カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

熊本「地震」その後

2016年04月16日 05時58分58秒 | 事件・事故・災害

2日前 2016/04/14 21:26 に発生した熊本地震

  • 地震はその後、おさまるどころか、1時間に数回以上発生するなど、益々頻度を増し、また震源地も広がり、阿蘇山の南西部から北東部あたりでも発生しています。
  • 14日21時26分の地震は前触れ(前震)で、今朝未明2016/04/16 01:25 の地震が暫定M7.3へと拡大され、規模からするとこちらが本震ではないかとも言われています。必ずしも最初の大きい地震が本震だとも言えないということでしょうか。M7.3とは兵庫県南部地震(1995年阪神淡路大震災)の規模と同じだとしています。〔2011年の東北地方太平洋沖地震ではM9という日本史上最大規模の地震でした〕
  • さらに土砂崩れが多発し、被害が続出しているとのこと。 

熊本地震の発生源と活断層について引用しておきます。無責任なようですが、詳しくはそちらを御覧下さい、というしかありません。

2日経過してもおさまらないどころか、ますます激しくなっているということは、相当のエネルギーが蓄積されていることの証明でしょうか。

活断層のあるところだけが危ないとも思いませんが、特別に注意と対策が必要という意味で、決して軽視できません。 

以下をご参考にして下さい。

世界の地震〔九州の熊本あたりを拡大してみて下さい〕

気象庁〔「前の情報」をクリックしてゆくと現われます〕 


とにかく

もしもあなたが、運悪く生き埋めになってしまっても、何らかの方法で「自分がここにいる」ことを、あきらめず、外部の人に知らせて下さい。

私は、このことを

今、生き埋めになっている人ではなく、今これを読んでいる「あなた」に向かって申し上げています。

今、生き埋めされている人が、この声を聞くことなど、あり得ないからです。

もしも何らかの運命のいたずらで「自分が生き埋めになった場合」、もしも意識があるならば、何としてでも外部と連絡を取ってほしい

そう願っております。

これこそ、互いの助け合いの第一歩だと信じながら・・・・・・。

外国はいざ知らず、日本には、困っている人を見捨てる人など、決していません!



熊本「地震」

2016年04月15日 11時34分22秒 | 事件・事故・災害

昨日 2016/04/14 21:26 ごろに発生した

熊本大地震には驚きました。

ここ石垣島は、震源から1000kmも離れており、発生当時、床に入って本を読んでいたはずで、まだ眠りについてはいなかったものの、ここで大地が揺れることはありませんでした。

ただし最大震度7の超「烈震」で、熊本城の美しい石垣が部分的に崩れたのを見るのは、とてもつらいことでした。

明るみに出てきた数々の家屋の崩壊をみるにつけ、13時間経過した 2016/04/15 10:35現在で、犠牲者数9名くらいとは信じられないほどです

大変失礼な言い方になってしまうのをお詫びしますが、犠牲者数が非常に少ないとは言え、負傷者が1000人以上いらっしゃるとのことですから、ひょっとしたら犠牲者数はさらに増えるかも知れません。

この日本列島に住む限り、どこに住もうが

  • 予知がまだできていない地震という名の自然災害を防ぐことはできません。
  • ただし私たちは、例外的なヤクザ組織の争いなどを考慮しても世界的には「人工の銃」による犠牲者が極めて少ない社会を創り上げたことに、誇りをもっていいと思います。
  • つまり「自然災害」の防止は無理で減災を目指すだけでしたが、「人工災害」では減災を劇的に達成できたのです。たとえ完全に防止できなかったとしても・・・・。

この上は、緊張感をもって災害救助をすすめ、負傷した方の一刻も早い治癒をお祈りするだけです。

多分ですが

日本の近隣には、こういった日本の災害に喝采する人たちがいます。必ず出てくるもんなんです。

例の「天罰」説ですね。日本で災害が起るたびにでてくるこの種の話。

いいんです、そんなレベルの喝采には、怒りをもっても構いませんが、できれば無視しましょう。

この手の話は

それこそ自然災害のようであり、つらいことながら、やむを得ず発生します。好きに言わせておけばいいのです。

何も「復讐」なんて考える必要などありません。それこそが減災の極意なんでしょう。

どうして私たちは、人的災害を劇的に減らせたか、それは

こういう人の不幸を喜ぶ人たちに対してさえ、「復讐」などを考えないことで初めて達成しえた

私たちは、自信をもって、こう言いたいと思います。

「復讐」は江戸時代の「仇討ち」であり、負の連鎖になってしまう事を私たち日本人は、知っているのでした。

人の不幸を喜ぶことが

「立派な愛国」になっているとするなら、その手の「愛国」は、そのレベルの「愛国」なんでしょう。

それでも「正しいことをしている」と信じる「洗脳状態」があるなら、私は「自分だけが考える正しさに酔った悲しい衝動」だと思わざるを得ません。


インドの醜聞02

2016年04月15日 09時07分13秒 | アジア

正確かどうかは別として、国別の人口では、

1位 中国   13億人

2位 インド 12億人 

中国は、この20年ほど世界の工場として経済成長してきましたが、経済発展に伴い、あるいは元々の

  • すぐに暴動が起きるなどの治安の悪さ
  • 共産党による容赦ない国民弾圧
  • 日常的な報道規制と取材制限〔事件があれば強化される〕
  • 共産党幹部による不正
  • 政府の朝令暮改や不公平さ
  • 賃金が異常に高騰
  • 偽造や汚職や不法にまみれる社会の腐敗
  • 蔓延する不衛生〔大気や食品の汚染〕
  • 崩れ去ろうとしている経済バブル〔不動産・金融〕
  • 誰も法律を守ろうとしない非法治国家

などの根拠で「中国の実態」が明らかになってしまい、各国からの中国への投資が不安視され始めてどんどん撤退、海外企業の工場が中国から他のと東南アジアやインドへ移るようになりました。


インドのカースト暴動、死者28人に 女性10人レイプ被害か:afp 2016年02月26日

インドでは、ほんの一部の上流階級に、普通の日本人より高いとも言える民主主義の意識がみられますが、かつてイギリスの植民地だったことに少しは関係するかも知れません。

しかし残念ながら一方では、国内法で禁止されているはずの身分制度がまだ厳然として存在するようで、これに関係する国内暴動が減らず、「不公平さを生む複雑な社会構造」を解消し切れていないようです。


インドで建設中の高架橋崩落 18人死亡、85人負傷

朝日デジタル 2016年4月1日   

どこの国でも起りうることのように見えますが、特に経済発展が著しい地域では、とかく不正が起りがちで、手抜き工事も想定されます。 


日本貿易振興機構(ジェトロ)によれば、インドが締結した、あるいは交渉中の二カ国間協定は次のようになっています。

インドが締結済みの二カ国間協定 

スリランカ
アフガニスタン
タイ
チリ
シンガポール
ネパール
韓国
ブータン
バングラデシュ
マレーシア
日本

インドが交渉中の二カ国間協定 

中国
オーストラリア
ロシア
イスラエル
ニュージーランド
インドネシア
カナダ
パキスタン

これらのうちで、一番気になるのがインドと中国の交渉です。

インドは、北部ヒマラヤ地区で領土問題をかかえております。

▲インド/中国 国境紛争

これはそうとう前からもめていました。1921年結党の中国共産党が、1949年に中華人民共和国を建国宣言した直後、中国は1950年にチベットをだまして武力併合し、ヒマラヤ付近の領有を主張し始め、1959年にはインドと武力衝突を起こしています。

中国は今、中国が金でトップを黙らせているアフリカの独裁国家を除けば、世界各国から嫌われて非難されていますが、それに対する「中国の不可解な反論」そのものに誤謬があり「非難の中心」になっているのに、そんなのに気づくはずはなく、「反省」などあり得ず、孤高ならぬ孤低の道を歩み続けます。

なぜ気が付かないか、それは「決して人の話を聞かないから」でした(笑)。「聞いたら賛成したとみなされてしまい、もう負け」なんですね。これは朝鮮半島に与えた影響から、よく理解できます。

何か事件が起った直後に、まだ何も解明されていない段階なのに「自分に不都合なことを否定でき都合のいいように捏造できる」能力は、これは独裁国家以外ではみられません。

チベットのダライ・ラマが中国の武力侵攻に備え事前にヒマラヤを越えてインドに脱出・亡命したのが1959年でしたが、話し合いなどあり得ず、何をするか分らない中国共産党の暴力性を示しています。当時のインド首相はネルー、中国の首相は周恩来だったはずで、古い話ですね。

この歴史は、今の南沙諸島あたりの軍事化を彷彿とさせ、またロシアによるウクライナ領クリミア半島の武力併合と手口も似ていることから、歴史を知っておくことの大切さを思い知る次第です。

▲カシミール国境紛争

インドは、中国とパキスタンを巻き込んでの国境紛争に至りました。これは相当古く、3回ほど武力衝突を起こしています。

中国共産党は、この両方に絡んで領土拡張を試みており、南沙の埋め立てやロシアのクリミア半島併合といい、共産主義国の怖さがにじみ出ました。

共産主義国領土拡張弾圧国家中国・ロシア

と断言してもよさそうですから、十分に警戒しましょう(笑)。

あ、そうそう、今回は、インドの話でした(笑)。

いよいよ世界に打って出ようとしているインドは膨大な人口をかかえておりますが、これが吉と出るか凶と出るか、果たして中国のような誤った道をすすむのか、それとも、中国を反面教師ととらえられるか、重要な転機なのかも知れません。

しかし、これからという大切な時期に、事件や事故が多いのが

  • トルコ
  • インド

どうしても気になりますね。〔中国は、ずっと前からの問題児であり、これには含まれません!〕

これらの国と対立し利害一致を図ろうとしているのが、トルコではロシア、インドでは中国でした。


EUの醜聞10

2016年04月14日 06時18分35秒 | 海外

EU加盟国の、財政問題・離脱問題・域内対立・テロ対策、そして、おしよせる難民問題〔審査して受け入れか強制送還を決めるなど〕が加わりました。


イギリスでは、2ヶ月後の 2016/06/23 に国民投票が予定されていて、これでEU離脱か残留かを決めるようです。

2年ほど前の 2014年9月18日 にはスコットランドが「イギリスに残留するか独立するか」の国民投票があって「スコットランドの独立が否決」されましたが、なんと今度はイギリス本体がEUに残留するか独立(離脱)するかを、決めるというのです。

