あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

地域医療を守れ

2007年02月08日 | 日々の活動


共産党が「医師不足打開・地域医療守れ」と提案を発表しました。
けさ、県庁へ向かう自家用車のラジオでも報じられていました。

「構造改革」の名で、診療報酬の総額削減、公的病院の統廃合を強行していることが地域医療を崩壊のふちに追い込んでいます。
公的病院への「採算重視」「人件費削減」の押しつけが、病院勤務医リタイアの“引き金”にもなっています。

こうした「医療崩壊」の最大の原因は、「官から民へ」のかけ声で公的保険・公的医療を破壊する政治にあります。
みずからは「政党助成金」という「官」にすっかり依存し、「国営政党化」している政党がこんなことを進めるのですから話になりません。

命の平等を保障し、だれでもが安心してかかれる医療のために、幅広く共同しましょう。


社保学校/「民主党より自民党的」

2007年02月07日 | 日々の活動


浜通り医療生協の「社保学校」があり、「新知事で県政は変わるか?」をテーマに私から50分ほど話をさせていただきました。
「社保」というのは「社会保障」の略で、社会保障の充実を求めるためにみんなで学ぼう、といった趣旨の学習会が「社保学校」です。

談合事件で知事が変わったはずなのに、建設業界からの政治献金は受け続けること、事件の全容解明は「司法が判断するもの」と言ってみずから解明する意志がないことを初議会で答弁している事実を示し、プルサーマルについてもホンネが「推進」であることを知事候補討論会で明らかにしていること、初予算編成も、地元紙に「民主党より自民党的な色合いが強い」(2月6日付け)と評されていることなどを紹介しておきました。

ムダづかいの大型事業を温存したままでは、県民の暮らしと市町村応援に重点を転換しようがありません。
それどころか、現知事を推した民主・社民が県議選で伸びようものなら、彼の姿勢からすれば、談合体質一掃も、原発行政も、後退することは必至です。

東電交渉/懇談

2007年02月06日 | Weblog
「原発の安全性を求める福島県連絡会」の東京電力との交渉に同席しました。
日時をそのたびに決めて定例的に重ねていますが、データ改ざん発表後だけに、いっこうに変わらない隠ぺい体質への疑念は消しようがありません。

温排水データを改ざんする背景にあるものはなんなのか、対応してくれている広報部職員では説明しようがない問題があるような気がしてなりません。

第二原発からいわきへ南下しながら、施設や医院や病院をたずねて懇談しながら家へたどり着きました。



ある施設の近所からの風景と、わが家で咲き始めた名も知らぬ花。


東電データ改ざん申入れ/県予算案/ムダづかい温存

2007年02月05日 | 日々の活動


東京電力によるデータ改ざん問題について、東電、県知事それぞれに「申し入れ」をしました。
東電は、福島市内の原子力・立地本部福島事務所で渉外マネージャーの課長が対応。「県民はもとより国民全体に対する許し難い裏切り行為」ときびしく指摘しました。



県庁では副知事が対応。2002年の東電不正事件から「当事者」としてかかわってきた副知事は、開口一番、「がっかりした」と。
「安全性に問題はない」と繰り返す東電に不快感をにじませました。
また、新潟・柏崎刈羽原発での緊急炉心冷却装置にかかわる改ざんは、安全にかかわる重大問題であり、原発立地県として見逃せないとの認識でした。

きょうは、佐藤雄平知事のもとでの初の予算案が発表されました。
「緊縮予算」と報じられましたが、ムダづかいの大型事業温存はそのままのようであり、これから十分な分析が必要です。

政党「通信簿」/政策買収

2007年02月04日 | 日々の活動


政党「通信簿」をご存知でしょうか。
2004年から日本経団連が政党の政策を評価してつけ始めたものです。
その目的は「企業活動を向上させる環境をつくる」こと。
その内容は「社会保障関係費の抑制」などの「徹底的な歳出削減」、消費税の増税、法人税の減税、ホワイトカラーエグゼンプション(「残業代ゼロ・過労死促進法」)の導入、道州制の導入、自衛隊活動の強化・改憲、などです。

こうした内容で「通信簿」をつけ、企業に都合がいい政策を自民・民主に競争させて企業献金するわけです。
お金で政策を買う仕組みそのものです。
きょう付けの「しんぶん赤旗」の「ここが知りたい特集」に掲載されています。


地区労・連合/救援会/松川資料室

2007年02月03日 | 日々の活動


小名浜の「地区労」と「連合」合同の「小名浜地区新春交歓会」があり、ごあいさつしました。

民主党・社民党・新社会党と共産党がそろってあいさつするめったにない機会です。
私は、安倍首相・御手洗日本経団連会長が、「美しい国」とか「希望の国」とかの美辞麗句で飾らざるをえないこれまでの希望のない、みにくい社会をつくってきた小泉・奥田時代を告発。
「消費税増税」「大企業減税」「改憲」だけがはっきりしている安倍政権に審判を下す年にしようと訴えました。



これに先立ち、日本国民救援会いわき支部大会と、伊部正之福島大学教授による「松川事件から何を学ぶか」の記念講演がありました。
伊部さんは3月で定年退官されますが、「松川資料室」は司法のありかたを含めた民主主義運動の金字塔です。今後のさまざまな分野での活用のためにも、なんとしても引き継いでほしいと思います。

「かけはし」配付

2007年02月02日 | 日々の活動
私の通信「かけはし」と、党地区委員会の県政への見解を示した「いわき市民新報」を組んで、ご近所に配付しました。

きょうの県内は、会津地方や中通り北部は本格的な雪だとか。



いわき地方は、寒気の影響で気温は上がらないものの、おだやかな天候でした。
庭の梅も咲きほこった感じのお宅も。

外に出ているかたも多く、「いつも読ませてもらってますよ」、「あら、本人じゃないの、応援してるよ」、「事務所を開いてがんばってますね」と、みなさんから声をかけられました。


データ改ざん/「地域の将来を真剣に考える時期」

2007年02月01日 | 日々の活動


福島県に原発を立地・営業している東京電力が、25年以上にわたって法定検査データの改ざんや不正行為をしていたことを明らかにしました。

私たち県議団は、1月19日の来年度予算と施策についての知事申入れの中で、「データ改ざんや、あいつぐトラブル隠しや事故・故障の多発は、ハード面・ソフト面両面の老朽化を示すもの」と指摘しました。

佐藤知事は、「東電に対する信頼をまったく損なってしまった」と言い、プルサーマルについては「議論以前の話」とコメントしていますが、当然のことです。

2002年9月、福島県エネルギー政策検討会はその「中間とりまとめ」で、「廃炉を見据えた地域の将来を真剣に考える時期にある」と提起しましたが、いままた、あらためて知事に求められる姿勢だと思います。
もちろん、議員にも、です。