国別で金額を比較するときに注意すべきは、その国で
- 地域差があるのか、全国一律なのか
- 消費税のように一律割合か、所得税のように累進制(性)か
- 原発や石油・石炭の使用率(原発事故があったとき結局は電気料金に回される)
- 当時の為替レートはどのくらいか
- 時代と共にどう変わってきたか
- 家族の人数がどうか
- 節約意識がどれほどあるのか
電気代の比較の場合も
1kWhの価格を国別で比較することにまったく意味がないとも思いませんが、そこに統計上のごまかしがないかどうか、注意が必要です。
簡単に言ってしまうと、韓国は通常、世界で一番電気代が安い国だと言われていますが、使用量が増えてくると、ムチャクチャ高い国になるということになります。
ちなにみ5人家族の我が家の場合、日本にいた時の電気代は、月7,000円~8,000円ぐらいでしたが、韓国に来てからは月4万~5万ウォン(約4,000~5,000円)とかなり負担が下がりました。
ただ、エアコンをガンガンつけていると、電気代が、30万ウォン~40万ウォン(3~4万円)に跳ね上げるケースはザラにあるそうです。:2016年8月13日
現実の価格を提示しているらしいのですが、ここでも電気代金の累進制(性)が問題になっており、単に1kWhの価格で比較しているだけだと見逃してしまうことがあります。
結論から申し上げると、日本の電気料金は諸外国と比較しておおよそ真ん中あたりです。電力中央研究所がIEA Energy Prices and Taxesをもとに、日本を含めた10か国(カナダ・デンマーク・フランス・ドイツ・イタリア・韓国・スペイン・英国・米国)の電気料金を比較しています。2013年の為替レート(1ドル=97.6円)で換算した結果、日本は高い方から5番目で、1kWhあたり約24円。1kWhあたり40円近い電気料金のドイツやデンマーク、1kWhあたり10円程度と安い韓国やカナダの中間に位置しています。:2017年7月28日
ここでも1kWhで比較しています。
世界の真ん中というのも、「比較対象とする世界の定義」が問題でしょうし、また「都合よく統計を利用する」姿勢も垣間見えます。
韓国、猛暑で電気代値下げ 冷房で高額に、不満拡大:産経新聞 2016.8.13
2年前、朴槿恵大統領時代の記事ですが、電気代が高すぎることを記事にしております。目算通り経済成長が続いたとすれば大した問題にはならなかったのでしょうが、今の韓国経済不況のもとでは高すぎたようです。
特に、累進制(性)の電気代を使いすぎると、猛暑の中では、高いのは当たり前です。
文在寅大統領になってそれが少しでも改善されたかどうかについては、はなはだ疑問で、2018年7月~8月だけ電気代を安くするのは文字通り「小手先」の対応と言えます。
韓国のコンビニは真夏でもクーラーを入れないけど、さすがに冷蔵庫は入れるよね:2018/07/19
韓国では、夏でもコンビニでクーラーを入れておらず、夜になると切る所もあるようです。これは韓国の電気料金設定に基本的な問題がありそうです。
地球温暖化の影響まで予想できなかったのでしょうか。
一言では難しいようですが
「韓国の電気代システムに問題がありそう」程度ならば、断定していいでしょう。
韓国は最近
- 中国からは、隣国なのに切り捨てられ
- アメリカからは、同盟国なのに遠ざけられ
- 日本からは、隣国程度のつきあいに終始され
- 国内では、老人が見捨てられ
- 右翼政権朴槿恵が周囲の反対を押し切って中国に接近したのにまだ経済制裁の影響が残っているようですが、左翼政権文在寅が「周囲の反対を押し切って」北朝鮮に接近するものの、「接近はむなしい努力」になりそうです。いずれも韓族に責任があるはずですが、これでも自分には責任がないとしく(前の政権の責任だという認識)、日米中の責任だと丸投げして頑張るしかない韓国でした。これは瀬戸際外交に徹するしかない国の宿命なんでしょうか、おきばりやす!
- こんな時に韓国は、裏で舌を出しながら「ニコニコと笑顔で日本に接近」してきますが、日本では安倍政権が続く限りその意図が見破られてしまっていることでしょう。とにかく「憎き安倍政権」の代わりに「日本で、韓国の言うことをよく聞く政権設立」を目指している限り、どんな画策をしようとも韓国に輝く明日はなさそうです(笑)。
- いずれも激しい国民性がなせるワザでしょうが、いいことがあるかも知れない時期までの辛抱です。その時期は、10年後になるか50年後になるか私には分かりませんが、がんばれ韓族!(韓国風に言えば「カンバレ韓族」ですか)
韓国では今の韓国の左翼政権として
「これらはぜ~んぶ保守政権時代の問題だ」とするしかなく、あとは北朝鮮に接近するしかなくなったのでしょうか。
自分の姿を鏡で見るという習慣を欠く韓族の姿でした。
韓国では
- 猛暑の中、電気代で苦しんでいる庶民層があり、夏場だけ電気代を「少し」やすくする左翼政権がありますが
- 電気代が問題にならないらしい富裕層があいも変わらず反日に走り、「日本が悪い」「そうだそうだ」といい続ける構図ですが
- こういった強引な手法が限界に来たとも知らないで、中国と同じ富の偏在に気がつかない韓族の実像がそこにあります。
- いくら韓国が形式的に中国への接近から、北朝鮮への接近へ切替えたとしても、①どっぷりと中国の影響を受けていることは誰の目にも明らかで、②しかもその北朝鮮が中国そのものなのでした。
- 韓国が、社会システムの骨の髄まで染みこんでいる儒教の影響を放置する限り「無駄な抵抗」でしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。