従来のEU運営問題に加え、新しく難民問題が加わったと言えます。

今また、2016年4月からですが、パナマ文書漏えい問題が発覚し

疑惑を否定して隠蔽しようとする「中国・ロシア」を除く全世界の富裕層に衝撃が走り、イギリスでもキャメロン首相や閣僚・野党党首などが書類を公開して疑惑を打ち消そうと揺れています。

ただし、もともと

公務員などの資産公開制度をもっているところもあり、本人ではなく家族名義に移し替える「公開逃れ」手法も話題になったり、何か問題が起ったときの自主的な公開制度に限定するところもあるようです。

ところで皆さんは

  • 銀行の秘密保持は絶対に必要だと思いますか。もし必要だと思う場合、今回のような内部告発によって秘密がバレたのは、運が悪かったのであり、秘密保持を強化すべきだと思いますか。
  • 銀行が合法か非合法かの区別がつかないまま資金を受け入れその秘密を保持するのは間違っていると思いますか
  • そもそも租税回避地(タックス・ヘイブン)をどう思いますか

所得税が天引きされているかたには関係がない話ですが、そうでない場合、難しい問題ですね。

イギリスでは今、こまかい問題は別として

  • EU離脱かEU残留か
  • キャメロン首相など富裕層の財産問題

が沸騰していると言えます。

特にパナマ文書問題では

キャメロン首相の辞任を要求するデモが活発になり、一部で暴徒化することもあったようです。

開示された文書からみて、首相就任前に売却するなど、今のところ違法性はないものの、なぜ海外の投資ファンドへ資金を預けたのか、などの道義的な問題がまだ解明されていないやにみえます。

今「違法性はないものの」と書きましたが、もちろん本人が「自分の違法性を証明するような文書を開示」することなどあり得ませんので、違法性があったかどうかは、いまのところ分らないまま、としたほうがいいでしょう。

また、ないとは思いますが、場合によっては国民投票の前にキャメロン首相が辞任する可能性は、あるでしょう。

イギリス野党の労働党党首としては

キャメロン首相に続いて資金明細を公表したようですが、EU問題に関してはキャメロン首相と同じ「残留派」。

よってキャメロン首相をこの問題で追及すればするほど、キャメロン首相に反対してEU離脱を唱えるキャメロン閣僚の一部その他を利することになり、舵取りが難しいようです。

今イギリスでは

EUを離脱するとこんな不幸が発生するとか、このままEUに残留するとこんな不幸がまっているなど、財政問題や難民問題を加味して、互いに「恐怖を煽り(あおり)」あっているようです。

難民に関しては

  • EUを離脱すると、フランスが難民をイギリスへ送り込むぞ、と脅せば
  • EUを離脱すれば、難民割り当て制度から解放される(胸を張って難民受け入れを拒絶できる)とし

誰も予測できない将来については

  • EUに残留するからこそ、縛られてイギリスらしさを発揮できないのであり、離脱すれば他の国とFTAを結べ、バラ色の未来が訪れる、と言えば
  • EUから離脱すれば間違いなく雇用問題が悪化し不景気が訪れる
などなど、素人の私でもわかる程度のネガティブ・キャンペーンが目につきます。

今、日本国内でも
第一回電王戦(人間とコンピュータ)2番勝負の第1局で山崎隆之が負けたとか、名人戦7番勝負の第1局で羽生名人が佐藤天彦挑戦者を退けたとか、いろいろ大変ですが ←どこが大変なんですか?
イギリスでも大変なんですね。

4月~6月に予定されていることで、私が把握していることを抜粋して列記しておきますと

2016年04月13日 昨日の韓国総選挙では

定数300に対して
与党「セヌリ党」  146→130程度
野党「共に民主党」102→116程度
野党「国民の党」   29→ 38程度
らしいですね。〔時事通信2016/04/14-02:02〕 

2016年04月22日 将棋名人戦第2局(今名人1勝)

2016年05月20日 台湾で蔡英文総統誕生
選挙は終わっており上は正式な日程です
2016年05月21日 電王戦第2局(人間2連敗?)
2016年05月31日 プロ野球交流戦始まる

2016年06月18日 AKB総選挙
この選挙については「私は選挙権がない」としております。いぶかる人に「あれは、CDを買わないと選挙権がないんでしょう?」とし、さらに分らない人には「AKBの話でした」とバラして笑いをとっております・・・・・・。
2016年06月23日 英で国民投票

などがあります。

それぞれ、些細(ささい)な問題のようにも見えますが

関係する人にとっては重大な問題でしょうから、どれもおろそかにしないやうおねげーしますだ(笑)。


北朝鮮の醜聞13

2016年04月13日 08時46分00秒 | アジア

もう論外だ、と見放した人が多いと思われる朝鮮民主主義人民共和国。「民主主義」とか「人民」などが存在しない国なのに、なぜ国名に「民主主義」とか「人民」がつくのか、というのも、もう古典的な疑問になりました。

言葉の上では爆発寸前かと思われる北朝鮮。

実際、言葉の上だけではなく、韓国との国境線あたりで不穏な動きが活発になっています。


労働新聞、1面使って朴大統領を個人攻撃・・・・

 これに対し韓国統一部(省に相当)は「最近の北朝鮮による対南(韓国)非難に対する政府の見解」と題する資料を公表し

「北朝鮮がわが国の安全保障や国民の安全、韓半島(朝鮮半島)の真の平和のために政府が下した決定を、下品な言葉で歪曲(わいきょく)、誹謗(ひぼう)し、さらにわが国の国家元首に対し低劣な個人攻撃を繰り広げたことに対し、遺憾の意を表明する」

として、非難を中止するよう求めた。:朝鮮日報 2016年2月22日 ←リンク切れ


アメリカ大統領予備選挙も後半に入ってきて

じょじょに似たような薄汚いキャンペーンが見られることでしょうが、こちらも例によってケンカが続いていて、「進展」などはあり得ません。

ただし今回の朝鮮日報の報道では「(韓国政府が)遺憾の意を表明し、非難を中止するよう求めた」と比較的穏やかな表現になっています。

  • 「北朝鮮の主張を認めない」韓国が、北朝鮮に手を焼いている、とも見えます。これは・・・・
  • 「韓国の主張を認めない」日本が、韓国に手を焼いている、という状況を想起させます。
  • いわば韓国は、北朝鮮から受けてきた妄言をそのまま日本にぶつけているという構図でしょうか(笑)。
  • これによって「韓国が自らの特徴を理解するきっかけ」になればいいのですが、そんなことはあり得ませんね。
  • 韓国からみれば、「国としては認めておらず口汚くののしりあう仲とはいえ同じ言語・民族であることに加え、陸上で国境を接する北朝鮮と、「同じ自由主義陣営ではあるけれども海の彼方にあり民族も言葉も価値観も違う日本とでは、対応の仕方が異なってくるのでしょう。これは冷静に見ておかねばならないことで、「相互の友好」を目指してはいても、決して「一緒」ではないのです。違いを認めて、なおかつ共存を図るしかないのです。一方的に相手が「下」「悪」であって、自分がいつも「上」「善」でなければ生きていけないというのでは、いつまでも共存はできないでしょう。

上記記事では

北朝鮮が「特等疫病神」として大統領の朴槿恵を個人攻撃している様子を伝えています。

開城工業団地事業の全面中断を決定したことに対しては「天罰が下るだろう」と非難したとのこと。

  • 同じようなことを何度も韓国が日本に言っていたのを思い出します。

一般的な韓国人たちのレベルは、ネパールへ地震災害の救急に出かけた韓国人宣教師が被災者たちに「ヒンドゥー教を信じているからこんな災害に見舞われた」と平気で言うレベルですから、洪水や原爆を「天罰」と言って喜んでいるのをみて、腹を立ててもいいけれど、「そんな程度の人間だ」と思うのに止めておいた方が良かろうと思います(笑)。
  • この地域の人たちに客観性がないことは知られていますが、その代わりに自分の主張を強化する目的で天罰」という言葉をしばしば使います。「乱用・濫用」気味ですね。

北制裁、安保理が決議採択…貨物検査を強化

読売新聞 2016年3月3日(木)0時30分配信

国連によるかなりきつい検査ですが、これに基づいて中国も制裁を強化したようです。

従前通り抜け穴があるのかないのか、しばらくすれば判明するでしょう。


「総攻撃」と威嚇=米韓演習を非難-北朝鮮 :時事2016/03/07-08:27 


北朝鮮は、自分の事を棚に上げて

自らが軍事的ちょっかいを出すことで周辺が警戒すると、その周辺の警戒にさらに刺激を受けて、自分のちょっかいを一層強化します。

自らの言動が周辺国を警戒させているのですが、その警戒に対して自分が更に強い反応を示すなどの本場は中国にあり、その影響をもろに受けたのが北朝鮮と韓国なんでしょう。

韓国も自分の事を棚に上げて

日本が右傾化したと、平気で日本をののしります。自国韓国は右翼よりさらに右翼の「右翼アルプススタンド」なみですが、それにはさっぱり気が付かないまま、ピント外れの他者おとしめだけに全力をそそいでいます。

もちろん韓国が、「中国の軍国主義化を憂える」ことなど、いまのところ、あり得ません。10年後はどうなるか誰にも分りませんが・・・・・・(笑)。 


北朝鮮船の入港禁止、中国で広がり 天津など5港も

朝日新聞デジタル 2016年3月22日


北朝鮮の“資格”で問題提起 「国連」除名の可能性はあるのか:THE PAGE 2016年3月26日 


北朝鮮の国連除名に関しては、

反対する国があるだろうということと、除名すればもう何をするか分らなくなってしまうという懸念があります。

いや国連に加盟している今でも、国連制裁決議にまったく従わおうとしないことから、除名しても今と何ら変わらないではないか、とする主張もあります。

ただし仮に

北朝鮮が国連を除名された、あるいは自ら脱退した場合、例によって微笑みかけてくるのは中国の他にはあり得ません。

今は北朝鮮が国連に加盟しているため、たび重なる北朝鮮の蛮行に対して世界中の反発が強くなり、中国としても反・北朝鮮に向かうしかありませんが、もしも北朝鮮が国連から離脱すれば、もう中国の思い通りに振る舞えます。

その場合、あの手この手を使って「緩衝地帯」にしようともがき続けることでしょう。穏やかに中国の「緩衝地帯」という表現をしましたが、実質的には「中国北朝鮮自治区」を目指します。

残る問題は、「中国韓国自治区」が実現するかどうかですね。

どちらにしても、

  • 「元々あった自治」がなくなって初めて「中国自治区」になることをお忘れなく。「チベット自治区」「新疆ウイグル自治区」などを見ればよ~く分ります。そしてこれらの地域で、しばしば暴動が発生するほど弾圧が激しいことも、知っておきたいものです。暴力的に抑えようとすることに問題があるのであって、住民が元々暴力的だとは言えないでしょう。勘違いはよろしくないようです。
  • かりに、2つの中国自治区「北朝鮮自治区」「韓国自治区」が実現したとすれば、それぞれの言い分を聞いてあげることになり、それぞれが「自治」らしきものを発揮できるでしょうが、同時にそれは中国統治下に入ることを意味し、たとえ朝鮮の正統性をそれぞれが勝手に主張するとしても、中国の暴力的な弾圧に反対して激しい動乱がしばしば発生する地域になる事でしょう。

「謝罪なければ軍事行動」=北朝鮮軍、韓国に「最後通告状」:時事通信 2016年3月26日 


互いに「謝罪を要求する」例の謝罪合戦です。

もちろん謝罪したほうが負け。朝鮮半島特有の序列からすれば、謝罪した方が「下」になるのでしょう。とにかく自分の主張が通らなければ、だだをこねなければなりません。

小さい軍事衝突を繰り返し、永久に分断状態のまま、お過ごし下さい。はい、お疲れさん! 


