黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

黍生山頂の花

2013年08月31日 10時21分19秒 | 日記
 
今黍生山頂で咲いているのはこのヨウシュヤマゴボウ
よく見ると意外に可愛い花です
毒が有るのは漠然と知っていましたが今回一寸調べて見ました
すると安田陽介さんがブログで面白い事を書いて居られました
安田さんが読んだ本では
「丸飲みにしてみる」何とも無い
「次に噛みながら食べた10粒までは食べられたしかし11粒目がどうしても食べられない
口に運ぼうと思うのだが手が止まってどうしても動かないのだそうだ
これを読んだ安田さんはどうしても11粒目が食べて見たくなる
1粒目何ともないと言うより仄かに甘い10人中5,6人は甘いと答えるだろう
5粒を過ぎた辺りから食べた後少しエグ味が残る
10粒食べたがもう食べたくない食べれないのではなくもういいと言う感じ
で11粒食べたそうだ
まだ食べれば食べられるが止めた
暫くして舌が少し痺れたそうです
どうやら実にはそれ程の毒(フィトラッカトキシンとフィトラッキゲニン)は無いようだ
無鉄砲な人が居るものです

 
山頂で他に咲いていたのはこれだけ
多分外来種ではないかと思いますが
Tombeeさんの言を借りればワカランソウ
一寸山頂には似つかわしく無い花でした

 
花を探していたらセンブリ!
最近見かけなかったので絶えたのかと思っていましたが
元気に何本も生えていました
しかし来月は観月会が有るのでここにシートを敷く筈
絶滅危惧種の桔梗も生えているしどうしたものだろう
気に入った草木だけを保護するのも問題だし


封鎖解除

2013年08月29日 20時47分03秒 | 日記

長らく更新できずに申し訳ありませんでした
今日漸く仕事が片付いたのでスズメバチの営巣で使えなくなっていた
黍生山の記帳箱の封鎖を解除しに行って来ました
と言っても峠の駐車場までは車で行って5分程歩いただけですが
でも山に登り出すとやはり足が痛みました
山頂は相変わらず霞んで恵那山すら見えません
心配していたスズメバチは全く通って居ませんでした

 
巣を作っていたのはオオスズメバチでした
今日死骸をみて判りました
見た時キイロスズメバチだと直感し丁度キイロスズメバチの引っ越しの時期でもあったので
全く疑いませんでした
まああの時は足が痛くてそんな余裕も有りませんでしたが
下部の穴を板で塞ぎ「ハチ キケン」と扉に青の下手な字で書いたので
これを隠す為青い塗装をしました
塗装が新しいのでちょっと場違いな感じでゴメンナサイ
でも元々もこんな感じだったんですよ
そしてノートも新調…しまった写真を忘れた
兎も角素敵な?ノートを新調しましたので皆さん記帳して下さいね
ペンキが乾いたので「ようこそ黍生山へ」「記帳処」
のマスキングテープを外すと
文字も一緒に剥がれてしまいました
ネームランドの文字が大分劣化していたからなあ
それともスリオンテープでマスキングしたのがいけなかったのかなあ?

 
今の山頂は花も殆ど無く一足早く「寂しい秋」です
相変わらず目を引くのは直下のゴンズイ
この前は桔梗が1輪咲いていたんだけどなあと捜すと
小さな蕾が有りました
久々の山頂やっぱり黍生山は良いです


中雨

2013年08月25日 22時17分53秒 | 日記

島根の方には申し訳ないのですがこの辺りではいいお湿りでした
一時的にはかなり強い雨が降ったのですが
乾いている今は「もっと降れもっと降れ!」と言う感じだったので中雨
これが雨の多い年だったら「どんだけ降るだ!」となる
勝手なものです
久し振りに庭下の巴川も濁りました
でも雨の降った割には濁り方が少ない水の量が少ない
乾いた地面が吸っちゃって余り流れて来なかったのでしょう


こんな雨の時はヘボは異常なほど蜜を運びます
不思議な事に今年は蜜蜂が全くやって来ません
蜜蜂に見つかると彼女等は仲間を連れて来るので蜜があっという間に無くなります
私の一番頭の痛い天敵です
しかし1匹も来ないと言うのも異常だなあ
と来なければ来ないでそれは又心配の種です




スズメバチトラップ

2013年08月24日 20時32分43秒 | 日記

昨晩TBSの「爆報THEフライデー」で八ヶ岳の住人で日本野鳥の会々長の柳生博氏の近況をやっていた
氏の飼っている日本蜜蜂の巣箱にキイロスズメバチが入ったので大騒ぎ
でリポーターに手伝わせてスズメバチトラップを大量に作り氏の森に吊るした
市街地なら兎も角自然豊かな八ヶ岳山麓にそんなものを吊るして…
トラップには誘因剤が入っているので本来来ない筈の何キロも先の蜂まで呼び寄せてしまう
広大な八ヶ岳だから大丈夫だろうが
見境なく根こそぎ殺す様な物を自然の中に持ち込まないで欲しい
大きな意味では蜜蜂にとってもスズメバチは益虫になる筈
大事な食物連鎖の大切な1つの歯車である
スズメバチが絶滅したら彼女等が狩っているカミキリムシの幼虫
(去年氏の白樺がこの食害に遭った)などが大量発生することは容易に想像できる
幼虫を狩る事により森の木を守っているのは彼女等なのだ
「薬剤を使うと森に薬剤が残るので使いたくない」と仰って居られた
薬剤が残るのは嫌だがスズメバチは残らなくてもいいとでも言うのだろうか?
そもそも巣箱の中にキイロスズメバチに入られた時点で氏の負けである
それも自然界では日常的に起きている事である
巣箱の中に入られない様に養蜂家は皆さん其々に工夫されて居られる
私の飼っているヘボの巣箱にも連日オオスズメバチキイロスズメバチヒメスズメバチ
コガタスズメバチチャイロスズメバチオニヤンマヒヨドリ
兎も角色んな天敵がやってくる
カミとバカは捕虫網を振り回してこれを捕まえている
まあこの位は許されるのだろうと
その程度にしておきませんか?