Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

弔電

2015年10月18日 10時47分44秒 | Weblog
Bossa Flautas 3人の連名で弔電をお送りさせて頂きましたが、こんな紙切れ1枚で、森昌代さんとご遺族の方とのつながりがすべて終ってしまうのか、と思うと、あまりにも切ない。
 
でももっと切ないのは、喪主がお父様のお名前だった事。親が子を看取る、だなんて・・・
 
どうかご遺族の方には、この度の事が原因で健康を崩されたりするようなことが起こりませんように。

訃報

2015年10月16日 07時56分49秒 | Weblog
昨日(15日)、フルート・カルテット Bossa Flautas として共に音楽活動をした森昌代さんがお亡くなりになりました。
ここ数年、婦人科系のがんを患い、入退院を繰り返されていました。
 
数か月前、たしか3度目の手術をするため入院中の森さんに、私はメールを出しました。
 
「私は、お見舞いに行きません。お見舞い金を送ったりもしません。その代り、良くなったら、快気祝いライヴをやろう!だからステージに立てるようにしっかり治して!」
 
と。
 
彼女はもう、それは、喜んで、喜んで、「私、フルートを吹く意欲は以前とかわっていませんから!」
 
と、とても力強いお返事がきました。
 
こんなにも早く別れがくるなら、やはりあの時お見舞いに行くべきだったのでは、と一瞬思いましたが、「フルートを吹くことが一番の人生の喜び」と公言していた彼女にとっては、「またライヴやろうよ!」の言葉が何よりのお見舞いになっていたであろうと確信しています。
 
謹んでご冥福をお祈りいたします。
 
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お通夜 10月16日(金)18時
告別式 10月17日(土)11時30分
 
会場 ベルコシティーホール尼崎
電話  06-6429-4444
住所 兵庫県尼崎市大西町3-19-10
 
喪主はお父様の森三郎様。お香典はご辞退されるそうです。

アレクサンダーテクニーク個人126回目

2015年10月15日 09時33分23秒 | アレクサンダーテクニーク
受講したのは先週7日。しまった、レッスンレポを書かずにダラダラしていたら、かれこれ1週間が経過してしまった。
 
この日の大きな気づきは、「フルートを吹く時の左親指の事」で、これは復習には時間が必要だな、と思っていたら早1週間。いかんなー
 
あ、ここから先は、多分フルーティスト以外の方には理解されないであろう世界ですので、ごめんなさい。
 
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ロックストロ・ポジションの構えに変えてからというもの、左親指にかかる負担が減ったことはありがたいのだが、なんというか、今度は左親指が軽すぎてしまい、キーを押さえ続けないといけない時に、一瞬パカっと浮いちゃうときが出てきてしまって、どうしたことか、と先生に相談。
 
相談ったって、先生はフルーティストではないので、フルートの運指の説明からきちんとしないとダメよね、と、楽器片手にご説明。
 
私「えっと、左手の親指は、このキー(Bキー)を押さえっぱなしになっていることが多いです。で、たまに指を左側のキー(ブリチアルキー)にスライドさせることもあります。あと、キーから指を離す時もあります。」
 
など、演奏時の左親指の動きの説明をしながら、まじまじと自分の楽器を見て、びっくり。
 
私「あれ?今気づいたんですけど、Bキーのトーンホール(音孔)って、思ったより随分左側(歌口に近い側)にあるんですねえ。」
 
んん?・・・っつーか、私、なんでこんな所に着目してんだろ?と脳みそをぐるりと働かせた。
 
私「あ!分かりました!私って、左親指の真下にトーンホールがあるように思いこんで演奏しているカモ、です。」
 
極端に言うと、まるでリコーダーのように、左親指の腹でBキーのトーンホールをふさいでいる、ようなつもりで音を出していることが多いみたい。
 
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シの穴(笑)って、こんなに歌口に近いトコにあるんだー、知りませんでした!
 
左親指を押すと、その数センチ左にある音孔がふさがれる仕組みかーーーそっか、左親指の役割がクリアに見えた!
 