北朝鮮はこれまでも中国が国連の非難、制裁決議に同調する度に管制メディアを通じて批判を展開してきた。:辺真一 2016年4月4日 


辺真一は

北朝鮮による中国非難は今回初めてではなく、制裁決議があるごとに繰り返されてきた、と主張しています。

記事によると、2006年初の北朝鮮核実験では、中国が「北朝鮮が勝手に行なった」と非難するのですが、これに対して「中国の顔色を見て動くようでは真の独立国ではない」との声明を出しています。多分に国内向けを装っていますが・・・・。

北朝鮮は、中国もアメリカも韓国も日本も、敵に回して孤低の道〔孤高ではない〕を歩んでおります。最後の望みは韓国しかありませんが、その韓国が北朝鮮と似たような謝罪要求合戦に明け暮れているのですから、もうお先真っ暗というところ。

年末にはアメリカで大統領が変わるはずで、民主党になろうと共和党になろうと、アメリカの北朝鮮策は大きくかわるでしょう。

これからも周辺国は、北朝鮮と中国に対して警戒を怠ってはいけないようです。

沖縄県知事翁長雄志や韓国大統領朴槿恵が、いくら中国に接近しようとも・・・・。


韓国の醜聞 103 軍国主義と思考停止

2016年04月12日 07時57分41秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。 

今回こそ何かまともな主張が聞かれるのではという淡い期待がことごとく裏切られてしまった原因は、一体どこにあるのか。

期待する側に、或いは期待される側に、いったいどういう問題があったのでしょう。


「日本は軍国主義」増加=6割近く「軍事的脅威」―日韓世論調査

日本の民間団体「言論NPO」と韓国の民間シンクタンク「東アジア研究院」は29日、日韓共同世論調査の結果を公表し、日本の社会・政治体制について「軍国主義」と答えた韓国人が56.9%と昨年の53.1%を上回った。安倍政権が進める安全保障政策への警戒感を反映したとみられる。日本を「覇権主義」と答えた韓国人も34.3%と昨年の26.8%から増加した。調査は2013年から毎年行っており、今年で3回目。両国のそれぞれ約1000人を対象に4~5月に実施した。

:2015/5/29(金)18:22 時事通信社 ←リンク切れらしい


ちょっと古く1年前なのでリンク切れになったのかも知れません。それはそれとして・・・・・・。

長年にわたって中国の属国、つまり中国朝鮮省として過ごしてきた朝鮮半島ですから、中国に対して諫言〔かんげん〕できるはずなど、あり得ません。

もしできていたら、いまごろ「たらたらとした地域」であるはずがないでしょう(笑)。

今や韓国は

中国が経済発展して拡張主義に目覚め軍国主義に走ってきた結果、日本を含む周辺国が警戒し始めたのを「日本が軍国主義化した」とします。

そもそも朝鮮半島としては

まちがっても「中国が軍国主義に走った」と考えてはいけないのですね。

朝鮮半島の旧両班たち(旧支配者たち)

つまり現在のマスメディアや政財界を牛耳っている人たちについて言えば、長年にわたる中国の御庇護(ひご)のおかげで、「朝鮮半島の庶民を搾取する支配者」の側に立てたのであって、この栄光の歴史を忘れてはいけません。

よって、その序列に位置する末裔たちが、中国の悪口など口が裂けても言えないのです。

むしろ今の韓国の苦悩の原因は、この身分制度を撤廃した日本人にあり、憲法に記したとおり日本を徹底的に憎まねばならない、のです(笑)。

もしも日本の統治36年間の恨みが1000年続くとしたら、1000年以上の中国属国化の恨みは1万年以上続く、と予想されるにもかかわらず・・・・(大笑)。

韓国が、

「中国の脅威に対して何も言えない」、あるいは百歩譲って、「中国の脅威に気がつかない」状況から、朝鮮半島の人たちが「歴史をどうとらえてきたか」が、よく分ってきます。

つまり朝鮮半島人にとって

歴史とは学問ではなく政治的意図による捏造

に過ぎないのですね。客観性が欠如するゆえんです。

北朝鮮が先日の国連による制裁を巡って

中国がアメリカに同調して北朝鮮の制裁に参加し始めたことを、明らかに「中国」を暗示させる口調で罵(ののし)ったらしいですね。

この国は、自分を誉めてくれなければ、もう徹底的にけなすという凶暴な「幼稚園児」ですので、やむを得ません。

ちょっと前の一時期〔金大中(在任:1998-2003)・盧武鉉(在任:2003-2008)という2大左翼政権時代(1998-2008の10年間)

韓国は中国を敵視しこそすれ、同族の北朝鮮に対して一目おいて接近していたように思います。まぁそれが正しかったかどうかは分りませんが。

それが10年程度経過しただけの2016年現在

まったく逆になり、韓国は北朝鮮を敵視しこそすれ、長年朝鮮半島を支配し自分たちを虐げてきた中国に対して、なぜか一目おくように豹変しました。もちろん韓国国民の総意によるものではなく旧支配階級だった旧両班の意向によるものでした。

分らないですねこの豹変は。

反動でしょうか、言論統制する韓国としては

  • 自らの進むべき方向が北朝鮮か中国かについては民意が大きく割れるため、これをひた隠しにし、「反日」なら一致団結できるはずと考え全国民に対して日本が「軍国化」している、と騒いでいます。きっと「反共」よりも「反日」が韓国国民を結束させるのに都合がよくなってきたのでしょう
  • 反日<反共 だったのが、反共<反日 になったのですね。
  • 決して「中国が日本を軍国主義に走らせている」などとは言えません。韓国では、中国に触れることがタブーになってしまったのでしょう。
  • 私は、日本の野党はもちろんのこと安倍政権を全面的に支持する、という立場ではありませんが、日本政府が「韓国と価値観を共有する」という文言を取り去ったのは、何も異様なことではなく、もっと以前からそうすべきだったのに遅すぎる、と思っています。

韓国と「価値観を共有しない」となぜ今宣言するのか?

この人は勘違いしているようです。

私の理解している範囲では「共有しない」と宣言したのではなく「共有する」の文言を削除しただけなんです。それが「それは同じこと」と言うのは雑な見方で、「共有する」の文言を削除し「重要な隣国」だけとしたのと、「共有しないと宣言」するのでは、まるで意味が違いますよ。

冷泉の「国際社会から見れば、韓国は自由陣営の国であり、公選制の民主主義ということで日本とは共通の価値を持った国です」という主張は、「共通の価値を持った国」以外では正しいと思いますが、残念なことに、物事の一部をとらえて一般化してしまったようです。

「韓国は自由主義陣営」「日本にとって重要な隣国」なのであり、「共通の価値観を有する」の文言を外しただけで「価値観を共有しない」などとイチャモンをつけるものではないでしょう。

よく似ているのが、沖縄です。

県知事の翁長は、決して中国には触れようとせず、ひたすら米軍基地反対だけしか、叫びません。
なぜ米軍基地があるか、について何も言えないのが「思考停止」とされるゆえんです。思考を停止した人たちは、「思考停止とは何事か」と息巻きますが、私は「これは的を射た表現」だと思っています。

「平和が大切だ」、「戦争反対」は大変よく理解できるものの

世界中のほとんどの人が見ても明らかでしょうが、「中国が平和を乱している」のに、その中国に対して何も言えず、「平和のために何をすべきか、戦争に反対するためにどう行動すべきか」など踏み込んで考えることを許さないのが、なぜか沖縄の世論なのですね。
またそういう風に誘導した勢力があるということでしょう。沖縄の2大紙が自らキャンペーンをはってそれ以外の見方を封殺していているところが、自由闊達な議論を生めない諸悪の根源になっているように思うのです。

これでは確かに思考停止。まるで宗教国家であり、ある一線を越えて疑ってかかってはいけないのでしょう。それは「正しい教え」なんですから(笑)。

沖縄県民が「公には」異論を唱えることができない状況は、まるで一色に染まった北朝鮮のマスゲーム反日で染まった韓国のようです(笑)。

米国では銃規制に関して
  1. 安全のために個人が銃をもつべきだ、という人
  2. 安全のために銃を規制すべきだ、という人(私も同調)
同じ「安全」や「平和」を目指すとしながら、なぐりあいでも起きそうな両極端の意見が存在します。

宗教についても、似たようなことが言えます。
  1. 宗教の自由を守るために、公共の場所での宗教色を禁ずるヨーロッパ(私も同調)
  2. 宗教の自由を守るために、公共の場所であれ、どこでも自分の宗教色を出せるアメリカ〔大統領宣誓式で「聖書」に誓う人がいて、一体どこに宗教の自由があるのだ、と疑問をもつ人もいる

同じように、沖縄でも

  1. 東アジアの平和を守るために、中国が必要なのか、それとも
  2. 東アジアの平和を守るために、中国が障害となるのか 

この両方の意見があっても良さそうに思うのですが

沖縄では多くの人が中国について誰も触れてはならない、という一律の洗脳教育が行き渡っているようです。

ただし「消極的な洗脳教育」であり、「積極的」ではなく「自粛させている」という程度だと思われます。

中国のあまりにもひどい人権問題について何も言えない沖縄県知事の翁長

堂々と国連ジュネーブで沖縄の米軍基地問題は人権問題だ」と言えるとは、もうその頭脳を疑うしかなく、驚き以上のものを感じました。

何を言ってもかまいませんが、公の人物たるもの、責任を持たねばならず、どうやら翁長には、「物事の価値判断を適切にできない人」という称号がふさわしいようです。

中国の人権問題について何も言えない人が、沖縄本島の米軍基地は人権問題だなんて、100%否定はしないものの、明らかに判断を誤っていると思います。狡猾な針小棒大扱いではいけませんよ。

