以前から気になっていたこちら。
東直門内大街9号
番地の“9”(発音はjiu)と“酒”(発音はこれまたjiu)をかけた店名なのかな。
入り口では黒いスーツのお姉さんが出迎えてくれまして、一歩店に入ると。
なんだかデカいビール映像が私たちを迎えてくれました。
一見、これまで海外の旅行先で訪れたビールBARっぽい雰囲気ですが。
至る所に漢字があるのがいかにも中国。
それでは、店内をざっとご紹介。
壁にはビールタンクなどビールがらみの可愛い画もあれば。
きらっきらの照明も。
キラキラゲートをくぐったその先は。
トイレだ!
壁の電球がカラフル。かわいい。
ビール様。
薄暗い店内なので、一瞬、仏さまに見えて拝みそうになった。
麦芽かな?
大きなテレビ。 この日はテニスが流れていたけど、だ~れも見てへんかったな・・・。
さて。
来る前に食事は済ませていたので、ビールだけ。
何がおすすめ?と聞いたところ、勧められたのは。
飲み比べかいっ!!!
どれも美味で一個に絞れないというのですね。
それは楽しみ。
いただきま~す!
肝心のお味は・・・?
・・・・・びみょうやな。
まず何より、一番右の黒ビール。 もともと炭酸控えめの黒ビールとは言え、あまりにゆるゆる。
他のビールも、あろうことか冷えが足りない。
ぬるいって、どういうこっちゃ。
美味しいと思ったのは、偶然にも。
夫が注文したこの1種類だけ。
さらに・・・。
私たちが座ったテーブルの奥では男性が静かに飲んでいたのだけど、問題は隣りのテーブル。
見たところ、大学生のグループっぽいのだけど、まぁみなさん。
声がでかい!!!
もう、わちゃわちゃ、大騒ぎ。
(・・・に見えるけど、実は普通に飲んでしゃべってるだけ)
思わず夫と。
「これ、初めて中国に来た人が遭遇したら、ちょっとびっくりする声の大きさやんね・・・」
ほんま、喧嘩してるレベルの大騒ぎ。
そこそこ長く中国に住んでるけど、今だになぜ中国の人がここまで声が大きいのか理解できない。
うるさいのが嫌というのではありません。
ただ純粋に、なぜそれだけ大きい声が出せるのか? それが疑問。
あんたら「舞台俳優かっ!?」というくらいのお腹からの声が数人集まるだけで、日本人の声では束でかかってもかなわない。
発声の仕組みがそもそも違うんやろか?
ま、そういうわけで、テーブル越しにもかかわらず怒鳴り合うかのようにしゃべらないと会話にならない私たち。
このままではあっという間に声が枯れてしまうので、そそくさと退散しましょう。
10年前の北京にこの店があったら大喜びだったかもしれないけど、進化し続ける北京では美味しい地ビールがあちこちで飲めるわけでして、そうなると敢えてこの店に再訪は・・・どうかな~?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます