あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

意見書案/常任委

2006年10月05日 | 06年9月議会


国へ意見書の提出を求める請願を審議する政務調査審議会で説明にのぞみました。
5つ出ている意見書請願のうち、「消費税の大増税に反対する」、「リハビリテーションの診療報酬制度に関して、調査と改善を求める」、「療養病床の廃止・削減計画の中止と介護保険の充実等を求める」それぞれの意見書案は私が紹介議員。
増税問題では、税金の使い方・集め方両面でのメスを入れればその必要がないこと、リハについてはテレビでも放映され、いのちの尊厳の否定になること、受け皿整備がないままの療養ベッドの削減は「医療難民」「介護難民」を生み出すことなど、簡潔に話しましたが、交渉会派で構成する委員からいっさい質疑はありませんでした。



その後の企画環境常任委員会では生活環境部の審査。写真は議案説明を受けているところ。
私は一般的事項の質疑で、県が慎重姿勢を保ち続けている原発の「維持基準」(健全性評価)の問題で、ひびの発生・進展メカニズムが十分解明されていないこと、検査する専門家を含めた検査精度の問題、そればかりでなく、県自身が「想定外の事象が今後発生する」「点検対象としていなかった個所でのトラブル」などを指摘していることなどをあげ、導入以前の問題山積の状況を示しました。
この件では、自民党が「維持基準の議論を進めたらどうか」と言い始めており、なしくずしに進めさせてはなりません。