沖縄では、

  • 本島の2紙を含め、県知事の翁長などが、中国との貿易に差し障りがある、とするだけで、なぜ一言も中国の横暴について触れないのでしょうね。
  • 「周辺諸国をこれだけ刺激し続けている」中国を「刺激してはいけないので中国の蛮行を静観している」とは、韓国と沖縄にみられる共通の汚点ではないかと思うのですが。
  • 結論として、翁長も朴槿恵も、政治家としては、残念ながら失格ですね! なぜ弾圧の暴力国家にすり寄り暴力を肯定するのでしょうね(笑)。

私は、この中国の軍国主義に乗じて、日本の軍需産業が元気になることを懸念しておりますが

  • それよりも先に懸念すべきなのは、中国の無謀な軍事的暴走ではないでしょうか。
  • なのに日本の軍需産業の活発化を懸念するだけで、なぜか中国共産党を擁護する日本人がいますが、これまた自己陶酔型の奇妙な人たちだと言えます。

この順番を間違えないようにしたいものです。

私の見解は以上の通りですが、さて皆様のお考えはいかがですか。


沖縄の醜聞 14

2016年04月11日 13時24分01秒 | 社会

「うっかりしていると見逃してしまいそう」な醜聞や「自分と異なる意見を醜聞」とする醜聞。日本にも看過できない醜聞がありそうです。

ここでは、多様性がなく、「公には」言論の自由さえみられない沖縄が、部分的に中国・韓国そっくりであることを述べています。

しかし私は、そんな「異論を認めようとしないで大勢に従おうとしている」沖縄県民にさえ、幸あれと祈らずにはいられません。なぜならば今、私は沖縄県に住んでいるからです(笑)。


本日2016/04/11

昨年2015年に続いて沖縄県知事の翁長が中国へ出発しました。これについてもおもしろい発見をしましたので、ごらん下さい。

ただし、2016/04/11 11:30 ごろの視聴に基づいて発言しており、その後、変化があったかも知れないと述べておきます。 


琉球新報では、トップページ右端の検索窓に「翁長」と入力すると

  • 翁長中国へ出発
  • 翁長北京へ到着 2016/04/11

と翁長の訪中を、大きく扱っています。 


一方もう一つの沖縄紙、沖縄タイムストップページの上部やや左にある検索窓に「翁長」と入力すると

  • 翁長知事県庁で辞令交付 2016/04/01 

が最新記事となっていています。


これは意外な結果でして、

私の今までの理解では、沖縄の両紙に、大きな違いを見つけることが困難でした。

しかし手違いでなければ、この翁長の訪中に関する記事では大きな差を示しています。

  • 琉球新報ではしつこいくらいの密着報道
  • 沖縄タイムスはまったく報道していない

尤も私の個人的な考えかも知れませんが

翁長の訪中は、反米軍基地運動を後押ししてくれる中国に対する「経済振興を装ったヨイショ訪中」は、あまり意味がない、と思っております。

事実、翁長は、いくら中国の横暴がひどすぎても、決して中国に触れようとはしません。あることについて何も言えないというのは、政治家として失格なんでしょう。

翁長と中国に関しては、次のリンクが有益でしょうか。

また翁長の国連演説の直後に行なわれた演説については次をどうぞ。

  • 「基地問題が人権問題」 翁長知事が会見で政府に再反論〔狼魔人日記

さらに中国一般に関しては次も。

  • 翁長知事の危険な中国接近〔黄文雄

私としては翁長に頑張ってもらいたいところですが、中国に近づき過ぎている危険人物3人の中に入れるのを躊躇しません(笑)。

▲台湾総統馬英九ば・えいきゅう
明らかに中国に近寄りすぎました。2016/05/20から総統は蔡英文(さい えいぶん)になる予定で、馬よりまマシになるでしょうが、さてどうなるか。4年任期で3選禁止。

▲韓国大統領朴槿恵〔パク・クネ〕
原則2018年までの5年で再選禁止。中国に接近し過ぎ国内に問題が山積し過ぎ。

▲沖縄県知事翁長雄志〔おなが・たけし〕
原則2018年12月までの4年。那覇市長時代から中国福建省のどこかの名誉市民。
 
これらの人物が
そうとう中国からの後押しを得ていると思われます。しかしいよいよ中国のもくろみも、消え去ろうとしているのに、それでも頑張る翁長雄志!

ところで、
これだけの人たちによって接近されている元締めとしての中国はどうか、といえば、これはもう呆れるほどの無法国家。こんなところによくもまぁ接近するものだと思うのは私だけでしょうか(笑)。 

パナマ文書その後

2016年04月11日 07時35分33秒 | 海外

すでに第一報を

ブログ「パナマ文書漏えい事件」で取りあげました。

1150万点もある文書の解明は始まったばかりなので、日本では「セコム創業者」の関与くらいですがこれからどうなるかわかりません。

それと興味を引くのは、アメリカ人の関与が少ないことです。しかしこれは、「ほかに巧妙な手口がある」事を示唆していて、米司法当局の取り調べがうるさくなっており、アメリカ人富裕層が脱税していないことにはならないようで、むしろこのスペイン系租税回避組織以外の抜け道がたくさんある、と見た方がいいようです。〔AFPBB 2016年04月08日

暴露されて

まだ1週間程度である「秘密の税逃れ対策」問題、いわゆるパナマ文書問題

喝采する人々と国々(これが多い)、そして「調査する」ではなく「否定する」に終始する中国・ロシア

この対比が実におもしろいですね。一体どちらがマシなんでしょう。

  • バレたからには傷口を広げないため正直に対応」しようとする国々と
  • 報道規制できるからバレても大丈夫、隠し通せる」と信じる国々

に、わかれるのでしょうか。

当初は、

海のものとも山のものともわからず、はたして事実なのかどうか、と見る人もいましたが、ここに至って「漏れた膨大な情報は、どうやら本物らしい」ことが分ってきました。

その後の各国の対応

2016/04/10から日本の広島で開かれているG7外相会議では、テロと核兵器問題が主要なテーマでしょうが、疑惑を否定するだけの中国やロシアが入っていないこともあり、非公式ではあろうともパナマ文書問題が話題になっていることでしょう。

また2016/04/14から米ワシントンで開かれるG20〔財務相・中央銀行総裁会議〕では、疑惑を否定するだけの中国やロシアが入っているだけに、非公式ではあろうともパナマ文書が話題になることでしょう。〔読売新聞 2016年4月10日

このリークに対する反応として、おもしろいことがわかってきました。

堂々と対応する人たち

これは、適切に税金を支払済みであると主張するもの。

イギリスのキャメロン首相は、投資を否定していたようですが、一転して「首相就任前に売却した」と事実上投資を認めたようです。豹変があり信頼性が激減しています。

辞任する首脳たち

まだまだ出てくるかと思われます。

アイスランド首相が辞任。

辞任を要求する国

イギリスでのデモ

キャメロン首相の豹変に対して、当然イギリスの野党労働党はこの問題を追及しますが、6月に予定されているイギリスのEU離脱に関する国民投票では、野党もキャメロン同様に残留を支持しているので、このあたりどう説明するか、その「理屈」にご注目を。

どの国でもそうですが

詳細が分り始めると「もうダメ」と突き放す人が多いようです。しかし上から目線でレッテルを貼って理解したとし一件落着にするのではなく、「当事者である政治家がどのように窮地をすり抜けようとしているか」に興味をもちつづけたいものです。

もちろん「不祥事が表面化しないと立派」なのではなく、もっとひどい社会の腐敗があるから表面化しないのかも知れない、と覚悟しましょう

きれい事だけで何かを死守するのではだめだと思うのですが!

疑惑を否定する国

ロシアや中国などは、「調査」さえせずに「否定」しますが、双方とも著名な弾圧国家ですから、「否定」するだけのところは「怪しい」とみておいた方がいいようです。

    • 疑惑を否定する国では、当然、いままで継続していた報道規制を、いっそう強めるでしょう。
    • 弾圧国家の首脳の疑惑を報道するなんてことは、絶対に許せませんから(笑)。

ロシア

プーチンが「調査」すると言えないのは当然で、「国家を不安定にする」と敵意をむき出しにします。

考えたら、決してロシアだけを狙い撃ちにしたものではなさそうなのに、ロシアも踏んだり蹴ったりですね。

    • 古くはチェチェン弾圧
    • ウクライナ領クリミア半島への武力侵攻(2014年)と経済制裁されての疲弊
    • 重なる原油安〔ロシアは原油輸出で潤っていた〕
    • ロシア陸連の国家ぐるみ薬物汚染と国際資格停止
    • ロシアの民間機撃墜と戦闘機撃墜
    • そして今回のプーチン周辺の疑惑。

先日発生した外国機のロシアでの墜落は操縦ミスらしいのですが、上記飛行機の撃墜2件はいずれもロシアによるシリア空爆に関連しています。

中国

習近平の親族に問題があるとしていますが、もちろん中国共産党が疑惑を「調査」するはずがなく、握りつぶす意向です。

アジアの人たちにとって非常に迷惑な表現ですが、中国にとってはこれが「アジアのやり方」なんでしょう(笑)。実際のところは、「アジアのやり方」ではなく「中国共産党のやり方」なんですが・・・・・・。

そもそも中国では従前から報道が規制されており、この件が国内で報道されることはありません。現代社会ではあり得ないほどの一党独裁による言論統制・弾圧国家でした。自浄作用などを期待することは100%無理ですね。

中国では、放送遮断や威嚇などあらゆる手法を使って、中国共産党為政者にとって不都合な報道をさせない」ように取りはからっていますし、またもちろん「調査」などあり得ません。

中国共産党にとっても、踏んだり蹴ったりでしたね。中国自らが不可解な行動に走っているだけで、決して中国だけを狙い撃ちにしたものではないのに。

    • 北京五輪聖火リレーでの不祥事多発と環境破壊(国内治安の問題)
    • 劉暁波 (りゅう ぎょうは)ノーベル平和賞問題(国内弾圧の実体)
    • 尖閣列島・南沙諸島などでの周辺国を無視した勝手な軍事行動と関連するあまりにもひどい違法行動
    • 中国漁船の世界各地での違法行為〔サンゴ密漁・ベトナム沖やフィリピン沖での衝突、アルゼンチン沖での不法操業で爆破されるなどなど枚挙にいとまがない〕
    • そして今回の習近平近辺の不祥事。

