福島県に原発を立地・営業している東京電力が、25年以上にわたって法定検査データの改ざんや不正行為をしていたことを明らかにしました。
私たち県議団は、1月19日の来年度予算と施策についての知事申入れの中で、「データ改ざんや、あいつぐトラブル隠しや事故・故障の多発は、ハード面・ソフト面両面の老朽化を示すもの」と指摘しました。
佐藤知事は、「東電に対する信頼をまったく損なってしまった」と言い、プルサーマルについては「議論以前の話」とコメントしていますが、当然のことです。
2002年9月、福島県エネルギー政策検討会はその「中間とりまとめ」で、「廃炉を見据えた地域の将来を真剣に考える時期にある」と提起しましたが、いままた、あらためて知事に求められる姿勢だと思います。
もちろん、議員にも、です。