と思ったら、よい感じにシの音が出せた。左親指の収まりも良くなった。
 
先生「でもやっぱり、(長年の)ポジションを変えるというのは大変なことだと思いますよ」
 
ーはい。わかってます。がっ、指がラクな上、音の鳴りが全然違うし、低音は出しやすい。いいことずくめなのは確証しているので、わたし、もうしばらくこれでがんばりたいと思います。
 
 

昨日は

2015年10月14日 10時00分11秒 | Weblog
「ヴァイオリン二重奏の夕べ」佐藤美代子×三好明子
 
に行って参りました。
 
場所は田園調布の老舗洋菓子店「レピドール」2階喫茶室。
 
わたし、初めて田園調布駅ってトコで下車した。レピドールは、駅から徒歩1分のなだらかな坂の始まりの所に位置する。
 
「この坂をもう少し上っていくと鳩山邸があるそうですよ」と他のお客様に言われ、
 
「へー、ほー、ふーん。」
 
このあたりは多分、最初から高級住宅街を目指して作られたエリアなんじゃないかなあ。駅前がキレイ。普通の駅前と全然違って、小汚い雑居ビルは一切ナシ。駅前ロータリーが公園!みたくなっていて、錦鯉や金魚が泳いでたりしてびっくりしたわ。コイ盗むような住人は、この辺りにはいないんだろうね(笑)
 
**
 
佐藤美代子氏は、元フェリス音大教授、三好明子氏は、元日本フィルの奏者、というお二人のDuoコンサート。佐藤氏は、フランス、イギリスなど海外で活躍する日本人ソリストの先駆けのような存在のお方。レピドールのパティシエさんとは、かつてパリでお知り合いになられたそうです。
 
お二人のエネルギッシュで、いまだヴァイオリンへの情熱があふれ出てくる演奏を聴いて、自分の将来のことをイメージ。
 
最近わたし、「自分はあと何年くらい、演奏活動できるかなあ。」と、「引き際どうする問題」が脳裏をよぎることがあるんです。
 
ヴァイオリンの方が、フルートよりは長く出来る要素があるのかなあ、管楽器はブレスがあるからね。年齢と共に、どうしてもブレスが浅くなる、という話をよく耳にするし・・・
 
とか、色々考えてしまった。
 
まあ、どの道、「ひとつひとつの本番を大切に。その時その瞬間出来ることをやっていく」、っていう事しかないのですが。
 
ということで、私も次のLIVE目指して頑張ろう、と思えるような大きなパワーを頂きました。
 

きょうは

2015年10月13日 09時13分46秒 | Weblog
今日はこれからヴァイオリンDuoの演奏を聴きに田園調布までお出かけ。
 
芸術の秋ですな。
 
前にも書きましたが、私、クラシック音楽に関しては、自らの演奏を止めた今の方が、リスナーとして純粋に楽しめるようになったんです。
 
あと、楽曲のアレンジをするようになった今は、多少ですが、編曲者の目線から聴けるようになってきた。
 
耳も成長するもんなんですね。いってきまーす!
 

昨日は

2015年10月12日 13時34分05秒 | Weblog
浅草「アサヒアートスクエア」へ、松井氏が所属するスティールパン・バンドのライヴを聴きに行ってきました。
 
私がこのバンドの演奏を拝聴したのは、2年半前。同会場だけど、今回はステージ配置が違います、と言われ、それなりの覚悟(だって、楽器の山と黒山の人だかりがすごいんだもん)を持って出かけたつもりだが、入場したら、思わず声を上げてしまった!
 
なんじゃ、こりゃーーー!
 
パンの山。お客さん席は山のふもとを取り囲むように、どこに座っても立っても、移動しても良いようになっている。
 
「しまった!松井さんのパン、どれだ?」
 
ということで、松井のパン探し(笑)。先日ご一緒したスペースDoの公演で使用したパンは、「テナーパン」と言って、高音メロディを担当する、言ってみたら基本のパン。このバンドの指導もしている松井氏は、きっと普通のパンでの参加ではなく、特殊パンを弾くに違いない、ということで、並パン(笑)以外のパンに目星をつけて探す。
 
怪しいパンが3種類。会場右手奥に1セット、会場左手奥に2セット。
 
ダーリン大久保「右手は、パーカッションとか他の楽器もあるし、この位置に松井さんが立つことはないんじゃない?」
 
ということで、消え、とりあえず左手側に進むことに。
 
私「怪しいパンだらけだけど、マレット入れの袋がかわいかったり、スタンドにシールを貼ってデコってるやつは、違う気がする。きっと松井さんはシンプルにしてる気がする。」
 
ダーリン大久保「じゃあ、これじゃない?!」
 
私「えー?ちょっと、これは、シンプル過ぎるなあ・・・パンを吊るす結束バンドが、男の子っぽいよ。その奥のスタンドが黒いやつじゃないかなあ?・・あ、でもスタンド黒かったかなあ?」
 
「男の子っぽいパン」と「スタンド黒パン」は隣り合った位置にあったため、とりあえず、この2種のパンが良く見える位置に座っとくか、と、席を決める。
 
席決めるのに10分くらいかかっちゃった(笑)
 
ドキドキ出演者入場時間。なんと松井氏は「男の子っぽいパン」の前に立った!!
 
