言うのに虹が出ている(山小屋さん向け)
それも直ぐ近く隣の家の向こう位
こんな近い虹は初めて見た
天地真理に言いたい虹の向こうは雨だと(Tombeeさん向け)

 
左が陽が射して来た西側辺り一面もう少し明るい感じでした
右は対岸の県道側溝があふれたのでしょうか

 
車が通ると凄いシブキ
通り過ぎると一呼吸置いて大きな滝に


雨が上がる頃にはこんなに大きな滝に成っていました
直ぐ無くなったけど
でもその後気温が物凄く下がりました
まるで高原に居る様です
扇風機を回すと寒~い

オオムラサキ捕ったど~~~!

2013年07月24日 17時01分44秒 | 日記

昨日の午後の事でした
巣箱の改造をしているとカミが「捕った~」
最近よく飛んでいる「ヒメスズメバチでも捕ったのだろう」と作業を続ける
暫くするとカミが虫かごを目の前に差し出し得意顔
面倒臭いなあと思いながら籠の中を見ると「オオムラサキ!」
メスだからキレイではないが大きい
「捕ったってお前コクチョウだよ!」捕って良いモノなのかぁ?
しかもこの忙しい、手の放せないときにでも仕方ないから取り敢えず写真を撮ろうか
否先ず蜜をやろう
ヘボの蜜をやると直ぐに丸めていたストローを伸ばし蜜を吸いだした
蜜を吸っている間に写真撮影
これは後で調べて判った事だが
オオムラサキはクヌギの樹液の他は動物の糞尿しか吸わないらしい
花の蜜は見向きもしないとあった
あげたのは蜂蜜だったから良かったのか?でも元は花の蜜だけど…
ヘボに蜂蜜をやる時は5~10倍程度に薄めてやるそれが良かったのかなあ
其の儘やるとヘボが酔っぱらってしまい飛べなくなる
たまに濃くした時はヘボが蜜の周りでヨタヨタしていることがあります

 
随分長い事蜜を吸っていた
吸い終わり動き出したので写真も撮ったことだし逃がしてやる事に
榎に移らせると暫く羽根を広げたまま静止
やっぱり木に止まっている方が絵になるなあ
そうだ写真!
カメラを持ちに行っている間に飛び立ち隣の月桂樹に(右画像)
葉に止まって羽根を閉じたまま動かない
いくら待っても微動だにしない
カミに捕られるくらいだから弱っていて此の儘死んじゃうのか?
20分以上其の儘だったがヒメスズメバチが近づいた途端飛び去った


注)ヒメスズメバチはあの凶暴なオオスズメバチそっくりですが尻の先端が黒いです
  性格は極めて大人しく巣を覗きこむ人間を避けるくらいです。でも女王は自分の餌として、
  アシナガバチの幼虫の体液を吸います。その間アシナガバチの女王は巣の裏側に逃げています



コバクロの祟り

2013年07月23日 23時24分45秒 | 日記
 
     撒き餌のイカを切り取るヘボ          電話線に止まり目印の紐を切ろうとするヘボ
日曜朝7:30集合
集まったのは面ビーと俊さんにバカのOHC 3バカトリオ
行先はかってのホームグランド
この2年程ヘボが全く居なかったが今年は復活したと面ビー
仰る通り餌を撒く前にもうヘボの方から挨拶に来た
俊さんが餌を差し出すと直ぐ餌に着いた
俊さんとバカは取り敢えず餌を最後まで撒く
その間に面ビーは最初のヘボに目印を持たせ飛ばし始める
1分半で戻って来ると面ビーが言う近い!
でこれはやがて難なく発見
ところがこの後がいけなかった
ヘボが多過ぎて虻蜂取らずになってしまった
何処にでもヘボが居るので次から次へと追って行き見つけた所は遥か彼方
とても尾根を3つも越えてヘボの巣を掘りに行く気にはならない
前夜は全英オープンの3日目で松山君が頑張って呉れるのでバカは寝不足
昼にはフラフラだった
昼食後駐車場に来たヘボ(画像右)を追うと2発で見つかった
ところがこれは先客が見えたようで巣の入り口にマーキングがあった
これでは致し方ないまたホームグランドに戻る
初心に帰ってのヘボ追いで2巣を難なくゲット

 
   クモの巣に掛かりヘボが放棄した目印        林道に咲いていたトリアシショウマ
そこで面ビーが生掘りを始める俊さんはアシスト
2人もアシストしては時間が勿体無いのでバカは1人で生掘りを始めた
場所は杉の切り株の脇
取り敢えず脅しをかけると昨日の再現攻撃蜂が出て来る
コバクロだ~~~
今日は切り株が邪魔をして捕獲器が上手く使えない
攻撃蜂が出るのは覚悟で掘り進む
ところが幾ら掘っても巣が出て来ない
切り株の下に行った穴はやがて太い根っこの下をくぐって行くようだ
この間にも巣が何処に在るか判らないのに攻撃蜂だけは次々とあちこちから出て来る
どうやら巣は太い根をくぐった向こう側のようだ
そこで太い根っこの向こう側を掘り始める
すると直径3㎝程の根っこが出て来たのでこれを鋸で切る
切り終わった途端だった地面の中からグワ~~~ンと言う轟音が立ち上がった
それこそ地鳴りだった
ヘボが物凄く興奮している
ここまで攻撃蜂を落ち着かせるためと暑さの為2回休憩したがまたもや休憩
ここでペットボトルのドリンクが底をついた
俊さん達に水を貰いたいのだがまだやってくる気配が無い
手こずっているのだろうか
再開するとまた地鳴りが始まったがもう強行突破
ところが地鳴りのした所を慎重に掘ると巣が無い
更に巣穴をたどるとそこから20㎝ほど上で漸く巣を発見
巣が判れば巣に土をかぶせ蜂の出るのを止め周りを掘ることが出来る
漸く掘り出した巣は14㎝の移送箱にピッタリ今年最大だ
巣を掘り上げた地面に風呂敷を敷き巣のあった匂いを絶つ
そして風呂敷の上に移送箱を置き蓋を開いて置くと蜂は自分から箱の中の巣に入って呉れるのだ
ここでまた休憩すると俊さんがやって来たので水を貰う
やがて面ビーも来た
どうやら同じように手こずったらしい
5分程で戻ると蜂は殆ど移送箱の中に入り静かなもの
そっと蓋をして風呂敷を取るとそこには巣があった場所から離れない蜂が沢山
それを掴んだり捕虫網で掬ったりして全て箱に納めて終了
終わって歩き始めると両足の親指の付け根が痛い
元々痛くて病院に通って居る場所だ
底の柔らかい長靴で長時間掘っていた所為だろう
駐車場までは大分歩かなければならなかったがこれが辛かった
半歩づつ足を引きずるようにして漸く車に戻った
帰って長靴を脱ぐと親指とその付け根がパンパンに腫れていた
その晩は痛くて眠れなかったが
しかし不幸中の幸いでその日は全英オープンの最終日だった
呻きながら最後まで見ました
月曜日の感じではこれは1週間では治らないだろうと思った
ところが今日の午後から急速に良くなってきた
この分では週末は又行けそうだぞ~バカです