黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

さののちがみのおとめ

2014年10月24日 20時44分08秒 | 日記
君が行く 道の長手を繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも

今日俊さんの義父の通夜に行き 不意にこの歌を思い出しました
新妻・狭野茅上娘子(サノノチガミノオトメ)が 越前に流罪になった夫・中臣宅守(ナカトミノヤカモリ)に
贈った歌です
万葉集には以後二人やり取りした歌60余首が載っているそうです
貴公子・中臣宅守がなぜ流罪になったのか それは謎ですが
一説には身分の低い狭野茅上娘子と結婚したからだと言われています
福井出身の俵万智さんはこれを踏まえサラダ記念日に次の句を載せています
そのかみの 佐野茅上娘子には 待つ悲しみが 許されていた


昨日土手の榎にイカルが来ました また冬が来ます

 
昨日の午前中は小雨よりは弱いが 霧雨よりは強い不思議な雨が
サァーっと糸を引くように降っていました 左の写真でもその感じが少し判るかも
イカルは榎の実を食べに来たのだと思っていましたが 写真を見ると 一寸違う様な…
右は真弓の実

一寸大きな仕事が入り(何かこう言うと泥棒みたいですね)
11/末あたりまでブログを休ませて頂きます
雪が降る前には再開したいと思います お許しください















    




国際的

2014年10月21日 18時22分56秒 | 日記

従弟に貰ったベトナムの唐辛子が今年も色付きました
日本の唐辛子よりずっと辛いですが 筍の灰汁抜きには大活躍です
鈍感な筈のバカが筍の灰汁には人一倍敏感で 皆は平気で食べているのに
一人だけ「灰汁っぽい!」 と大騒 でもこれを使うと大分良いようです

 
今日DIYに買い物に行ったら駐車場にデイゴが咲いていました
ブームの島唄の最初に出て来ますが作詞作曲したブームの宮沢和史さんは甲府市出身です
若い頃沖縄戦は知っていても姫ゆりの塔を始めとする沖縄の悲劇までは知らなかったようで
話を聞くうちに怒りが込上げ ガマに篭っている魂を大空に解放してあげたい
と思い島唄を作曲したとか

 
デイゴの隣にあったこの木はミモザだとずっと思っていました
今日序でに写真を撮ってみると 右の写真に実の様な物が
ミモザはマメ科だからフジやインゲンの様な実が生る筈だと思うのですが…
花が咲くのは3月頃だから それからすると実が生るには遅すぎる様な気もしてきた
じゃあこれは実じゃあないのか 何だろう














遅ればせ

2014年10月20日 17時21分13秒 | 日記

朝日を透かしてウルシの紅葉がキレイでした
今日は面さんとこの秋初のヘボ追いでした
面さんと俊さんは連日ヘボ追い三昧ですが貧乏暇なしのバカは仕事が片付かず
俊さんに「早くしないとヘボが居なくなっちゃうよ!」何て言われる始末

 
左は今年も面さんが見つけたスッポンタケの子供
切ると腐った卵の様で気持ち悪いのですがキイロスズメバチとヘボの大好物
まだ早いのか今年は蜂は来ていませんでした
ヘボは3つ目の餌を立てようとした時もう飛んできました
見ている内にもう1匹 慌てて26本の餌を撒き終わりホームポジションに戻る時には
全部で6匹のヘボが餌に付いていました この頃は面さんと「今日は4巣だあ!」何て脳天気な事を言っていたのですが 餌を持たせる頃から強風が吹き始めヘボが流される そこで目印を小さくすると葉っぱの間を飛んで見えなくなる
相当広い範囲に餌を撒いたのですが飛ぶ方角は全て一緒 大体この辺りと目星は付いたのですが昼前から小雨が降り始め山中は薄暗くなり結局1時半に撤収でした


ヘボ追い中に見つけたツルリンドウ


カミが見つけたクリタケ 午後の1時半なのにストロボを焚かないと撮影出来ませんでした
こういう物は先ず年配者の面さんに食べて頂くのが礼儀 バカは来年頂きます
しかし面さんいっぱい採って行ったけど大丈夫かなあ










いいものめっけ…

2014年10月20日 06時05分42秒 | 日記

昨日も黍生山です

 
マムシグサの実も色付いて来ました
山頂に自生する唯一のセンブリの花が漸く開花です センブリの秋はゆっくりのようですね

 
御嶽山は肉眼で本当に微かに見える程度でしたが噴煙が真直ぐ上がっていました
何時もより噴煙が大きく見えるのは風で流されない為だろうか 一寸気になる
一昨日UPのオケラ 残りの花も撮ってみました

 
右が一昨日UPした花やっぱりピンクが強いですね

 
辺りを探すと 左の花が少し離れた所に 今までのは両性花だと思うのですが
これは雄花でしょうか
右はササユリ 


同じようなのがいっぱいあってややこしいので なるべく撮らない様にしているコイツ
これだけ咲いていると撮らない訳にはいかないなあ


山頂のサルトリイバラは土が痩せているのか実が疎ら


秋晴れなので高高度をセントレアに向かう飛行機がそれでも騒々しく














オケラが咲いた!

2014年10月18日 21時28分31秒 | 日記

随分久し振りの休みです 夕べから何をしようと考えつつも
結局ヘボの世話をしてから黍生山

 
御嶽山を見る心算でしたが恵那山さえ見えませんでした
9:30の山頂の気温16℃
桜の紅葉が朝日に輝いていました


山頂の西側にコウヤボウキが沢山咲いていました

 
そのコウヤボウキと似ているのが左のオケラの花
去年は咲かなかったので心配していましたが 今年は数輪咲いて呉れました
京都・八坂神社の大晦日の風物詩「オケラ参り」の火はこのオケラの根です
心許無い草の割に随分しっかりした根を持つらしいです
黍生山のオケラはこの一株しか知らないのでとても根を見る訳にいきません
今年の花は随分ピンクが強いです こんなキレイなオケラは初めてです
山小屋さんでしたらここで「私の財布もキレイさっぱりオケラです」何て言うんでしょうね
右は山頂シデの木の紅葉

 
東ルートを林道まで下りようと50m程下ると台風19号による倒木が
こんな事も有ろうかと鋸とナタを持って来たので片付けていると「お~い」と大きな声
誰か登って来るのかな 少ししてまた「お~い」
後から来る友達でも読んでるのかな すると今度はバカの名を呼ぶではありませんか
俊さんでした 双眼鏡を持って御嶽山を見に来たそうです
話している間に倒木はキレイに片付き俊さんは上にバカは下に降りました
何だか人生を暗示されてるようだなあ

 
座禅石の下に有ったサルノコシカケの仲間
右は林道出合いのオヤマボクチ もう花が終わっていました

 
Tombeeさんが連日リンドウをUPするので黍生山のリンドウはどうかと見に来たのですが
かって在った群生地は今は草が伸び過ぎて 漸く見つけた1本は
未だ早かったです 後は幾ら探しても見つかりませんでした
右の稲穂の様な草は何だろう 毎年調べているけど
判ったのか判らなかったのか その結果さえ覚えてない
今年は?ことしも?調べました アブラガヤでした

 
林道のイヌザンショウの実も色付いて来ました
家の近辺ではめっきり減ったジョロウグモもこの林道にはまだ結構居るので油断できません

 
もう終わったと思っていたゴンズイが林道にまだ残っていました
キレイな花や実は殆ど終わったので普段見向きもされないゴンズイですが
この時鮮やかなこの色は嬉しかったです