カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

分離独立

2014年09月13日 07時12分14秒 | 海外

分離独立問題といえば、次のようなものがあります。

  • スコットランドの英国からの分離独立・・・・来週2014/09/18投票。
  • カタルーニャのスペインからの分離独立。
  • ウクライナ東部のウクライナからの分離独立〔ロシアが軍事支援。ウクライナ領のクリミアはロシアが2014年に武力併合済み。世界がロシアに制裁を加えつつあります。〕
  • グルジア南オセチアのグルジアからの分離独立〔ロシアが軍事支援し国として承認済みだが事実上ロシアへの併合か。〕
  • 台湾の中国からの完全分離独立・・・・中国は「台湾は中国の一部」と豪語。
  • チベットの中国からの完全分離独立・・・・いま中国が占領中で暴動多発。
  • ウイグルの中国からの完全分離独立・・・・いま中国が占領中で暴動多発。
  • 韓国の中国からの独立・・・・もともと韓国は独立国ではないか、とのご指摘があろうかと思いますが、今ますます中国へ接近中。そのうちに呑み込まれてしまいそうで、1000年以上中国の属国だった朝鮮半島らしさが現れています。とはいえ、もしも、ですが、韓国人が目覚めたなら、中国からの完全独立もあり得る(笑)。

などでしょうか。

こうみると、なんとロシア・中国がらみが多いことか。それだけこれらの国が独善的・独裁的ということですか。

一番近くの問題では、1週間後のスコットランド投票でしょうか。

関連記事は次のようなものです。

日本経済新聞 読売新聞 

 


今一番おもしろい「朝日の謝罪」

2014年09月13日 06時39分19秒 | 社会

朝日新聞吉田と言えば

  • 1983年〔30年以上前〕に出版などで「自分が済州島から強制的に従軍慰安婦を連行した」と証言した「吉田証言」を朝日新聞が報道し、海外でも日本人の残虐性が広まったとされますが、この証言が創作(真っ赤なウソ)だったと判明して、2014年8月に朝日新聞がようやく訂正し、さらに批判を受けて謝罪したもの。しかし間違った記事を発信して30年以上も放置するどころか、追加報道し続けた朝日の責任は重すぎ、世界中に与えた悪影響など知らぬ顔をして、それでも「強制性はあった」とする朝日には納得できない人もいるでしょう。朝日解体論さえ飛び出ていて、それはそれなりに理解できます。
  • 福島原発問題に関して、朝日新聞が故吉田所長の「吉田調書」を曲解して伝えた記事にもあきれました。スクープを狙うのはいいとしても、思いこみで捏造してはいけません。レベルの低さがみられました。

朝日の、この2つの記事訂正・謝罪が最近あったのです。

2件とも、「訂正」が遅すぎ、なおかつ「謝罪」が遅すぎました。

そういえば吉田えりのナックル・ボールも時速80kmくらいと、遅すぎました(笑)。吉田はみな遅すぎかと思うと、レスリングの吉田沙保里(よしださおり)は強すぎ、吉田兼好は「徒然草」というおもしろ過ぎる随筆を残し、吉田兄弟(よしだきょうだい)は津軽三味線の演奏がうますぎる・・・・

 

「吉田証言はでたらめだった」テレ朝・報道ステーションが朝日新聞報道を検証

 テレビ朝日系「報道ステーション」は11日、朝日新聞の謝罪会見を受け、吉田証言や慰安婦問題に関する朝日新聞の報道について検証した。

・・・・

 古舘氏は特集終盤で「クマラスワミ報告に吉田証言が盛り込まれている事実はある。日本国内や韓国、国際社会への影響があった点を考えると、朝日新聞がもっと説明し、きちっと謝ることが大事だ」と述べた。

 番組出演した朝日新聞論説委員の恵村順一郎氏は「朝日新聞の報道に誤りがあり、長く正してこなかったことをおわびしなければならない。同時に、目を背けてはならず、慰安婦問題は消すことのできない歴史の事実」などと述べた。
msn産経ニュース 2014.9.12 08:12

 

もしも朝日新聞が、「慰安婦問題は消すことのできない歴史の事実」なので反日と言われようとも今後も引き続き問題を追及するというのならば、「文化大革命での史上最大の虐殺問題は消すことのできない歴史の事実」なので反中と言われようとも今後も引き続き問題を追及するはず。

しかし日本の新聞社である朝日新聞は、反日本にはなり得ても、反中国にはなり得ず、中国共産党にとって都合の悪い事件については、「今後も引き続き問題を追及」するどころか、この事件に触れることさえしません

これが朝日の二枚舌で、中国共産党そっくりどすなぁ(大笑)。

私は上記テレビ番組を視聴していませんが、Web記事によれば、番組に出演した恵村順一郎は従来の朝日の方針を述べただけで、何も恥じるところはなかったはずです。なぜならば、それが朝日らしいところですから。

 

少し詳しく触れさせていただくならば、朝日にとって「消すことのできない歴史の事実」とは、中国共産党にならって「文化大革命はなかった」とすることであり、したがって「大虐殺などなかった」のであり、現在でも中国人が文化大革命に関して発言したり調べたりすることが禁じられている「歴史的な事実」を報道しないまま、「慰安婦問題は消すことができない歴史的な事実」と言っているから、信用できないのでした。

2回にも渡る遅すぎた謝罪で、少しはまともになると期待しておりましたが、やはり朝日はダメなのでしょうか。

私は決して慰安婦問題が存在しなかったと主張しているのではなく、朝日の二枚舌に疑問を感じているのだけなのです。

一刻も早く朝日新聞が、心を入れ替えて更生し、信頼される立派な報道機関として社会復帰されんことを祈る次第です。それができなければ、朝日は自然崩壊するしかないでしょう。まさに自然崩壊しようとしている中国共産党の運命と重なってみえてきます。

堂々と主張することは主張していいのです。ただ、どこかに不都合なことを決して報道しない、という姿勢を放棄しさえすれば、いいのです。もちろん「どこか」とは、中国共産党などのことを言っておりますが。

 

少し付け加えるならば・・・・ ←まだ言うつもり? しつこいね。

朝日は、別に中国共産党と決別する必要はありません(大笑)。そのような敵か味方かという区分そのものが間違っているのです。

中国共産党が、朝日と決別したいなら、それはそれでいいでしょう。ニユーヨーク・タイムズが、朝日と決別したいなら、それもいでしょう。

中国共産党にとって都合の悪いことを朝日が報道し始めたので北京から追出す、というのなら、それはそれで自分の首を絞めているので、従えばいいでしょう。このとき中国共産党のように捨てゼリフを用意するかどうかは、朝日の決心次第です。

大阪発祥の朝日新聞が、そんな程度の中国共産党と、曾根崎心中(近松門左衛門)しても、誰も同情しませんよ!

 

今回は、対韓国の吉田証言と対中国の文化大革命を、同じ視点から見つめてみました。 

最後に、その他の著名な「吉田」として次を挙げておきます。

吉田茂(総理大臣)、吉田義男(野球)、吉田秀彦(格闘技)、吉田工業(現YKK)、吉田山(よしだやま:京都銀閣寺の真西1kmにある標高105mの独立峰)、吉田拓郎(音楽家)

このような立派な吉田さんが迷惑している「2014年の吉田騒動」でした。