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缶詰ワールド杯! 第2戦イングランド対アメリカ

2010-07-07 16:31:58 | 缶詰ワールド杯

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 缶詰ワールド杯、第2戦である。
 対戦はイングランド対アメリカだ。これは缶詰仲間のG3さんの希望で実現したカードであります。
 何しろワールド杯とはいえ、すべて筆者の家でやってるんだから、どんなカードも思いのままなのだ。
 ま、それはいいとして...。
 この対戦、どちらの国にしても
「どっちも料理については大味だよなァ」
「ひょっとしてマズうま缶対戦じゃねーの?」
 などという声も聞こえてくる。
 そんな世情にジョンブルが意地を見せたのか、イングランドは鴨のフォアグラ缶を投入。かの高級デパート・ハロッズに付属する選手である。
 一方のアメリカもヤンキー魂が爆発、425g入りのコンビーフ・ハッシュを投入してきた。ラグジュアリーなハロッズに対して、郷愁を誘うおふくろの味で勝負するのだろうか。
 さあ、キックオフであります!




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フォアグラ缶には巻き取り鍵が付属している




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紙をはがすと巻き取り部分が出てくる
米国缶の上に乗ってアピール、早くもゴールを狙う




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開缶。何と金属板が上・中・下に入ってる




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形が崩れないよう配慮しているようだ
だが金属板のせいで中身の一部が黒変
勝負を焦るイングランド、先制点が取れない




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一方、きこきこ式で開缶の米国缶
肌色コンビーフが食欲をそそらない
勝負は分からなくなってきたゾ




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 膠着状態のまま、いよいよ試食である。どちらも加熱しない状態でパンに塗りつけた。
 まずイングランド・鴨のフォアグラであるが...これはウマい。
 肝臓の風味が濃厚で、塩分もいい塩梅。余計な香り付けがされていないのだ。ここでイングランド、ようやくゴールが決まった。
 対するアメリカのコンビーフ・ハッシュであるが...コンビーフが水っぽい。
 しかし味付けは良好で、几帳面にカット(成形?)されたポテトも悪くない。じわじわと“おふくろの味”が迫ってきて、ついにシュート炸裂、ゴールが決まった。

 ここで審判から物言いが付いたようだ。
 サッカーに物言いがあるのか筆者は知らんが、ともかく出たのだ。
 おっと、ここで勝者がアメリカとの判定であります! どうもコストパフォーマンスが問題になっていたようだ。
 すなわちイングランド缶は空港免税価格で16.9ポンド。約2270円だ。
 これに対してアメリカは2ドル79セント。約237円である。

 試合は何が起こるか分からないもんですねェ。

 缶詰W杯 第2戦勝者アメリカ




 イングランド:鴨のフォアグラ
 内容量:75g
 原材料名:鴨の肝臓、塩、スパイス、硝酸ナトリウム
 原産国:イングランド(ハロッズ)

 アメリカ:コンビーフ・ハッシュ
 内容量:425g
 原材料名:[コンビーフ]牛肉、塩、砂糖、水、硝酸ナトリウム[ポテト]乾燥ポテトを戻したポテト(直訳)、塩、砂糖、水、香料、スパイス、硝酸ナトリウム
 原産国:アメリカ




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 追:加熱した場合、フォアグラはただのレバーっぽくなる。コンビーフ・ハッシュは水分を飛ばすほど加熱すると美味。