まだまた解明が進むパナマ文書問題からは、目を離すことができませんね。 


中国に関する醜聞 102 米中の「人情」感

2016年04月10日 09時30分41秒 | アジア

中国人はなぜ、自分たちの文化の後進性を自覚しないのか。中国があまり貧しすぎるので、恥を忘れたのだ、と言う人もいるが、中国には、「富貴も淫する能わず。貧賤(ひんせん)も移す能わず」という立派な言葉もある。・・・・

例えば、中国人は比較的に友情を重視する。しかし、問題は、中国人がなぜ友情を重視するのか、ということである。中国にはこういう言葉がある。

「家にいるときは、両親を頼りにする。外に出れば友人を頼りにする。家にいると、父母の保護がある。外に出ると、友人の保護が必要だ」。

しかし、西洋人は友人の保護を必要としない。彼らには、政府の保護がある。だから、西洋と中国では、友人の意義が違うのだ。どちらが本当の友人か、言うまでもないと思う。

車が壊れた場合、アメリカ人は自発的に助けに来る。中国人はもし友人でなければ、おそらく相手にしないだろう。

私の友人の車が、

大雪の日、溝に突っ込んでしまったことがある。すると、二人の黒人が車を止めて降りてきて、三、四時間もかかってやっと車を道に引っ張り上げた。彼は大変、感激して彼らに名前を書いてもらおうとした。恩返ししようと思った。しかし、助けに来た二人の黒人は、こう言った。

「もし、ほかの人が同じ状況にあれば、あなたもきっと助けてやるでしょう」

私の友人は非常に感動した。人情味とは、こういうお互いに知らない人間の間に生まれるべきだ。それこそ本当の人情味だ。

アメリカ人は普通、人情味を表わさない。しかし、助けの必要なときに、彼は助けてくれる。これは、おそらく聖書の影響を受けたのだろう。

中国人は、友人に対してのみ人情がある。愛国心も同じだ。外国人は普段、愛国心を表に出さないが、いったんことがあれば、それが出てくる。

中国人は、それと反対である。中国人は、普段は国を愛して愛してしようがない。国を愛しすぎて今のようになってしまった。これ以上国を愛するのをやめて、その余った分で自分を愛すべきだと思う。自分の資質を向上させることだ。自愛すなわち愛国、なのではなかろうか。

:柏楊(ポーヤン)「醜い中国人」張良澤・宗像隆幸(共訳)光文社1988/06/25 12刷発行 


柏楊〔ポーヤン 1920-2008〕先生、いつもありがとうございます。

富貴も淫する能わず。貧賤も移す能わず

中国の古い言葉ですが、「淫する」には、度が過ぎる、の意味もあるとのこと。

つまり富んでも貧しても、自然体で臨むということですね。

中国には、こうした昔の良い言葉が残っているのに、

なぜ今の中国人はだめなのか、と問う人がいますが、意味ある言葉を残した古代中国人の多くは、役職に就かない、つまり野に下った人たちでした。

よってこれを敷衍〔ふえん〕するなら、今の中国共産党幹部からレベルの低い見解しか出ないのは、当たり前なんですね。中国では神話以外の多くの場合、「為政者以外の人が立派だった」のです(笑)。

柏楊(ポーヤン)の指摘は、いつも的を射ていますね

品位を欠くどうしようもない人間に限って、口先だけで「友情」とか「愛国」を叫ぶもの。

これは隣の韓国にも言えることですが、「友情とか愛国」が普通にある人は、普段「友情とか愛国」を口に出さないものです。

よって韓国人や中国人が、政府の洗脳によって、いつも大声で「愛国」とか「友情」を叫んでいる限り、それは巧みに仕組まれたガス抜きに過ぎず、いざという時には跡形なく消えてしまうものなんです。

「友情」といえば、日常の生活ですれ違う人と挨拶さえしない人でも、

山登りという特殊な場合、途中ですれ違う「まったく知らない人同士」でも気楽に挨拶できるというのは、そこなんですね。いわば山登りというのは特殊事態なんでしょう。

普段のすれ違い時にあいさつをしなくても、登山の途中で挨拶できることは、実に尊いことです。

家庭内だけでは挨拶するけれども、街中では特殊事態が起っても、犯罪に巻き込まれるのがいやだとして通り過ぎるのは、いかにも寂しいですね。

もちろん中国などでは街中の特殊事態を金儲けの材料にしようとする人がいるのも事実で、こういう人がなくなればのことですが・・・・

いっそのこと、家庭内で挨拶をしなくても、街中で特殊事態が起ったときには助け合う気持ちがあってほしい、と思うのですが。

柏楊は

アメリカ人は聖書の影響があるから助け合えると見ていますが、私は、日本人なら「聖書」の影響がなくてもこれができる、と考えています。

しかし同じように「聖書」の影響がない「はず」の中国人や韓国人に、なぜそれができないのでしょうか。

今、イスラム教とキリスト教の対立が深刻ですが

国が統一できておらず、未発達段階ならば、結束を深めるために宗教が果たす役割はおおいにあるとは思うものの、残念ながら一神教には、負の一面があるので、注意しなければなりません。

「注意する必要はない」と主張する人は、きっと一神教にどっぷり浸かりきっていて、この宗教対立を激化させている人に違いありません(笑)。

ほとんどの場合、一神教では自宗教の教えは守るものの、異教の教えを

  • 無視したり
  • 尊重することを忘れ
  • 場合によっては、これが大きな対立の原因となり、口汚くののしりあう

傾向が見られます。

宗教上の相互理解とともに、

宗教上の付き合いには「交流の場」という面があろうかとも思いますし、たしかに「かつては結束を深めるために大切な役割を果たした宗教」ですが、今となっては宗教が原因で対立が深まっている、と考えられる時代になりました。

できれば宗教が大きな役割を果たす時代が去って、宗教関係者の一部がじょじょに廃業・転職し始め「妙な宗教組織」が弱体化するほうが、宗教対立が薄まると思うのです。しかし、それがいつ実現するのかは分りません。

しばらくは「内部がまとまるための宗教」としての役割に期待し、やがて「外部との理解を深める」ために「宗教色が薄まる」ことを期待したい、と思うのです。

日本人が

世界中で高い好感度を示している理由の一つに、日本人の宗教色が薄い、ということがあります。

中国・韓国で反日が強いのは、それだけ日本が残酷なことをしたからではなく、現在の中国・韓国の政府が、国内を結束させるために「反日という宗教」を利用している、からでした。

なぜ「宗教」としたかと言えば、これは「ありがたい教えであり異論を唱えてはいけない」からでした(笑)。

事実これらの中国・韓国は、報道規制・言論統制が存在する弾圧国家ですね。

このからくりに気づかないまま、「反日であることが立派な人間のすることである」と勘違いしている「反日の日本人」が数多くいるというのは、まっこと「悲しいものですね」。

この人たちには「健康的な懐疑心」というものがないらしく、文字通り「思考停止」した人たちで、ある種の宗教の信者となんら変わりません。

日本を旅した

中国・韓国の人たちの多くが、「想像していた」日本と違う、と驚くようです。

私としては、一体かれらが何を「想像していた」のかについては分りませんが、と言いながら分っていますが(笑)「その驚きが一体なぜ起ったのか」を考えてもらいたいのです。「驚き」っぱなしでは、そのギャップにはまりっぱなしになり、やがて感性が鈍り、「驚き」ではなくなるでしょう。

もう一度繰り返すなら

なぜ自分は日本へ来て驚いたのか」を、冷静に考えて頂きたいものです。

中国・韓国の洗脳政府為政者は「その驚きは日本人の二枚舌に起因している」などと、これを巧みにすり替えて利用するでしょうが、ヒントだけ申し上げると

    • 「政府が報道を規制し、弾圧してはいないか」
    • 「何かを自主規制していないか」

ということです。

自分たちが、

    • 何を想像させられてきた」のか
    • 何かに洗脳されたため」なのか
    • 何かを教えられてこなかった」からなのか

などなど、より現実に近い相互理解が深まるよう、期待している次第です。

私は、日本を旅する中国・韓国の人たちに

日本のいいところも日本の悪いところも、そのまま知ってもらいたい

と願っております。これが相互に可能になったあかつきには、

  • 報道が規制されず
  • 悪意をもって事実をねじまげようとする人の声を狡猾(こうかつ)に利用する人が減りさえすれば、

たとえ多くの対立があっても、きっといい未来がやってくるはずですから。

今の日中関係、日韓関係は、その端緒についたとも言えない段階にあるのです。


韓国の醜聞 102 旧日本人居住地

2016年04月09日 11時24分56秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。

韓国南東部にある旧日本人居住地区「慶尚北道浦項市(ポハン市)九龍浦(クリョンポ)」。

旅行代理店のいつもの手口によるものなのか、ここが日本人旅行者の「行きたがるところ」になったようです。 


九龍浦は瀬戸内海に面した貧しい漁村である香川県宇田村の人たちが豊富な漁場を求めて集団移住し、開拓した村です。:九龍浦の概要


  • 「韓国でも讃岐うどんが食べられるようになったか」という気楽な話ではありません(笑)。
  • この町では、旧日本家屋を観光スポットにしようと考え、町の費用で保存している、とのことです。
  • これを聞くと「韓国でも異論が許されるのか」と驚く人がいるでしょうが、それもまた違うようで、韓国風味の愛国的な理由さえあれば、とても珍しいことですが、「異論」が認められるのです。そうです「金儲け」でした。通常は「異論」を許さない地域ですが・・・・・・。

韓国に残る旧日本人街、日本人に人気の観光スポットに=韓国ネット「金のためには反日も捨てる」「日本人はこの景色を見て…」:Record China 2015年5月27日 


このサイトには

「もり立てようとする」意図、いわば「金儲けのための話題作り」の意図が散見され、匿名性を利用した「捏造ネット情報」をさらに「捏造」している可能性がありますが、受け取る側に「疑ってかかる」姿勢さえあれば、それなりに存在価値のあるサイトだと思います。

