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缶詰ワールド杯番外編 アイスランド対オーストラリア

2010-07-17 16:55:40 | 缶詰ワールド杯

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上・バロークスの新ブランド『カンガワイン
下・K.T.ブランド『子持ちししゃもオイル煮』

 缶詰ワールド杯の第4戦は番外カードをお届けしたい。
 火と氷の国アイスランドvsカンガルーの国オーストラリアである。
 しかしvsといっても、このカード。
 対戦というよりコラボレーション、あるいは
「まあさ、闘いなんかやめて仲良くいこうよ」
 という親睦ムードが濃厚のようだ。




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 豪州代表はバロークス缶ワインの新シリーズ、カンガワイン
 カンガとはカンガルーのことだと思う。この商品、今月16日から出荷予定という、まさにニューフェイスなのだ。
 バロークスが市価400円前後だが、それより割安感のある値段だという(東京酒粋の記事を参照)。
 現在は赤、白2種のラインナップだ。




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 アイスランド代表はK.T.ブランド(川口貿易)の子持ちししゃものオイル煮。
 何となくオイルサーディンのようなお姿を想像していたが、開缶するとこの通り、焦げ茶色である。




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「軽くバターで炒めて」と箱に書いてあった
深く燻製されたししゃもがバターをまとっていく




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バタールにトマト、お新香でオープンサンド作成
唐突だが、ここで会場を移動させていただきたい




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第2会場はお台場の浜辺なのであった



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 かくのごとし。
 梅雨も明けたことだし、まずはカキっと冷やした白のカンガワインをいただく。
 ふーむむ。バロークスより軽やか。しかしアルコール度数12%と、さすが本格ワインである。
 赤のほうを飲むと、やっ。渋み、コクがしっかりある。バロークス赤ワインとあまり変わらないのではないか。これはむしろ、秋冬に嬉しいワインである。
 そしていよいよ、アイスランド産子持ちししゃも(燻製オイル漬け)のサンドイッチをひと口...。
 ああ、燻蒸香が強めで実にウマい。バターで炒めたから、その分マイルドにはなっているのだが。
 付け合わせのお新香もよかったが、酸っぱいピクルスだともっといいだろなァ。
 こいつをムシャムシャ咀嚼して、脂っこくなった口内へ冷えたカンガワインをぐびびっと注ぎ込む。
「これが幸福でなくて、何が幸福か」
 反語法で幸せを表現しつつ、番外の対戦は果てしなく続くのであった。

 缶詰W杯 第4戦ドロー




 アイスランド:子持ちししゃものオイル煮
 内容総量:115g
 固形量:92g(7匹)
 原材料名:ししゃも、植物油、塩
 原産国:アイスランド(輸入販売:東京都江戸川区・川口貿易



 オーストラリア:カンガワイン
 内容量:250ml
 赤:サンジョベーゼ、シラーズ、カベルネなど
 白:シャルドネ、シュナン・ブラン、リースリングなど
 原産国:オーストラリア(バロークス




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