ダーリン大久保「ほらーーーーっ!!(超ドヤ顔)」
 
松井氏に聞いたら、このパンは、最近新しく買った「チェロパン」なんだそうです。今まで所有していた「チェロパン」は、バンド内の方に売って、それは右手側にあったそうで。
 
**
 
2時から約2時間半、超~大盛り上がり(大盛況おめでとうございます!)で、終わって会場を出たら、まだ夕暮れ時。まだライトアップされていないスカイツリーがクッキリと見えた。
 
 
 

あしたは

2015年10月10日 23時10分38秒 | Weblog
明日(11日)は、先日のライヴでご一緒した松井氏が所属するスティールパン・オーケストラの演奏を聞きに、浅草までお出かけする予定。お昼2時からの公演なので、早く寝なきゃ。
松井氏曰く、今回はステージが会場の真ん中!で、客席はステージの周りを360度取り囲むように設置されているらしい。
 
すごいな。尋常じゃないステージ配置だけど、あの楽器ならではだよな。だって真正面から見ても、なにやってんだか?焼きそばでもかき回してる?(笑)って風にしか見えないからね。
 
いってきまーす!

THE FLUTE Vol.147

2015年10月09日 10時07分56秒 | Weblog
THE FLUTE Vol.147 (12月号)が届きました。正式発売日は明日(10日)ですが、ちょっと早めに手元に届いてうれしい。
表紙はグラーフ氏。そして、表紙をめくった巻頭ページ「リレーエッセイ」に登場したのは、マレーシアン・フィルハーモニック・オーケストラの副主席フルート奏者、山本裕香子氏!!!
 
ゆかちゃんは、トレヴァー・ワイ先生のスタジオで一期下にあたる後輩。今では年賀状のやり取りくらいしかしていないので、THE FLUTE の誌面上でお目にかかれるのは大変うれしい。
 
しかし、初めて知った、彼女の入団秘話!
 
よくジャニーズタレントで、「自分はアイドルとかそういうの、全く興味なかったんだけど、姉キ(とか友達)に勝手に申し込まれた事がきっかけで・・・」とか言ってる子いるけど、まさにそんな感じのノリで(笑)
 
見事副主席奏者として入団して、オーボエ奏者のパートナーも得てしまい、マレーシア生活が早18年とは・・・・・
 
あと、ちょいびっくりしたのが、「マレーシア・フィル」じゃなくて、「マレーシアン・フィル(Malaysian Philharmonic Orchestra)」だったのか・・・知りませんでした。
 
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連載「大久保はるかのボサノヴァレッスン」は42P.から4ページ載っています。「オルフェのサンバ」大久保渾身の書きリブ譜で御座います。見てね~あ、見るだけじゃダメよ~買ってね~

LIVEレポート

2015年10月08日 10時41分25秒 | Weblog
2015.10.3.スペースDoで行われた The Bossa Nova Quintet LIVE のセットリストです。
 
1.  Muito A Vontade
2. Wave
3. Sambou Sambou
4. Receita De Samba (feat. Haruka Okubo)
5. O Amor E A Rosa
6. Under The Sea
 
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7. The Red Blouse
8. Aguas De Marco
9. Fly Me To The Moon (feat. Natsuko Matsui)
10. Batida Diferente (feat. Noriko Fukuda)
11. Mas Que Nada
12. Garota De Ipanema
 
アンコール
13. Rain-O-Rama
14. So Danco Samba
 
このバンド編成(フルート2本+スティールパン+ギター+パーカッション)でしかやらない曲、というか、やりたくならない曲が多い。スティールパンの曲である6.13.はもとより、ブラジルの曲1.5.は、何故か他の時にやりたくならない。なんというか、自分の中で曲のイメージがThe bossa Nova Quintet 用にアレンジしたもので出来上がってしまっていて、「他のバージョンはやだーっ」みたいになっちゃっている。
 
M様より写真と動画を沢山撮って頂きました。大変ありがとうございます。素晴らしいショットの数々。本当はぜーんぶ掲載したい位なのですが、コピペ問題等、何かとうるさい昨今。悩みに悩んだ末、今回は演奏中の写真1枚の掲載にします。
 
せっかくなので、バスフルートをかかげ、がんばるチビ女子2人とみんなの画像にしました。スティールパン松井氏には「楽器を演奏しながら筋トレをしているようにも見えます」と言われました(笑)
 
次回スペースDoでのLIVEは、2017年!!!4~6月に開催の「DACワールド管楽器フェア」にかけ合わせて行う予定です。2017年4月???・・・・って、キリンの首より首を長くして待たないといけないカモ、ですが、皆様のまたのご来場をお待ちしております。