どんな場合にそれを感じるか、といえば次のような場合です。

  • いかにも韓国人らしい反応を見せる場合
  • いかにも日本人らしい反応を見せる場合
浦項市はこの地区の老朽化した日本家屋を取り壊すことも考えたけれども、9億円もかけて補修したようで、これについて様々な意見が見られました。
 
いかにも韓国人らしいネットコメントの例、それに対する私の考え、を挙げておきます。

保存賛成派のコメントと私の意見

『歴史を忘れた民族に未来はない』は韓国人に向けられた言葉であり、屈辱の歴史を忘れてはいけない。ドイツを見習え!
  • 国内問題では、情緒的かつ一方的な歴史知識に基づいて発言し、一切の異論を受け入れません。国外の例でも「都合のいい一面」だけを間違った歴史認識のまま引用し、これまた異なった見方を受け付けません。これが正調韓国節。
  • 「ドイツを見習え」と言っていますが、この人がちゃんとドイツの実体を知った上で言っているのかどうか、が気になります。ドイツについての「ここちのよい韓国風曲解」に基づいて「ドイツを見習え」と大声を上げているとするなら、「またまた例の火病」か、と揶揄されてしまうでしょう。
歴史をよく知らない人たちが被害者意識だけで『撤去しろ』と言うのは間違っている。
  • 韓国では、日本の痕跡を消せ、と叫ぶのが普通ですが、この人は「痕跡を残すことで日本の罪を永遠に残すべき」、という考えをもっているようです。
  • ただしこの人も又、被害者意識だけで「保存せよ」と言っているのかも知れません。自分も加害者だったのではないか、という自分への問いかけとは無縁の方なんでしょう。
  • よく「小学校の頃にいじめられた」と嘆く人がいますが、ひょっとしたら自分が小学生時代に加害者だったのではないか、つまり「自分が誰かをいじめていたのではないか」と考えたことがある人なら普通は長じても極端に「被害者ぶる」ことをしないもの。
  • しかし韓国では、どんな年齢であれ、とにかく相手を否定しなければなりません。人の話を聞いていては「説得されたことになり負け」なんです。これが正調韓国節。
  • よって、「自分が被害者だった」と言い続けなければならないのです。残念ながらこれが実体なのでした。
恥ずかしい歴史かもしれないが、子どもたちの警戒心を育てるために、こういう場所をしっかりと守っていかなければならない。
  • もし本当に日本併合時代が「恥ずかしい歴史」ならば、1000年以上にわたって恥辱を受けてきた「中国の影響があった場所」を、「子どもたちの警戒心を育てるために」、より広く守らねばならないでしょう。しかし韓国ではそれができません。今や韓国では、庶民レベルではどうか分りませんが、公には中国に不都合なことを言えなくなってしまったのです。もちろんこの雰囲気がいつまでも続くとは思いません。いつなんどき、どう変わるか、まったく予想ができません。
  • 韓国では、あまりにも中国に近すぎるため長期間の中国からの悪影響を払拭することができず、それより短期間の日本からの影響を払拭する方が、中国からの反論もないことだし、安易な道だったのでしょう。
  • 李氏朝鮮時代の中国の影響は、もはやどっぷりと朝鮮半島人に染みこんでいるようです。
    • たとえ李氏朝鮮時代が、朝鮮半島の庶民にとって最悪の時代だったとしても、旧両班にとっては「とてもいい時代だった」のです。なぜならば、朝鮮族としてのプライドさえ捨てれば、支配国である中国の御庇護のもと、同族朝鮮半島の庶民から搾取でき金儲けに走り安穏と生活できた時代だったのですから。そうです、自ら行なってはいますが、「やらせられた搾取」なのですから、何ら問題はないのでした。元寇さえ元にそそのかされたのであり、朝鮮半島人には責任はないとするのです。対馬にいまでも残っている「恐ろしい朝鮮人」の語り伝えなど眼中にないまま、ひたすら秀吉の侵略を問題にしなければなりません。自分の足元を見てはいけないのです(笑)。
    • その搾取ができなくなったのが、日本併合時の「身分制度廃止」でした。韓国の現在を牛耳っている旧両班にとって、身分制度を剥奪された「恨み」は相当大きいらしく、身分制度を認めてくれた時代(中国の属国、つまり中国朝鮮省時代)のほうがよかったため、中国色を消し去ろうという試みなど、起こりえなかったのでしょう。
これが長い中国属国時代よりも、むしろ短い日本併合時代のほうを「恥辱」と考える根拠でした。

朝鮮半島人にとっての本当の幸せな時代への出発が
  • 「身分制度の廃止」だったなどと考える能力のある朝鮮半島人たちは、つぎつぎと消されてしまい、ついには今のような格差社会が成立してしまいました。
  • 隣の中国で、中国共産党〔1921年結党〕が中華人民共和国を建国〔1949年〕し、文化大革命やら天安門事件で能力ある人たちを無数に虐殺してついに今のような格差社会が生まれたのを、そのまま受け継いでいます。
こういうのを総称して「客観性の欠如」ともうします!

皆様がもしも「しあわせな朝鮮半島」を搾取したのが日本軍だった、という朝鮮半島人の発言を耳にしたならば、それは「旧両班にとってのしあわせな朝鮮半島」を日本軍が是正し身分制度を廃止したたからだ、と考えたいものです。だまされてはいけません。憎しみは「日本による身分制度の剥奪」であり、身分制度の廃止と現代の経済発展」について論じることは、韓国では許されないことなのでしょう。旧両班が牛耳っている限り、不可能でしょうね。

「身分制度廃止を憎む」からこそ「反日」に励むのならば、韓国に明るい明日はないでしょう。 
  • 甘い蜜を吸えた旧両班が「李氏朝鮮時代のしあわせを奪ったのは日本軍だ」とし、
  • けっして「李氏朝鮮時代の庶民は悲惨だった」と言わせない現在の構図に、ご注目を! 
朝鮮半島にとって大切なのは
  • 旧両班の「幸せ」なのか
  • それとも「朝鮮半島人の「幸せ」なのか。
どちらなんでしょうね。

朝鮮半島が統一できない一因は、これらの地域で「庶民の味方」を装っている旧両班の派閥抗争にあるのではないか、とさえ思われます。

私の見るところ、旧両班ではない「別の組織」が台頭しなければ、朝鮮半島での南北統一はおろか、反日国是からの脱出も、無理ではないか。

「旧両班による抗争」が続く限り、朝鮮半島の南北では、これからもずっと、暗い時代を迎えることでしょう。

保存反対派のコメントと私の意見 

日本は独島(日本名:竹島)を奪い、慰安婦の歴史を歪曲(わいきょく)しようとしている。日本のものは無条件に消し去るべき
  • まぁ誰が歪曲しているかはさておき、自分が一番正しいのであり、それ以外は受け付けない、とは困ったお子たちですなぁ。
  • 客観性などあり得ない韓国人の矜恃〔きょうじ:自負〕というところです。自分の考えがいつも正しいのであり、これと異なる意見はすべて間違っているのです。あ~ぁ、こんな人たちが近くにいるとは、悲しいものですね~ぇ♪
こんな残酷な場所を観光名所にするの? 信じられない
  • ごく一般的な韓国人の反応です。長い期間にわたる韓国憲法に基づく政府洗脳の結果ですから、そう簡単には消し去ることができません。しかし自らが国是として続けてきたことが、実は新しい韓国為政者になった時に「大きな足かせ」になるもの。その時になって気が付いても、既に時おそし!
  • はやく気が付け、韓国人!
歴史を残すことは大切だが、それでも、そんな場所で金を稼いでむなしいと思わないの?
  • 離婚女性が韓国で生きていけない社会を放置しておきながら、そんな女性たちが日本にやってきて金を稼いでいるのを「日本で稼ぎやがって」とひどく軽蔑する国らしいコメントでした。
  • そうです、日韓基本条約やその50年後の慰安婦政府間合意など無視し、慰安婦像をたくさん建てる方に全力を注ぎましょう。そう努力することによって、今まで少なかった韓国人の信頼性が完全に消え去り、どれだけ取り繕っても、もはや韓国が世界で信用されることは、なさそうです。
  • 韓国には、まだまだ「やるべきことが、あまりにも多すぎる」という印象です。
金のためには反日もプライドも歴史も捨てられる。結局、韓国人はそういう生き物
  • けっこう覚めた人もいますね。
  • 韓国にある日本家屋を、保存することに「韓国人のプライド」を求めることもできれば、保存しないことに「韓国人のプライド」が感じられることもあります。
  • どちらにしても「客観性のないプライドには、うぬぼれという価値だけが残る」と思うのですが・・・・・・。
いまだに韓国人を見下す日本人がいるし、『日本のおかげで韓国は発展できた』と主張する韓国人もいる。そんなおかしな人たちが増えてしまいそうで怖い
  • 私は、このコメントが「家屋保存に反対しているのかどうか分らない」けれども、おそらく反対であろう、という推定の上で分類しました。
  • この意見は、「いまだに日本人を見下す多数の韓国人」に触れることなく、「いまだに韓国人を見下す少数の日本人」にのみ焦点をあてています。陰湿と言うべきか、無知というべきか、まるでロボットみたい!
  • 「日本のおかげで韓国が発展できた」と考えるのは「おかしな人間」であり、韓国は自分の力で立派に発展しました。「日本のおかげ」ではない、のですね。はい、お疲れさん! 次のかた、どうぞ(笑)。
うぬぼれ過剰な韓国人の矜恃〔きょうじ:プライド〕というところでした。


最後に、いかにも日本人らしいネットコメントの例を挙げておきます。
  • 「歴史をよく知らない人たち」とはもちろん韓国為政者の言う「歴史」だった。
こういうことを韓国人が言ってはいけません。日本人が言うべきです。韓国人がそんなことを「公に」言えば、干されるか、または社会的に抹殺されるでしょう。実は韓国は、それほどの未開地域なんですね。

朝鮮半島では、人が自分の考えることを表明できない社会らしい。しかしそんな息苦しい社会だったとしても、ここで生まれ育った人のほとんどはどこへ行くこともできず、ここで生活してゆく限り、この状況に甘んじるほかありません。
 
改善や改良はダメ。今の身分制度を受け入れなさい

こういう儒教の支配に染まってしまった地域(中国・朝鮮半島)ならではの姿だといえます。反日を続け、どうぞお幸せに!

しかし今の時代ですが、どうにもならないと考えた「朝鮮半島人が軍事クーデターを起こす可能性」を排除してはいけないようです!

起って欲しくはないし、期待もしてはいませんが、可能性だけは残しておかねばなりません。

李承晩の弾圧のあとで、朴正煕の軍事クーデターがありました。今の韓国の混乱を救うために軍事クーデターが起っても不思議ではありません。アメリカが内向きになって韓国から手を引き始めた頃が、一番危ない、私はそうみています。

韓国政府が中国へ限りなく接近しつつあるのは、そのクーデター予防のためなのかも知れません。


北朝鮮の醜聞12

2016年04月08日 04時24分45秒 | アジア

もう論外だ、と見放した人が多いと思われる朝鮮民主主義人民共和国。「民主主義」とか「人民」などが存在しない国に限って、国名に「民主主義」とか「人民」がつく大きな矛盾にも気が付きますね。


 なぜか日本人だけ搭乗トラブル続発の北京発北朝鮮の航空便。その理由は北朝鮮内の「派閥争い」!?:HARBOR BUSINESS Online 2016年2月18日 


中国からピョンヤンへの入国ルートとして空路と陸路があり、何らかの理由で日本から北朝鮮へいく人は、中国経由で入ることになります。

中国→北朝鮮の陸路

  • 丹東市〔たんとうし:中国〕→ピョンヤン市〔平壌市:北朝鮮〕

費用は、空路に比べて安いが、保安検査に時間がかかる

中国→北朝鮮の空路

  • 北京→ピョンヤン市〔平壌市:北朝鮮〕

便数としてはこちらが多いらしいのですが、なぜか日本人客だけ、嫌がらせがあって、手続きに時間がかかるらしい

  • 瀋陽市〔しんよう:中国〕→ピョンヤン市〔平壌市:北朝鮮〕

便数は少ないけれども、こちらの方がおすすめらしい

言葉では分りにくいので、私が描いた概念地図を御覧下さい。

なぜ空路の北京発と瀋陽発で扱いが異なるのか

記事では、それが北朝鮮内の権力闘争によるとしていますが、私がこれを確認するすべはありません。

さて、これから北朝鮮へ行こう〔何をしにいくの? プロレスでも見に?〕と考えている人にとって、何かご参考になったでしょうか。多分、なかったと思うのですが・・・・(笑)。 


「~人お断り」

2016年04月08日 04時00分52秒 | 生き方

世界中でみられるらしい「~人お断り」の表示板。

  • 「金さえ出せば何をしても許される」と思っている無法者がいるため、自衛目的で「~人お断り」とするのか
  • どこの国の経営者にも好き嫌いがありますが、だからといって客を自分の好き嫌いで選別し「~人お断り」と言えるのかどうか
  • 時代と共に大きく揺れるこの「~人お断り」は、人種差別になるのかどうか
  • 公に店を構えているのに、「~人お断り」で客を指定することが法的に許されるのかどうか、許されるとしたらどういう場合か、という問題
さまざまな人の意見を聞いてみましょう。

苦情を基に調べてみると、ガイドが指定した免税店は「日本人客お断り」で、中国人が経営しているとみられるケースが多かった。
実際、記者が免税店を訪れた際、中国語で話しかけると熱心に商品説明を初めたが、日本人と明かすと急に紹介を止め、態度を硬化させた。:産経新聞 2015.12.20 ←リンク切れ

これは
  • 日本国内で中国人観光客を受け入れている免税量販店での話だと思われます。つまり正規のガイドではなく、中国の旅行代理店などとグルになった中国人の非正規ガイドが、日本で中国人観光客をだます手口であり、日本人がいると手口がばれてしまい、まずいのでしょう。〔グルになった非正規ガイドというよりも、「客」ではなく「旅行代理店」にとって利益となるニセ私設ガイド、と呼んだほうが適切なんでしょう。〕
  • 中国国内で中国人が中国人をだます事など当たり前ですが、今の時代では観光客とともに中国から日本へ進出し、「日本にやってきた中国人団体観光客」をだますようになってきたようです。つまり日本で日本人をだますことは無理なので「日本で中国人が同国人である中国人をだます」時代になったということです。よって日本の量販店で、中国語で話しかけると商品説明をするけれど、日本人であることをあかすと態度を硬化させるのでした。手口がバレルのを極端に恐れていますね。
こういうのを聞くと、「おとり捜査」のさらなる必要性を考えさせられます。
  • 日本中に「防犯カメラ」という名の「証拠カメラ」が無数に設置されていますが、本来の目的以外でこの「防犯カメラ」が利用されているに違いない、と私は見ております。そもそも「防犯カメラ」が設置されていることを知らずに犯行に及ぶ場合が多いなら、「防犯カメラ」ではなく「証拠カメラ」になります。「防犯カメラ」という言葉を使い続けたいと考えて「カメラを設置しています」という表示をするのですが、気が立っている犯罪人がそれに気づかない場合も多いらしく、仮に気づいたとしても覆面で顔を隠しているなら決して「防犯」にはなりません。
  • 外国でよく見られ、アメリカでも合法化されているのが「おとり捜査」。日本でも、条件を満たす場合に限り「広く」合法化する議論してもいい時代になったのではないか、と思います。
  • 確かに「おとり捜査」は、例外は別として、日本にはふさわしくない制度だとは思いますが、何らかの条件をつけて広く実施しないと、悪質な人は増える一方なのです。

年間20万人以上の韓国人観光客が訪れている対馬では、何軒かの居酒屋が「韓国人観光客お断り」となっている。そのうちの一軒の店主は「韓国人を受け入れると、不必要な対立が起こりかねない」と説明している。

東京の韓国人向け観光・出張サポート業者は「韓国人は事前にマナーを説明しても、無視して韓国流に振る舞うケースが多い。プライドなど、いくつかの理由はあるかもしれないが、郷に入りては郷に従うのが国際マナーだ」と指摘している。:FOCUS-ASIA 2015年08月05日


日本では今や知らない人がいないほどになった韓国人や中国人のマナー問題
  • こういう話をすると、日本人にもかつて似たようなマナー問題が存在したと語る人が出てきます。確かに一般人がまだ海外渡航できない頃に「農協ご一行様」が世界を闊歩し恥をさらしていた時代があり、「日本人お断り」が見られたらしい。
  • でも、だからといって、現在の韓国人や中国人のマナー違反を擁護してはいけません。どんどん発信して日本での事例を発信し、韓国や中国に自国の現実を知らせる必要があるのです。たとえ中国・韓国が自国内で「自国に不都合なニュース」を流さないよう報道規制していても、発生元の日本から発信しないと、いつまでもこの種のトラブルが続くのです。
  • 対馬には、その地理的条件から、韓国からの観光客が多く、ほとんどの悪質な韓国人観光客は「まるで韓国領土内と同じ」ように振る舞うのでしょう。しかし韓国からみて、対馬は外国であることを知らせなければなりません。それさえ分らないまま、仏像は盗むやら、居酒屋で騒ぐやら、韓国人のレベルは、1%ほどはいるはずのマトモな韓国人から見ても、目を覆いたくなるだろうほどの低さです。
  • よって理由を説明して韓国人観光客お断り」と貼りだしても、私は問題がないと思っております。客が店に入ってくる段階で「店内で暴れるだろう」ことが分らないためです。
  • いま難民が押し寄せるヨーロッパの地元の人の嘆きも、対馬の居酒屋の嘆きもおなじであり、「郷に入れば郷に従う」という基本に忠実でない人を断わる権利は誰にもある、と思います。やがて「迷惑をかける韓国人観光客が減れば、自然にこういう張り紙はなくなる」でしょう。現在では、口に出して言うのさえはばかられるほど下劣な韓国人が多すぎるのです。
  • これも全て、「反日無罪」を推進してきた韓国為政者に、その責任があるといえます。情けないことですが「反日」ならば何でも許される社会となってきた韓国はどう見てもマトモな法治国家とは言えず、発展途上国あるいは発展さえしていない後進国なのかも知れません。というのは日本で日本人が「反韓無罪」を試みるのは「犯罪」なんですから・・・・・・。
  • もしも過去の日本人の蛮行を咎める意図があるのなら、もっともっと長年に渡って蛮行を繰り返しその尻馬に乗って自国朝鮮半島人を虐げてきた中国に対して、「なぜあなたたちは沈黙するのですか」、と問わねばなりません。もちろん「客観性」の意味が分らない人たちに対してこのようなことを指摘しても、これとは関係のない反撃をする程度であり、何も意味がありませんが(笑)。

日韓の国民感情、「予想通り」の最悪な結果に=韓国ネット「加害者が被害者を嫌うだと?」「タイで『韓国人お断り』の店を見たけど…」Record China 2015年5月30日

ネット上のコメントなどまったく気にとめていませんが、いまだに自分自身の評判を謙虚に聞けない地域が、この世の中に存在していることに驚きます。洗脳とはなんとまた恐ろしいことか。まるでパブロフの犬のようですね。
しかし、いつまでたっても自分自身を見つめられない韓国にさえ私は「幸おおかれ!」と祈らずにはいられません(笑)。

中国人の接客はしません」――。中国が南シナ海で船団を引き連れて石油掘削活動を開始した問題に関連し、ベトナムの観光地のホテルやバーで中国人客を排除する動きが出始めた。地元紙ダンベトが報じた。

報道によると、中部の観光地ニャチャンにある三つ星ホテルは11日、「中国政府がベトナムの海から石油掘削機を撤去するまで」は、中国人にサービスしないと明記した告知板を受付に置いた。オーナーは「中国のひどい行為への怒りの表れだ」とし、実際に中国人団体客の予約を断ったという。近くのバーも同様の告知を出した。

ベトナムでは連日、中国に抗議するデモが各地で展開されており、同様の動きが広まる可能性がある。(ネピドー=佐々木学):朝日新聞デジタル 2014年5月13日

ベトナムでは「中国人お断り」らしく、さもありなん、と思われます。そうでなくても敬遠したくなるのに、中国人は、ベトナム近海で「国家による推奨」のもと船で体当たりしてくるなどの不法行為をはたらき、勝手に「主権宣言」をする権利が自国だけにあるとわめき散らすほど。そんな中国を甘やかしてきた反日日本人の存在も忘れてはいけませんね。なぜかこの中国はロシアに似ています。そうです、ともに弾圧国家だったんです(笑)。

海外(中国や朝鮮半島以外)で、日本人を敵視しているところが、ごくまれに見られますが

私のみるところ、まちがいなくその99%は「日本人に扮した中国人・韓国人」のしわざでしょう。
だましあいの社会で技を磨いてきた人たちが、海外で不始末をしでかすると「自分は日本人だ」として罪を日本人に押しつけてその場を立ち去る。そこうなるとその地域で日本人の評判が悪くなるのは、当然ですね。ひで~もんですが、これが正調中国節であり、正調韓国節なのでした。

これは相当まえに、
南米を旅するアメリカ人が、どこへ行ってもアメリカが嫌われていたので、やむを得ず日本人に扮していた
という話を思い出させます。これは何も悪くないアメリカ人が
被害を防ぐため事前の予防線として日本人を装っていたものです。

しかし今の世の中で、中国人・韓国人が日本人を装う背景には
不作法を咎められたときに、その罪を日本人に押しつけようとする悪質な意図がある
と、その意味はまったく異なるでしょう。反日無罪・愛国無罪という例の無法国家らしさそのものですね。

なぜ、中国・韓国の人たちは、これほどレベルが低いのでしょうね。
なぜそんな「低レベル」の不作法を演じるのか、それさえ、「日本のせい」にしますか(笑)。
はい、お疲れさん! 次のかた、どうぞ(笑)。 
まぁこんなことを続けていると、永遠に「誰からも信頼を得られない低レベル」を維持することになろうかと思うのですが・・・・・・。


中国に関する醜聞 101 マンホール

2016年04月07日 06時06分03秒 | アジア

「下水道が人を食う」

近年中国の都市で「下水道が人を食う」奇怪な事件が頻発している。

中国新聞網によると、2013年3月22日午後9時、湖南省の長沙市内で暴雨により、市街地には水が溢れた。21歳の女子大学生楊麗君は、マンホールに落ちて流れて行方不明になった。マンホールの蓋が当時なかったためである。

このように「下水道が人を食う」悲劇は、全国各地で頻発している。2010年5月14日、広州で20歳の女子大学生李淑芬(りしゅうふん)は、暴風の中、蓋のないマンホールに落ちて死亡した。

2011年6月23日、北京市内で雨の中、楊鉄貞と満洪浩という青年がマンホールに落ちて命を落とした。

大雨、暴風雨に遭遇するたびに、脆弱な排水施設によって、都市全体が洋々たる海になる。洪水の水面下に隠された蓋のないマンホールは恐ろしいブラックホールと化する。

:P.163-166 金文学「進化できない中国人」祥伝社 平成26年3月20日初版第1刷発行


中国ではこのように人がいきなり消えてしまう事があるようです。

  1. 普通に考えると、中国政府に批判的な人物が、こっそり中国共産党に拉致され、取り調べを受けるか、静かに消されるようで、恐ろしいことですね。中国共産党政府に批判的な人が突然いなくなると大騒ぎするのは、黙っていると静かに消されてしまう国情があるからでしょう。つまりひとがいきなり消えてしまうのは、中国共産党政府による拉致を疑うべきなのでした。香港でも先日ありましたが、できるだけ大騒ぎするほうがいいのでしょう。どうしようもない国ですね。
  2. かつて日本でも見られましたが、法規制がなかったこともあり野犬を勝手に捕まえたり、子どもをさらっていく犯罪があったもので「さらわれてサーカスに売り飛ばされた」などと噂したものです。しかし中国では今でも平気で子どもをさらって売買することが堂々と行なわれているようです。子どもがいきなり消えてしまうと、拉致を商売とした悪質業者を想定したほうがいいということです。こんな国が日本人を拉致した北朝鮮を諫めることができるなどと誰も思わないでしょう。日本でも中学生が2年間もの長期にわたってマンション内に閉じこめられるという事件がありましたが、中国では記事にならないほど多発していても、もともと言論を統制しているので、何があったか分りにくいのです。
  3. そしてこのマンホール。日本では、あり得ない事ではないとしても、普通は考えられませんが、下水道の中からの高圧力でマンホールのフタがとれてしまい、浸水した道路を通過していた人がいきなり消えてしまうのはマンホールに落ちたということ。中国では、フタが重いためはずれるとは思っていなかったのでしょうが、内部の水圧力が相当大きくなるとは想定していなかったようです。フタがとばされそうになっても簡単にははずれないようにしなければなりません。一方では、必要が生じて何かを工事するときには簡単にはずれるようにしておかねばなりません。こんなことを考えていると結構複雑な仕組みになり、高価になってしまうのですが、中国でそんなことができるとは誰も思いませんね。形だけの近代化がこういうところで化けの皮がはがれると言うことでした。韓国の整形ブームも、似てませんか(笑)。
  4. 中国ではこれとは別に、金属の固まりであるマンホールが、転売目的で盗まれることがあるとのことで、洪水ではなくても足を滑らせた通行人がいきなり消えてしまうらしい。

♪ もぐりたくなりゃ~ まんほ~る~ ♪ 

しかしこの歌については

いくら古いとは言え「もぐりたくなる」」という意味が私にはもうひとつピンときません。「うさばらし」で「もぐりたくなる」のでしょうか(笑)。

まぁいっとき、地下1階のスナックが流行ったことを思いだしますが。


パナマ文書漏えい事件

2016年04月06日 12時08分42秒 | 海外

一昨日〔2016/04/04〕あたりから大きな話題になっているのが「パナマ文書漏えい事件」。

パナマの法律事務所から情報が漏れたとのことで、世界中の富裕有名人が税金逃れに利用していたようです。

誰が告発したのかなど不明な点がまだありますが、先ずは関係先のリンクを紹介しておきます。

これらから分ったことですが、

漏れた経緯や内容が事実なのかどうか、などに関して、世界各国が「調査・捜査」を開始したのに対して

なぜかロシア・中国だけが疑惑を否定した

と、おもしろい対比を見せました。弾圧国家の代表として君臨する

中国は、何か事件が起ると、「調査する」という表明ではなくまだよく分っていない段階なのに、いきなり「否定」する

という特徴をみせています。この声明から私たちは、やはり「中国共産党に不都合な内容なのだな」と直感でき、またまた報道制限を強化するのだろうと理解できるので、とてもありがたいのです(笑)。

いつも疑問に思うことですが

中国では、なぜ「調査せず」に疑惑を否定できるのでしょうね。ただしそんな不可解な「否定」によって、中国共産党にとって痛いところを突かれたということ分ってしまうのは、弾圧国家ならではのことでした。普通の「主権が国民にある国」では、考えられないことですね。
  • 冷凍ギョーザ事件の時も、中国共産党政府は、まだ何も解っていない段階で「日本の流通過程で混入した」と中国工場での犯罪を否定しました。その後、中国工場の従業員を逮捕していますが、それでも謝罪などしません(笑)。
  • 先日中国漁船がアルゼンチン沖で違法操業して撃沈された時も、アルゼンチンが中国へ通報した時、つまりまだはっきりしていない段階で中国共産党政府は、「中国漁船に違法行為はなかったと主張」。遠くにいる中国共産党政府が、何も分っていない段階でなぜ「違法行為はなかった」と言えるのか、その小学生レベルの頭脳を疑ってしまいます。
  • すべて偽りの声明ですから、南沙諸島関係で中国共産党が何を言っても、誰も信用しません。こんな無法国家が今の時代に存在していることが、まだ信じられません。
北朝鮮が「拉致問題で調査する」そぶりを見せて制裁逃れをしながら「調査をやめる口実を探していた」のも悪質ですが、さらにその上をいく中国は、「調査」さえしないですぐに「否定」します

こんな中国が主張する、いかなる声明にも信頼性はないし、何かを「実行する」という約束さえ、どうなるかわからないとみておくのが妥当なところです。中国が北朝鮮制裁に深く参画する、というのにも、必ず「ウラ」がありますから、疑ってかかりましょうね!

パナマの法律事務所からリークされた1100万件の極秘文書から、世界の富豪や権力者が、タックスヘイブンを利用し、富を隠している実体が明らかになりました。

BBCも一部を入手したリーク文書には、法律事務所がクライアントの資金洗浄・制裁逃れ・脱税指南をする方法が書かれています。:BBC ワールド・ニュース NHKBS1 2016/04/04 08:00-


「タックスヘイブン」とは

「租税回避地」のことで、世界中の富豪が、不法に資金を隠し脱税してきたようです。

しかし日本のマスメディアが、なかなかこの事件を取りあげようとしないらしく、私はそこに不気味さを感じます。

これだから、NHKだけ、或いは民放だけ、のニュースに頼っていてはダメなんですね。では海外ニュースを見ていたら安全か、といえばこれまた金融資本が独占する現代では「不都合なニュース」は取りあげないでしょう。

ですから

様々な情報源からニュースを仕入れる必要があるのでしょう。

これは食べ物についても言えることで、いくつか嫌いなものがあるのはいいとしても、余りにも偏食しすぎると危ないのですね。

ある食べ物が、突然高価になるとか、栄養的な問題が判明するとか、天候不順などの理由で獲れない、などの事態が発生しても、代替物(だいたいぶつ)があるというのは、非常に心強いのです。その代替を可能にするためには、極端な偏食はだめなんでしょう。

さて、まだこの文書の全容が明らかになってはいませんが、次のような人たちが関係しているとされています。

  • ロシア大統領プーチンの側近
  • セルゲイ・ロルドゥギン(ロシア人チェリスト:プーチンの友人)
  • 中国国家主席習近平らの親族
  • ウクライナ大統領ポロシェンコ
  • シリア大統領アサドのいとこ
  • リビアの独裁者だった故カダフィ
  • アルゼンチン大統領(2015年12月就任)マクリ
  • サッカーのメッシ
  • アイスランド首相が辞任〔この件で政治家初の失脚
  1. イギリスのすぐ西にある国が「アイルランド(首都:ダブリン)」
  2. もっと北にあってノルウェーの西にある小さな島国が「アイスランド(首都:レイキャヴィーク)」
  3. この国の北西には「グリーンランド(首都:ヌーク)」という氷の島があります。この島での史上最低気温は「マイナス70℃」とのこと。日本はエビなどでお世話になっているようです。
これらに関して特に興味をそそるのが、中国共産党による言論・報道の規制でした。
  • 中国では、通常でも抜け目なくテレビを遮断するチャンスをうかがい、中国共産党に不都合な外国ニュースを放送させないという言論統制・報道規制を普通にやっておりますが
  • 何か事件があれば、この遮断は当然のこと、不都合な報道をさせないよう脅迫するのはもちろんのこと、インターネット上で中国共産党に不都合な検索ができないようにしています。
  • とにかく、弾圧国家「中国」が目立ってしまいます。それでも私は、崩壊寸前中国共産党にさえ栄光あれと祈らずにはいられません。どんなにがんばっても「栄光などあり得ない」と考えるものの・・・・(笑)。